メインコンテンツへスキップ
見出し画像

透明な朝の音

    rika🌷

    こぼれた光のすき間で

    まだ名前のない朝が、息をしている。


    窓辺に触れた冷たさが

    胸の奥の、ほどけない影を撫でた。


    音はしない。

    けれど確かに――

    今日が始まる気配だけが

    僕の中で、静かに鳴った。


    「大丈夫」


    その響きだけが

    まだ眠る心をそっと起こす。


    透明な朝の音は

    耳ではなく、

    忘れかけていた場所に落ちていく。




    こちらのお題の1つ【透明な朝の音】に参加さていただきました⬇️

    他の2つのお題も書けたら参加したいなって思っています。

     
     
     
    好きなものを集めて小説を書いています📚静かな夜のお話が好きです。 カクヨムで小説書いてます。 noteでは「夜の図書室」や日々のエッセイを投稿しています🕯 好きな世界を、自分のペースで育てています🌷✨ 平日の朝7:00に 「今日のあなたに、小さな魔法を」を届けています🪄

    あなたへのおすすめ