
【失敗💦】1回の指示で全部終わる?ChatGPTエージェントの実践から分かった指示文設計のコツ
ChatGPTエージェントを使用した検証も最終段階
失敗も通じて感じたのは、「使い手(=自分)次第だな」ってことでした。
今回は指示文に曖昧さがあり、出力結果は半分成功半分失敗のような形に😢
前回までの検証項目
【1】プレゼン資料作成
【2】Yahooショッピング
【3】Xへの投稿
【4】量の多い反復タスク
【5】リサーチを含めたnote記事作成
【6】旅行プランの組み立て
成功するための「指示文設計」3ステップ
①【目的】を先に宣言する
例:
「AI研修の準備を効率化したいので、視覚資料を含む構成案・スライド素材・告知ポスターをまとめて依頼します」
②【成果物リスト】を箇条書きで提示(+形式も)
例(今回のようなケースなら):
🧩 実行してほしい成果物一覧(すべて視覚資料付き):
1. 研修スライド構成案(10枚分、1枚ごとにタイトル・要点・画像案)
2. Canva用スライド画像(5枚分:#3, #5, #6, #7, #9)
3. グラフ化された統計(IMF・WEFなど棒グラフ or 円グラフ)
4. 告知用ポスター案(タイトル・サブコピー・デザイン案)
③【補足条件】を具体的に添える
例:
スライドトーンは「未来感+感情に訴えるもの(青×パープル系)」
テキスト+視覚化+統計のバランスを意識
1つの指示で可能な限り“まとめて完了”してほしい
プロンプト雛形(応用)
📝目的:◯◯に関する企画・研修準備を、1回の依頼で完了させたい
🎯ゴール:以下のすべてを出力してほしい(できる範囲で画像も)
1. ◯◯構成案(スライド10枚)
2. Canva用素材(画像:何枚)
3. 告知用ポスター案(テキスト+構成)
4. ◯◯に関する統計をもとにしたグラフ(棒・円)
5. ◯◯向けアンケート(10項目)
🧭条件:ビジュアル・感情訴求・参加型の3軸を意識して構成 これらをふまえてエージェント依頼用のマニュアルも作成してもらいました。
今後に向け結果も貼り付けているため長くなっています。
興味のあるところをご確認ください✨
設定の舞台
セリナと働く仮想企業「株式会社シンクロ・クリエイツ」
企業や個人の「VibeCoding」を活かした創造的な課題解決と成長を支援する、企画・研修コンサルティング会社です。
クライアントから研修を依頼されたため、その業務をChatGPTエージェントに依頼し、どこまで実施できるかの検証となります
「AIは仕事を奪うのか?」
そんなテーマで90分研修を企画することになり、「どうせならAIで丸ごと作ってみよう」と思ったのが始まりでした。
今回使ったのは、ChatGPTのエージェント機能。
普通のチャットと違って、「目的を伝えれば、複数の資料や構成をまとめて作ってくれる」超便利な仕組みです。
でも…指示文の曖昧さが原因で
①「視覚的にわかりやすくして」と書いたのに画像が出てこない!
②図解もポスターも…文章だけで終わってしまった!
といった結果に。

まず全体の指示文について。
①まず設定とたたきの指示文を作成
②ChatGPTにエージェントへの依頼指示文を作成依頼。
タスクが多いためいつもより細かく指示を出したつもりでした。
📝目的:AIエージェントの活用検証&90分研修の準備を一括依頼
🎯【プロジェクト名】
「AIとの未来:VibeCodingで“奪われない仕事”を創る90分研修」
🏢【設定:企業情報】
会社名:株式会社シンクロ・クリエイツ
事業内容:
企業や個人の「VibeCoding」を活かした創造的な課題解決と成長を支援する、企画・研修コンサルティング会社。
特に「VibeCoding」の概念を取り入れ、ユーザーの感情や潜在意識に響くような体験設計を重視します。
🎓【研修概要】
タイトル:「AIとの未来:AIは仕事を奪うのか?」
時間:90分
目的:
AIによる業務自動化への不安を、VibeCoding視点でのAI協創として再定義し、新しい可能性を提示する
構成要素:
前半:レクチャー/後半:参加型ワークショップを1つ取り入れる
🧩【依頼タスク一覧】
以下のすべてのタスクを実行してください。
タスクが多い場合は、フェーズ分割などを提案してください。
① 外部講師への依頼メール文の作成
あなただからお願いしたい、という熱意が伝わる丁寧な文章にしてください。
② 関係者との打合せアジェンダ
打合せ時に共有できる簡潔なアジェンダ(5項目程度)をお願いします。
