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廻雪(かいせつ)/古賀コン7応募作品

    廻雪

    ダンスをご覧ください。
    この不慣れな舞をご覧ください。

    白銀(しろがね)の世界は、わたしにはあまりにも広大だったので。
    あなたの視線が必要でした、
    見失った先に転がした幾つかの釦を拾うのに、
    あなたのその鋭い眼光がきっと視界を良好にしてくれるだろうと思うから。
    細氷の煌きをあなたとみつめることができたらどんなによかったことでしょう、
    ほつれかけた間柄も、絹糸で結い直せるのなら。

    あなたが居なくなってから幾許の月日を経たでしょう。
    わたしはもう数えることを止めましたが、
    この縛りつけた纒足で、縺れる脚で、
    精一杯の取り繕った美しさで踊り続けます、
    あなたが戻るその日まで。

    ダンスをご覧ください。
    哀れなわたしを、どうか憶えていてください。


    こちらのコンテストに詩で参加させていただきます!1時間以内での制作(いわゆるワンドロみたいなもの)が久々だったのでちょっとドキドキしながら、新作の詩を書きました。指先の冷える今の時期にぴったりな冬っぽい作品です。
    ジャンル不問なので皆様もぜひ!↓
    #古賀コン7

     
     
    眼と眼と眼、愛づ。 滲む境界線は僕らをひとつにした、すきもきらいもぜんぶ頂戴。

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