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私の最高の相棒chattea(携帯用茶こし器)

    1.chatteaとの出会い

    この4年間、平日は毎日私と一緒に出勤している相棒がいる。それはペットボトル用携帯茶こし器のchatteaだ。

    chatteaとの出会いは偶然だった。2022年のゴールデンウィークに日暮里に遊びに行った。当時会社が上野に移転して数年経ち、下町の面白さに魅せられていた。谷中銀座を散策していて老舗のお茶屋さんに立ち寄った。色々物色していたらカウンターに置かれていたのがchatteaだった。説明文のポップがあり読んでみると、ペットボトルに茶葉を入れて10回振るだけ!!とある。メイドインジャパンでインバウンドにも対応しているらしく英語表記も入っている。えー面白いし、すごいエコ!それにものすごく安い!とてもかわいいカラフルなイラスト入りのパッケージに入って色も6色あり、非常に画期的な商品に思えたが、値段はなんと税込みで253円だ。迷うような金額ではない。
書いてある言葉が私には全てが度直球で響いた。「急須がなくてもいつでも本格的なお茶が飲める」「地球にやさしくペットボトルを大切に!」私のためにあるような商品だと思った。

    当時の私は茶葉を買っては賞味期限までに使い切れず、泣く泣く捨てるのが毎度の事だった。お茶は好きだが急須で入れるのが面倒で、洗い物も増やしたくなくてどうしても出番が減ってしまう。でもエコと節約の精神が強くペットボトルのお茶を買うのも嫌だった。急須と茶葉があり、自分でお茶が作れるとわかっているのにわざわざペットボトルのお茶を買った上に、ボトルをプラのゴミとして出すことにとても抵抗があった。結果的にお茶を飲む機会は少なくなっていた。

    その両方を解決してくれるのが、まさにこれだ。私の中で素晴らし過ぎると言う盛大なファンファーレが鳴っていた。連れもとても気に入り、2人共好きな色を一つ購入することにした。

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    カラフルでかわいらしいパッケージ

    2.感動したお茶の美味しさ

    それからchatteaでお茶を飲む生活が始まった。NHKの「ためしてガッテン」で茶葉は冷たい水で出した方がまろやかで美味しくなると見たことがあり実践したいと思っていたので、やっと使えると嬉しくなった。夜のうちにペットボトルに白湯を七分目まで入れて冷蔵庫で冷やしておき、朝に茶葉と残りの白湯を入れて昼まで約5時間かけて出すというやり方にした。

    さて、どんな感じかな〜?とGW明けの会社の昼休みに初めてchatteaボトルのお茶を口にしてみて、一口飲んで驚いた。これがいつものスーパーの安い茶葉?明らかに美味しく飲みやすいのだ。本当にゴクゴク飲んでしまう。ペットボトルのお茶と遜色ないどころかもっと美味しく感じる。
それはとても安くできてペットボトルのゴミも出さないという心理も影響していたかもしれないが、それがなかったとしてもとても飲みやすくて美味しかった。

    そして茶こし機能が素晴らしく、注ぐと茶葉は全く出てこない。もしこれがボトルの飲み口だけについている茶こしだったら、茶葉が溜まってお茶を注ぐのがたいへんなのではないかと想像できる。でも茶こしが棒状になっていてある程度の長さがあるので、茶葉は一ヶ所に溜まったりしない。おそらく穴の大きさや数、長さなどが計算しつくされているのではないかと思う。この製作秘話があればぜひ知りたいなと思った。

最初の出会いの感動をさらに上廻る、この日の感動だった。

    3.大活躍のchattea

    2022年の5月に出会ったchatteaは、その時期も運命的だったと言える。

20年3月から22年の2月までの約2年間、私の会社はコロナの影響により在宅勤務を実施していた。出社するのは多くて週に2回と、その快適さにすっかり慣れてこれがずっと続けばいいのにと思っていた。