③ 研修カリキュラム案と時間配分
テーマ:「AIとの未来:AIは仕事を奪うのか?」
参加型ワークショップを1つ含めてください(例:対話・グループ分けなど)
④ 研修スライドの構成案(視覚重視)
スライドのページ構成(タイトル・要点)を提示してください。
可能な範囲で、図解・フローチャートなども入れてください。
⑤ 研修参加者向けの配布資料(1枚にまとまる構成)
ポイントを視覚的にまとめた資料構成をお願いします(例:3ポイント図解など)
⑥ 告知用ポスターテキスト案(Canva等に活用可能な構成)
タイトル/サブコピー/紹介文をそれぞれ作成してください。
⑦ アンケート項目作成(10項目前後)
回答しやすい言葉で満足度、学び、今後のテーマ要望なども網羅してください。
⑧ 研修参加者への御礼メール
ポジティブで今後のつながりも意識した文章にしてください。
⑨ 研修レポート構成案(文章たたき台)
構成:研修の概要/カリキュラム/参加者の反応/今後の展望
必要に応じて箇条書きで要約もお願いします。
⑩ 【追加タスク】リサーチ業務(引用元付き)
「AIが仕事を奪う」という社会的不安の背景情報と、根拠になっている論点を調査してください。
論文・ニュース・統計など信頼できる情報源を優先してください(2023〜2025年の動向が望ましい)
内容は資料化または要点まとめで提示してください。
📎 補足:
各成果物は、note記事に転用できるような構成・トーンでの出力を歓迎します。
可能な限り、視覚的に分かりやすい図・リスト・ボックス・比較表などを入れてください。
その後…
なんと5分、7件の検索、49件の情報源で完成したものが表示されました。
でも…
「可能な限り、視覚的に分かりやすい図・リスト・ボックス・比較表などを入れてください。」がない。
検証結果をみてみます!
① 外部講師への依頼メール文(例)
テンプレ化してすぐに使えそうです✨
件名: 【講師名】様へのご依頼:「AIとの未来」研修講師のお願い
【講師名】 様
突然のご連絡失礼いたします。株式会社シンクロ・クリエイツの【あなたの名前】と申します。弊社は「VibeCoding」による創造的な課題解決を支援する企画・研修コンサルティング会社です。
この度、弊社主催で開催予定の研修「AIとの未来:AIは仕事を奪うのか?」にて、ぜひ【講師名】様に外部講師としてご登壇いただきたくご連絡いたしました。
本研修は、AIの急速な進展により「仕事が奪われるのではないか」という不安が広がる一方、AIと人間が協創する未来への可能性も高まっている今、参加者に最新動向と前向きな視点をお伝えすることを目的としています。特に【講師名】様が取り組まれている●●の研究・実践は、「VibeCoding」の理念と非常に親和性が高く、参加者に大きな刺激を与えてくださると確信しております。
研修の概要は以下の通りです。
- タイトル:AIとの未来:AIは仕事を奪うのか?
- 日時:●月●日(●)13:30〜15:00(90分)
- 会場:弊社セミナールームまたはオンライン(ご相談の上決定)
- 構成:前半45分のレクチャー/後半30分の参加型ワークショップ/質疑応答15分
- 目的:AIによる業務自動化への不安を、VibeCoding視点でのAI協創として再定義し、新しい可能性を提示する
お忙しいところ恐れ入りますが、ご登壇の可否についてご検討いただけますと幸いです。詳細やご要望については別途打合せを設けさせていただければと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社シンクロ・クリエイツ
【あなたの名前】
【連絡先】
② 関係者との打合せアジェンダ(例)
うん!これもアジェンダのたたき台としてはテンプレ化できる✨
研修目的の確認 – 参加者に伝えたいゴールや期待する成果を共有
講師・内容の最終決定 – 外部講師の役割、レクチャー内容、VibeCoding概念の位置付け
ワークショップ設計 – グループ分けやテーマ、進行方法、必要な備品など
広報・募集施策 – 告知方法、ポスターや社内メール、参加対象者の範囲
当日運営とフォローアップ – 会場準備・タイムスケジュール、アンケート回収、レポート作成の役割分担
③ 研修カリキュラム案(90分)
時間数は90分以上となっているけど、そこはご愛敬、修正可能レベル✨

④ 研修スライドの構成案(視覚重視)
なるほど…
スライドを作成するときにどんな視覚情報を入れるかを提案されている。
