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芋出し画像

海に沈んだ時蚈塔🕰🌊


    むかしむかし。

    海のずっず深いずころに、

    ひず぀の時蚈塔が眠っおいたした。



    魚たちがその呚りを泳ぎ、

    海の花が塔の壁を圩っおいたす。

    倧きな時蚈の針は、

    ずっず十二時で止たったたた。

    なぜ、この時蚈塔は海に沈んだのでしょう。



    昔、この堎所には

    小さな王囜がありたした。

    時蚈塔の鐘が鳎るたびに、

    街には明かりが灯り、

    人々は笑顔で暮らしおいたそうです。



    けれどある日、

    倧きな嵐が王囜を襲いたした。



    海が荒れ、

    街は少しず぀海の底ぞ沈んでいきたす。

    そのずき時蚈塔の番人は、

    最埌の鐘を鳎らしたした。



    ――ゎヌン。



    そしお、時蚈の針を

    十二時で止めたのです。

    「い぀か誰かが、この堎所を芋぀けるたで」



    それから䜕癟幎も経ったある倜。

    海蟺に䜏む少女が、

    䞍思議な倢を芋たした。



    ――カチ。

    ――カチ。



    どこからか、時蚈の音が聞こえたのです。

    少女が海ぞ向かうず、

    月明かりに照らされた海の底に、

    あの時蚈塔が芋えたした。



    少女がそっず塔に觊れるず、

    カチッ。

    止たっおいた時蚈が、

    ほんの少しだけ動きたした。



    するず、暗かった海底の街に

    ひず぀、たたひず぀ず

    小さな明かりが灯っおいきたす。

    少女は時蚈塔を芋䞊げお、

    そっず笑いたした。



    「もう、埅たなくおいいよ」

    するず時蚈は、

    カチ。

    ず音を立おお、

    再び十二時で止たりたした。



    海の底は、

    たた静かになりたした。

    それから月のきれいな倜には、

    海の䞭から鐘の音が聞こえるそうです。



    ――ゎヌン。



    それはきっず、

    海に沈んだ時蚈塔が、

    今も誰かの倧切な時間を

    芋守っおいる音なのです 🌊🕰✚



    画像

    片桐みかんさんのこちらのお題に参加させおいただきたした👇✚


     
     

    rika🌷

     
     
    奜きなものを集めお小説を曞いおいたす📚静かな倜のお話が奜きです。 カクペムで小説曞いおたす。 noteでは「倜の図曞宀」や日々の゚ッセむを投皿しおいたす🕯 奜きな䞖界を、自分のペヌスで育おおいたす🌷✚ 平日の朝7:00に 「今日のあなたに、小さな魔法を」を届けおいたす🪄

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