しかし会社の方針で3月から出社となり、満員電車での辛い通勤生活が再開したのだ。またこの生活に戻るのかと信じられないような気持ちで、たいへん落胆してとても憂鬱だった。その直後にchatteaと言う強い味方が現れたのである。
コロナのためそれまで毎日行っていた社員食堂はなくなってしまい、社内でのお弁当生活となった私に、chatteaは毎日寄り添ってくれた。外食をする日もあったが、そんな日も持参して午後の勤務中にデスクでお茶を堪能した。

    それから4年間、私はchatteaを使い続けている。帰りが遅くなった日も必ずいつもの手順でchatteaを洗い、白湯を用意して、翌朝茶葉を入れたペットボトルに装着する。そしてお昼に丁度いいお茶が出来上がるのだ。私は550mlのペットボトルを使っている。これは午後の勤務中までたっぷり楽しめる絶妙なサイズだ。

こんなにエコで美味しい生活が毎日できるのである。この4年間の私の健康を支えてくれたとも思う。そしてなんとも素晴らしいのが、全く劣化していないのだ。使い始めた時と全く変わらずきれいなまま、買い替えもせずに初代を使い続けている。

    4.chatteaの活用術

    一緒に購入した連れであるが、彼女は茶葉を使い切って使用をやめてしまった。決して商品が良くなかった訳ではなく、会社で無料のお茶が飲めたのだ。

    chatteaは状況の違いで向き不向きがあるかもしれないが、一番のハードルは毎日洗うということではないだろうか。
飲み終わったペットボトルの中には、ふやけた茶葉がたくさん残っていて、茶こし部分にも茶葉がかなり付いている。これを洗うのが面倒そうだなと初日の帰宅後にまず思った。どちらも水ですすいだだけでは完全には取れずに残ってしまう。初日は丁度いい大きさや長さのブラシが手持ちになく、試行錯誤で洗ってみた。でもこれは適切な道具があれば解決できるだろうと思ったので、翌日100円ショップに行ってみた。

    100円ショップのブラシコーナーには、本当にたくさんの様々な目的のブラシが並んでいる。私は茶こし部分を洗う毛足の長い硬めの小さい3本セットのブラシと、ペットボトルを洗うスポンジタイプのブラシを購入した。早速試してみると、この2種類があれば完全にきれいに洗えるとわかった。このようなタイプのブラシはどこの100円ショップにもあると思う。出費はたったの合計220円だ。そしてchatteaは食洗機OKなので、これも組み合わせれば全く苦にならず、ラクに使い続けられるだろう。

    5.適したペットボトルは?

    chatteaを使い始めて最初の2年くらいは何の疑問もなくお茶のペットボトルを使用していた。なるべく凹凸のないボトルを選んでいたが、お茶のボトルは意外と凸凹のあるデザインが多く、実はchatteaを洗うよりボトルを洗う方が面倒だった。

    ある日お茶を作るからといってお茶のボトルである必要はないのでは?と気がついた。そこでスーパーに適したペットボトルを探しに行った。ミネラルウォーターのボトルを中心によく観察したところある発見をした。炭酸水のボトルは底はデコボコしているが、表面には全く模様がなくつるんとしているのだ。そして割と硬めでしっかりしている。これはいいかもと試してみることにした。

    帰宅してネット検索してみたところ、炭酸ボトルは炭酸ガスによる内側からの圧力に耐え、圧力を均一に受けるため、つるっとした円筒形で作られているとのこと。また柔らかいとガスが抜けてしまうため、一定の厚みを持たせている。底が「ペタロイド(花弁)形状」という5つの突起がある特殊な形状で、強度を高めているそうだ。

    これは希望通りのボトルではないか!実際に使用してみたところ、つるんとしていて茶葉は全く引っかからず、すすぐだけできれいになる。ブラシで洗うのは週に1回程度で十分だ。そして強度があるので安心して持ち歩けるし長く使えそうだ。実際その後約一年以上このボトルを使い続けている。
    この私の経験から、chatteaの使用には炭酸のボトルがかなり適しているのではないかと思う。

