
心のカーテンにそっと触れる瞬間 ― 後編
こちらは『心のカーテンにそっと触れる瞬間』の後編です。
前編「まだ名前のない気持ちと向き合うとき」をまだお読みでない方はこちらからどうぞ⬇️
これより下は本編です。
***
どんな気持ちにも
名前があるわけじゃない。
理由もなく胸がふわつく日や、
思いがけず心が沈む瞬間は、
ただの偶然ではなくて、
どこかで繋がっている気配のように思う。
触れようとすると遠ざかり、
放っておくと
ふいにこちらへ寄ってくる。
そんな、
扱い方のわからない気持ちが
いつのまにか積もっていく。
言葉にしようと焦るたびに、
余計に形がぼやけてしまうから、
無理に理解しようとしなくてもいい。
ただ近くにあることだけ、
そっと認めればいい。