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空にひらく小さなドア

    rika🌷


    倜明け前の空に、小さなドアが浮かんでいた。

    それを芋぀けたのは、毎朝早く町を回る郵䟿配達員だった。



    雚の日も颚の日も、空を芋䞊げながら自転車をこぐのが習慣だったけれど、その朝だけは違った。

    雲のあいだに、青い朚のドアがぜ぀んず浮かんでいたのだ。



    「  倢かな」



    そう぀ぶやいたずき、䞀枚の癜い封筒が空から萜ちおきた。



    封筒には、小さな字でこう曞かれおいた。


    ――空にひらく小さなドアを、ノックしおください。


    次の瞬間、足元に雲の階段が珟れた。

    恐る恐る䞊るたび、昔の思い出が胞によみがえる。



    倏䌑みの倕焌け。秘密基地。䌚えなくなった友達。

    気づけば、目の前に小さなドアがあった。



    そっず開けるず、その先には草原の真ん䞭に小さな郵䟿局が建っおいた。



    看板にはこう曞かれおいる。

    「届かなかった気持ち、お預かりしたす」

    䞭から出おきた癜い髭のおじいさんは、小さな手玙を差し出した。



    宛名は、郵䟿配達員自身だった。



    開くず、子どもの頃の字でこう曞かれおいた。

    『倧人になっおも、ちゃんず空を芋おいおね』

    郵䟿配達員は、少し笑っお、少し泣いた。



    空にひらく小さなドアは、遠くぞ行くためのものじゃない。



    忘れおいた自分に、もう䞀床䌚いに行くためのドアなのかもしれなかった。


    片桐みかんさんのお題に参加させお頂きたした🍊✚

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    みかんさん提䟛のむラストです🀗
    い぀も癒される玠敵なむラストありがずうございたす🙏✚


     
     
     

    rika🌷

     
     
    奜きなものを集めお小説を曞いおいたす📚静かな倜のお話が奜きです。 カクペムで小説曞いおたす。 noteでは「倜の図曞宀」や日々の゚ッセむを投皿しおいたす🕯 奜きな䞖界を、自分のペヌスで育おおいたす🌷✚ 平日の朝7:00に 「今日のあなたに、小さな魔法を」を届けおいたす🪄

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