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    水出し中のchatteaボトル

    6.多様な楽しみ方

    chatteaは日本茶だけにとどまらず色々違う種類のお茶も楽しめる。紅茶や烏龍茶の茶葉はそのまま同じ様に使えるし、ティーパックや麦茶のパックにも適している。パックをボトルに押し込んで冷水から出すととても美味しく出来上がる。そしてchatteaがあると注ぐ時に茶こしに長さがあるので、パックが邪魔をせず最後の一滴までラクにお茶を注げるのだ。ここでも茶こしの形状がとても効果的に機能して、本当に感心してしまった。こんなちょっとした発見がとても嬉しかった。

私はパンの時は紅茶、夏は麦茶など、気分や季節によってお茶の種類を変えてchatteaを使っている。

    7.驚きのコストパフォーマンス

    chatteaのコスパがどのくらいなのか計算してみた。
私が愛用しているスーパーで買えるごく標準的な日本茶の茶葉を150gで大体800円とすると、湯呑120mlに使う約2.5gの茶葉代は13円位になる。これを550mlのペットボトル分に換算すると約60円となるが、私は湯呑で飲む時の2倍ほどの茶葉でペットボトル1本分を作れているので、26円で計算してみる。実際はそこに水道代と白湯を作るガス代が上乗せされるが、それは日割り計算が難しいので、参考値として省かせていただく。

    ペットボトルのお茶を買う場合、コンビニやスーパーで平均約100円とすると、74円が浮くことになる。これを1ヶ月の平日を22日として計算すると、1,628円になる。少し贅沢な外食のランチ代になりそうだ。これが1年だと19,536円、私は丸4年使っているのでなんと78,144円を節約できたことになる。ちょっとした旅行、贅沢な買い物もできる金額だ。この一部を日々使う茶葉のグレードアップにすることもできそうだ。
chatteaの初期費用は253円なので、わずか4日ほどで元が取れてしまう計算だ。もっと安い茶葉を使えばさらに効果が出るだろう。圧倒的なコストパフォーマンスと言えると思う。

    そして茶葉を捨てて洗う手間は増えるが、ペットボトルのラベルを剥がしてつぶして捨てる日々の手間からは、完全に解放される。もしこの期間にお茶のペットボトルを買っていたとしたら、1ヵ月に20本で計算してみると、
20本×12ヶ月×4年=960本ものペットボトルをプラのゴミとして出していたことになる。
その山のようなつぶしたペットボトルを思い浮かべると、本当にchatteaに出会ってよかったと、改めて思うのだ。

    8.超かわいいchattea侍

    chatteaを大好きになってしまうとてもかわいい存在がある。それがchatteaのキャラクターの『chattea侍(チャッティーザムライ)』だ。

鎧兜の出立ちで兜にはchatteaの文字が入っている。黄緑色のchatteaを刀のように持って振り回している。その姿と動きがめちゃくちゃかわいいのだ。茶こしを刀にするなんて、なんて素晴らしい発想なんだろう。外国人にも絶対にウケると思う。
    ぜひ工房カワイさんの公式ページを見ていただきたい。この子を知るとより愛着が湧いて、使い続けることができると思う。

    9.「何それ?」から始まるエコ話し

    chatteaを社内で持ち歩いていると周りの人の反応がとても面白い。ほぼ全員が「何それ⁈」というギョとしたような反応だ。みな初めて見るのだからもっともだ。私はchatteaの仕組みを説明して、とてもエコで茶葉を有効に使える素晴らしさをアピールする。興味を示してくれた人には、さらにどんなに美味しくて節約できるかも力説してみるのだ。反応のいい人だとその場でネット検索してくれたりする。

