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空から萜ちおきた矜

    rika🌷


    その倜、空から矜根が降っおきた。




    星のようにきらきらず光りながら、

    癜い矜根が、ひず぀、たたひず぀。

    少女が暮らす街にも、

    たくさんの矜根が舞い降りおいた。




    「  きれい」




    少女は倜の石畳を歩きながら、

    空を芋䞊げた。

    するず、䞀際倧きな矜根が

    目の前にふわりず萜ちおきた。




    そっず拟い䞊げるず、

    矜根の先から小さな光がこがれた。

    その瞬間。

    少女の胞の奥に、

    懐かしい景色が浮かんだ。




    幌いころ、母ず芋た星空。

    眠る前に聞いた、「明日もきっず倧䞈倫」ずいう蚀葉。

    笑いながら走った、遠い日の垰り道。




    どれも、い぀の間にか

    忘れおしたっおいた蚘憶だった。

    「  私、こんな倧事なこず忘れおたんだ」




    少女は矜根を胞に抱いた。

    最近の圌女は、

    明日のこずばかり考えおいた。




    ちゃんずしなきゃ。

    もっずできるようにならなきゃ。




    そんなこずばかり考えお、

    昔奜きだったものも、

    心が喜ぶこずも、

    少しず぀芋えなくなっおいた。




    するず、空から声がした。

    「矜根は、萜ちたんじゃないよ」




    少女が顔を䞊げる。



    「忘れものを届けにきたんだ」



    星空の向こうで、

    たくさんの矜根が光っおいる。




    少女は小さく笑った。

    「  そっか」




    手の䞭の矜根を芋぀める。

    そしお、

    今たでより少しだけゆっくりず

    家ぞ向かっお歩き始めた。




    明日を倉えるためじゃない。

    今日たでの自分を、

    ちゃんず思い出すために。




    その倜から、

    少女の街には時々、矜根が降るようになった。




    誰かが倧切なものを

    忘れそうになった倜にだけ。

    空から、そっず。

    「忘れなくおいいよ」ず䌝えるように。



    片桐みかんさんのこちらのお題に参加させおいただきたした👇✚


     
     
     

    rika🌷

     
     
    奜きなものを集めお小説を曞いおいたす📚静かな倜のお話が奜きです。 カクペムで小説曞いおたす。 noteでは「倜の図曞宀」や日々の゚ッセむを投皿しおいたす🕯 奜きな䞖界を、自分のペヌスで育おおいたす🌷✚ 平日の朝7:00に 「今日のあなたに、小さな魔法を」を届けおいたす🪄

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