
ゆめにっき|No.002 夜なのか朝なのか分からないセブンイレブンの夢
世界は薄暗かった。
夜なのか、明け方なのか。
時間の感覚が曖昧なまま、私はいつものように自転車でセブンイレブンへ向かっていた。
あの、以前の夢にも出てきたような駐車場が広いセブンイレブンだ。
街にはぽつぽつと人影がある。
まだ出勤まで時間があると思い、私は駐車場の喫煙所でタバコに火をつけた。
一本を大事に吸う。
煙を肺の奥までゆっくり吸い込み、長く息を吐く。
その時だった。
「しんどいっすよね。」
隣から声をかけられる。
白いTシャツを着た、背の高い細身の男性。
前髪で顔は見えない。
彼も静かにタバコを吸っていた。
私は黙ってうなずき、また煙を吐く。
「俺、今日はもう上がりなんで。」
そう言う彼に、
「代わってや。しんどいねん。」
と返す。
彼は「ははっ」と笑うと、体にまったく合わない小さな自転車へ乗り込み、そのまま暗闇の中へ消えていった。
(熊が三輪車乗ってるみたいやな……。)
と、夢の中の私は妙に冷静に思っていた。
私は一人になり、セブンイレブンへ入る。
街は薄暗いままなのに、店内だけはまぶしいほど明るかった。
入口を入ってすぐ、レジ横にあるバックヤードへの扉を開ける。
すると、その先にはまるで別世界が広がっていた。
窓の外は真昼間。
小学校の職員室を思わせるような明るいオフィスだった。
私のデスクは入口のすぐ近く。
隣では幼なじみが電話対応をしている。
受話器を置くと、
「遅いやん。どうしたん?」
と笑う。
「ゆっくり自転車こいでたわ。」
私も笑って答えた。
すると奥から、小学校の頃によく遊んでいた友達が書類を持ってきた。
「これお願い。」
そして私を見るなり、
「あれ? あんた、なんでこんなところにおるん?」
三人で少し笑い合い、それぞれ仕事へ戻る。
その時、店長の声が響く。
「レジ出て!」
「しまった、まだ着替えてへん。」
私は自分のデスクの周りにカーテンを立て、その場で制服へ着替えた。
急いでレジへ向かう。
けれど、そこには誰一人お客さんはいなかった。

🌙 夢を見た日:2022.7.31
📚 今日も夢の世界を旅してきました。
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