
井川寸又峡周遊きっぷで行く 大井川鐵道井川線 ホーム測定旅日記day2(大井川鐵道の旅③/全3回)
どうも。メリ夫です。
大井川鐵道のホーム測定の3日目。
井川線調査の後編になります。
前回までの記録はこちら。
全体計画はこちら。
メリ夫さんはいつも列車の車両がいっぱい連結されていれば良いのにと思った結果、駅のホームの長さが何両分あるか気になって色々な駅に行くたびに駅のホームの長さを測っています。
過去の旅日記はこちら。
本日は、前日から泊まっている接岨峡温泉森林露天風呂からのスタート。
7時に朝風呂をいただいた後、朝ご飯を頂きます。

鮎の甘露煮をはじめ、ご飯の友オールスターで元気をチャージしていきます。
10時にチェックアウトして、まずは接岨峡温泉駅へ。
始業時点検を外から見学した後、改札を済ませてホームの長さを測定。


現在、井川線5便中3便はここ接岨峡温泉駅で千頭方面に折り返す運用となっているため、ちゃんと列車全体にホームがかかっています。
そして接岨峡温泉駅から井川行きの始発便に乗って、ついに接岨峡温泉駅の一駅先、本州一の秘境駅尾盛駅に突入!

降りるときも駅員さんと車掌さんから「降りるんですか?熊出ますよ?」と念を押されるような駅です。
同便で降りたのは私ともう一人絵描きのお兄さんの他は、中部電力の職員の方のみ。
仕事で秘境に降ろされてしまう中部電力の職員さんには頭が下がります。

これをホームと言っていいのか…?
ホームは一応あるけれどもはや機能していません。
長さが足りませんし、木で囲って中に砕石が敷いてあるだけですから地面のコンディションもホームの外のバラスト部分と大差ありません。
今回降りるときも結局ホームの外のバラスト部分に降り立ったので、もう関係ないわけです。
降り立ってから次が来るまで約2時間。
周囲を散策するのもあまり遠くには行けず、結局旧ホームの上にあるプレハブ小屋でしばらく過ごすことに。
もうすぐ13時というところでようやく井川から列車が帰ってきました。
これに乗って次の駅、ひらんだ駅へ。

だんだん駅のホームのパターンも見えてきました。
川辺の、そのままでは降り立てるような場所が取れないような駅ではホームをちゃんと作ってあるのですが、
そうでない、地上駅で周囲に降り立っても安全上問題ないような駅は長さが足りないままで放置してあるようなのです。
該当する駅(川根両国~川根小山の4駅・尾盛駅)は7月からは一部列車が通過するのですが、この事実を考慮すると色々と分かってきますね。
私のように覚悟が決まった人以外降りない駅であれば、その降りる数人が怪我をしなければいいので、そこまでコストをかけることもないわけです。
ひらんだ駅の測定を終えると、数分もしないうちに反対方向の接岨峡温泉行きの列車がやってきました。
この列車で隣の奥大井湖上駅へ。

奥大井湖上駅は接岨湖の真ん中にできた駅で、ホームの一部は湖上にせり出しています。
その立地から観光客には人気の駅です。
本来の計画ではこの駅に併設されたカフェで2時間のんびりしてから千頭行き列車で次の長島ダム駅に行く予定だったのですが。
昨日川根両国駅のデータを消失させてしまったためもう一度行かないといけなくなってしまいました。
仕方ない、歩くか…
奥大井湖上駅から長島ダム駅まで約70分。
距離にして約4kmの長距離徒歩移動ですが…。
やるしかない!

googleマップは約50分と言っているが、
湖上駅から対岸の駐車場までもだいぶ歩く
まずは駅から脱出するために奥大井レインボーブリッジを渡ります。


しかし。
対岸にたどり着いた瞬間立ちはだかる急階段。

心臓破りの急階段!
これを上れというのか…。
しかし登り切った先にはこの絶景!

いやー、すごい、すごいんだけど、疲れた…。
でも私が目指すのは長島ダム駅。
まだ3km以上歩かないといけない…。
というわけで引き続き歩を進めます。


奥大井接岨湖カヌー競技場=ひらんだ駅

下りで早くから出口が見えている状態で歩いているから精神的に問題なく歩けていましたが、これが登りだと厳しかったかも…。
やっと着いた!長島ダム駅!


長島ダム駅のホームを測定したら列車がやってきました。
予定では16:16発に乗る予定でしたが、1本前の15:37発に乗れました!

ここでは
接岨峡温泉方面行き列車入線
千頭方面行き列車入線
接岨峡温泉方面行き列車のアプト機関車解放
接岨峡温泉方面行き列車出発
千頭方面行き列車にアプト機関車連結
千頭方面行き列車出発
という流れになります。

アプト機関車を連結した列車はアプトいちしろ駅まで90パーミルもの急勾配をゆっくり下っていきます。
普通の鉄道だと35パーミルが限界ですので、その3倍の急勾配です。
それを克服するためにここではアプト式という、機関車の歯車と軌道に設置したギザギザのラックレールがかみ合うことによって進むことができる方式で運行されています。

あまりの傾斜で水平に建っているはずのダムが傾いて見える…。
傾いているのはこちらなのに…。

レールの間にあるギザギザがアプト式特有の設備であるラックレール
アプトいちしろ駅まで降りたら、アプト機関車を解放して先へと向かいます。
次の奥泉駅で私は下車。

奥泉駅を測定したあと、次の列車で川根両国駅にもう一度行きます。
計画より1本早い列車に乗ってこの駅に着いているので、川根両国駅行きの列車がまだ残っているのです。
というわけで再び川根両国駅に降り立ち、ホーム測定のやり直しです。

遠くにはトーマスの貨車
貨車!また会ったな!
川根両国駅にはトーマスの貨車が置いてあったりします。
機関車のトーマスたちに色々ないたずらを仕掛けるやべーやつです。
彼らに別れを告げて、千頭駅へ急ぎます。
先ほど降りた列車が最終なので、歩くしかない…。
約1.3km、約20分の道のりです。



約20分歩いて、無事千頭駅にたどり着けました…。
ここから家山駅までは町営バス、家山駅からは大鉄線で金谷駅へ。
元東急車なのに単行の7200系に乗って行きます。


もちろん持ち帰り可
金谷駅からはJRで浜松駅まで行って新幹線へ。

しらす弁当
浜松駅で買ったしらす弁当を食べながら帰ります。
しらすに塩味がしっかり付いていて醤油要らずのおいしさ。
これで長かった大井川鐵道の旅もおしまい。
途中失敗もあったけど、なんとか全14駅を回りきることができました。
今回は徒歩での駅間移動が多くて大変でした。
1日目:合格→門出 約600m、日切→代官町 約600m
2日目:沢間→土本 約2.0km、閑蔵→接岨峡温泉 約2.3km
3日目:奥大井湖上→長島ダム 約4km、川根両国→千頭 約1.3km
合計10km以上歩いていることになるんですね…。
駅の中を測定のために歩いていてそれぐらいの距離を歩いていることはあるのですが、駅間を歩いてここまでになったのは初めてです。
今度来るときは川根温泉笹間渡~千頭が復旧した時かな?
私は値上げ自体には反対ではないですし、全線復旧する頃にはもっと色々な観光プランが充実していると良いな!
メンバーシップやってます。混雑を回避する方法を学びたい!混雑は絶対イヤ!!という方はぜひご参加ください。お待ちしてます。
過去の測定結果から作成した有料マガジンです。
今日の測定結果もこの中で発表できるよう鋭意準備中ですのでひとまずはこちらをどうぞ。