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― 2026年7月4日 ―「迷いも、癒やしも、未来への一歩に変わった日 」

    #創作大賞2026 #エッセイ部門

    2026年7月4日。


    朝、スムースチワワのティファニーと一緒に石ヶ瀬川沿いを歩いた。穏やかな散歩になるはずだったが、その景色の中には少し気になる光景があった。


    JAFの車が停まり、誰かと話をしている。そのまま歩いていくと、川の中央付近にはトランクを開けたままの車が取り残されているように見えた。


    「何かあったのだろうか。」


    気にはなる。しかし、自分には状況が分からず、どう動けばいいのかも分からない。助けたい気持ちはあっても、何が正解なのか判断できず、胸の中に小さなもやもやだけを残して歩き続けた。


    そんな曇った気持ちを晴らしてくれたのは、ティファニーだった。


    散歩の途中で何人もの人が「可愛いですね」と笑顔で声を掛けてくれる。そのたびにティファニーは愛らしい姿を見せ、私まで誇らしい気持ちになった。


    そのままお墓参りを済ませ、ご先祖様へ静かに手を合わせた。


    帰宅してティファニーの足を拭いた後、何気なく「めぐみの湯」のチケットを確認すると、有効期限が7月8日(水)までの無料入浴券が残っていることに気付いた。


    しかも、新しいチケットから使ってしまっていたことが判明した。


    「しまった……。」


    頭の中で予定を何度も組み直す。


    月曜日は夜勤前に両親との食事。火曜日は夜勤明けで体力的に厳しい。水曜日も疲れが残っているはず。


    考えた末にたどり着いた答えは、ただ一つだった。


    「今日、行こう。」


    ゆっくり支度を整え、途中でスギ薬局へ立ち寄って買い物を済ませ、「めぐみの湯」へ向かった。


    受付を済ませ、熱気に包まれたサウナへ入ると、長いCMが終わった直後で「吉本新喜劇」が始まったばかりだった。


    久しぶりに見る新喜劇はやはり面白い。


    「あばれる君にそっくりな人がいる。」


    そんなことを思いながら笑っているうちに、体は限界まで温まり、水風呂へ飛び込む。全身を駆け抜ける冷たさの後には、外気浴が待っている。風に身を委ねる時間は、何にも代えがたい贅沢だった。


    体が落ち着いたところで、再びサウナへ。


    今度はSnow Manの番組で、NiziUと&TEAMが、米津玄師さんによる劇場版『チェンソーマン レゼ篇』主題歌「IRIS OUT」のダンスコピー対決をしていた。


    画面越しでも伝わるNiziUの息の合ったダンスと表現力。その完成度の高さに思わず見入ってしまい、「やっぱりすごいな」と素直に感動した。


    再び水風呂、そして外気浴。


    最後は低温炭酸風呂で体をゆっくり温め、洗体を済ませて「めぐみの湯」を後にした頃には、朝から心に残っていたもやもやも、湯気と一緒にどこかへ消えていた。


    帰宅後は、タロット用のポスター作りを始めようとA3サイズのラミネート用紙を広げ、「タロット」の文字を書いてみた。


    しかし、思い描いていた雰囲気にはまだ遠い。


    背景が少し寂しく感じたため、カーマホームセンターでカッティングシートを購入し、帰りにヤマナカでお弁当を買って帰宅した。


    ポスターの完成は、もう少し先になりそうだ。


    それでも焦る必要はない。


    朝は答えの出ない出来事に心が揺れ、昼は小さな判断に悩み、夕方にはサウナで心と体を整え、夜は未来へ向けた新しい作品づくりを始める。


    今日という一日は、迷いと癒やし、そして新しい一歩が静かに重なり合った、忘れたくない一日となった。

     
     
    数秘術、手相、オーラ鑑定を用いてお一人おひとりの本質を深く読み解き、タロットリーディングで具体的かつ的確なアドバイスをお伝えします。さらに、ご希望に応じて対面または遠隔でレイキヒーリングも提供しています。

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