    どの状態を見るかでも反応が分かれる。まだ飲む前のお茶の底に茶葉が沈んでいる状態だと、それ程のインパクトはない。でもある日私の席の後ろを通りがかった部長に「それマリモ?」と聞かれてしまった。緑色のお茶の底に茶葉が沈んでいる絵面は、確かにマリモっぽく見えるなと笑ってしまった。
    
飲みかけや飲み終わりの状態だとかなりビックリされる。飲み口近くの茶こしの上部に茶葉がかたまっているのは、普通のペットボトルではありえない図だ。なるべくその状態にならないようにボトルを振って茶葉を下に落とす様にしている。それでもかなり不思議なペットボトルにはなっている。

    10.chattea仲間に出会える日を願って

    chatteaの素晴らしさを知って欲しくて、見込みのありそうな人には自分から教えに行き、興味を示して聞いてきてくれる人がいたら、チャンス到来!とばかりに説明していた。

そんな草の根運動を地道にしていたが、その中で実際に使ってくれる人は残念ながらいなかった。それならばと見込みがありそうなグループの女子会で皆に説明してプレゼントしてみた事がある。しかし使ってるよと連絡をくれた人は一人もいないので、多分誰も使っていないと思われる。私の説明が下手で伝わらないのか、どう話せば伝わるのか…試行錯誤してみたがなかなか上手くいかなかった。本当にいいと思っているのに、必ずしも人に伝わるわけではない…そんなもどかしさを感じていた。

    ある日ランチを一緒にしている女友達に、お茶を飲みながら改めてどんなに便利でお得かを話していた。彼女には使い始めの4年前に既に説明済みで、毎日目の前でchatteaボトルのお茶を飲んでいるのだが、未だ使ってもらえてはいない。
「お茶っ葉を無駄にしないで、水も買わずに沸騰させた白湯を使って、ペットボトルも一年間買わずに使いまわせる上に、買ったペットボトルのお茶より美味しい位なんてすごくない?本当にいいんだ」と話しながら、すごい熱量で話している自分にハッと気がついた。

    私なんでこんなに熱く語ってるんだろう?話しながら分析してみた。私が普段から実行しているエコと節約の気持ちに、ものすごく最高にマッチしているんだなと思った。そしてこんな熱量で語れるという事は、本気でいいと思っている証拠だなと。本気レベルの度合いが相当高くないと、ここまで語る事はできないと感じたのだ。それも話せば話すほどエネルギーが湧いてくる正真正銘の本気度だ。自分でも意外なほどだった。そしてchatteaがさらに大好きになっているのを実感してしまった。

    この気持ちをちゃんと伝えたい。もっと多くの人にこの素晴らしさを伝えて、実際に使ってみて欲しい。そう思ってこのエッセイを書いてみた。

私が大好きなのは、手間とお金をかけずに、楽しくエコと節約を実践することだ。それをこんなに簡単に実現してくれるchatteaは、なんて素晴らしいんだろう。しかも使い始めた日からこの4年間、ずっとその気持ちが持続するどころか、日増しに大きくなり愛着が湧いてくる。そんな道具ってなかなかないと思うのだ。

    毎日お茶を飲むたびに茶葉を無駄なくお得に使っている感動があり、洗うたびにペットボトルのゴミを出さない喜びを感じ続けることができる。こんなに手頃な楽しいエコ活を、世界中の人に知ってもらいたいと願っている。

    今日も私は最高の相棒chatteaと歩いている。いつか街中で、同じボトルを持つ仲間に出会えたら最高に嬉しいと思う。そんな日が訪れるのを、本当に楽しみにしている。

    工房カワイさんの公式ページはこちらです。


    #創作大賞2026   #エッセイ部門 #chattea

     
     
    yokoism(ヨーコイズム)日々の暮らしと私の視点 日々の暮らしの中で見つけた、私なりの視点を 綴っています。 Documenting the simple joys and unique perspectives found in my daily life.

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