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「メンタルの共有」が勝ち点を生んだ——日本代表に学ぶ、ピンチで崩れないチームの心理学

    「メンタルの共有」が勝ち点を生んだ——日本代表に学ぶ、ピンチで崩れないチームの心理学

    ワールドカップで日本代表が見せている戦いぶりに、ある言葉が何度も登場しています。

    「メンタルの共有」。

    強豪オランダとの初戦。ボールを長く持たれ、リードを許す苦しい展開でも、選手たちは失点のたびにすぐ全員で集まり、「ここからどう戦うか」を確認してから試合を再開していました。「2点差にさえされなければ、まだ追いつける」——その感覚をチーム全員で共有し、焦らず、落ち着いて時間を進めた。結果として強豪相手に勝ち点をもぎ取りました。続くチュニジア戦では、大会史上に残る大量得点で快勝。

    ピンチのあとに「個人」がバラバラに焦るのではなく、「チーム」として同じ絵を見て、同じ呼吸に戻る。この**「メンタルの共有」こそ、心理学が長年かけて解き明かしてきた“強いチームの正体”**そのものなのです。

    今日は、この日本代表のプレーを入り口に、スポーツに限らず、職場・家庭・舞台でも使える「ピンチで崩れないチームのつくり方」を、心理学の知見とともにお話しします。


    なぜ「メンタルの共有」がチームを強くするのか

    ① ピンチの感じ方は“伝染”する

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    笠原彰/作新学院大学教授・とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員・プロメンタルコーチ。アスリート、ビジネス、芸術家などメンタル面でお悩みの方へ最先端のメンタルトレーニングを提供。 kasahara@sakushin-u.ac.jp Tel:028-670-3755

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