タイトルスライド – タイトル「AIとの未来:AIは仕事を奪うのか?」とサブタイトル、「VibeCodingで“奪われない仕事”を創る」。イメージ写真や抽象的なビジュアルを背景に。
研修の目的と流れ – 目的、アジェンダをアイコン付きのタイムラインで示す。
AIと仕事の現状(グラフ/統計) – IMFやWEFのデータをもとに「40%の職がAIの影響を受ける」imf.org、「69百万の新職 vs 83百万の職消失」etradeforall.orgなどを棒グラフや円グラフで可視化。
不安の背景とメディア報道 – 経営者の発言やAIによる人員削減予測を引用し、不安がどのように拡大しているかを写真や吹き出しで表現news.harvard.edu。
現実的な議論:BLS・NBERの示唆 – テクノロジー導入は段階的であり、労働市場の影響は今のところ限定的であるとする公的機関の立場を図解bls.govnber.org。
ポジティブな事例と統計 – コンタクトセンターの生産性向上事例mitsloan.mit.eduや賃金プレミアムpwc.comを用い、AIが労働者の価値を高める側面を矢印やアイコンで示す。
VibeCodingの紹介 – 感情×AI×価値創造を三角形やフローチャートで示し、協創の重要性を強調。
ワークショップ説明スライド – グループ分けや課題を手順ごとに視覚的に示したフローチャート。
未来に向けたスキルとアクション – 重要なスキル(データリテラシー、クリエイティビティ、レジリエンスなど)をアイコン化し、参加者の行動指針を提示。
まとめ&問い掛け – 学びのポイントを3点で整理し、今後何をするかを問い掛けて終了。
⑤ 研修参加者向け配布資料(1枚構成)
このあたりの図解も本当は欲しかったなぁ。
ヘッダー:研修タイトルとサブコピーを配置。
3つのポイント図解(円やピラミッドなどで表現)
現状認識 – 「AIは約40%の職に影響」といった事実や、69万 vs 83万の職変化imf.orgetradeforall.orgを簡潔に記載。
協創の視点 – Generative AIが生産性を高め、低熟練者を支援する事例mitsloan.mit.eduを紹介。「人とAIが組み合わせることで価値が生まれる」というメッセージ。
これから必要なスキル – データリテラシー、創造性、感性(VibeCoding)など、今後伸ばすべきスキルをアイコン付きリストで整理。
コラム枠 – VibeCodingの概念説明と日常業務への応用のヒントを数行で。
フッター – アンケートQRコードと御礼メッセージ。
⑥ 告知用ポスターテキスト案(Canva等用)
タイトル(大きく):
AIとの未来:AIは仕事を奪うのか?
サブコピー:
不安を希望に変える90分。VibeCodingで“奪われない仕事”を創る。
紹介文:
生成AIやオートメーションの急速な進展により、「この先、仕事はどうなるのだろう?」という声が増えています。世界の40%の職がAIの影響を受けると予測される一方で、AIは人の創造性や感性を高める力も持っています。本研修では、最新データと事例を基に不安の正体を解き明かし、VibeCodingの視点からAIと協創する未来像を描きます。後半は参加型ワークショップで、自身の仕事にAIを取り入れるアイデアを一緒に考えます。
開催日: ●月●日(●)13:30–15:00
会場: 株式会社シンクロ・クリエイツ/オンライン
対象: AIの社会的影響に関心のあるビジネスパーソン、クリエイター、学生など
申込: QRコードまたは弊社サイトからお申し込みください。
⑦ アンケート項目(10項目程度)
アンケート項目はテンプレ化できそうなレベル✨
本研修の全体的な満足度を教えてください。(5段階評価)
AIと仕事の最新動向について理解が深まりましたか?(5段階評価)
VibeCodingという概念について新しい発見がありましたか?(5段階評価)
ワークショップは参加しやすく、学びにつながりましたか?(5段階評価)
本研修を受けて、AIへの不安はどの程度軽減しましたか?(5段階評価)
今後ご自身の業務にAIを活用してみたいと感じましたか?(5段階評価)
研修の時間配分(講義とワークショップの割合)は適切でしたか?(5段階評価)
次回の研修で扱ってほしいテーマやトピックがあれば自由に記入してください。(自由記述)
研修の質を高めるためのご意見・改善点があれば教えてください。(自由記述)
連絡可能な方はメールアドレスをご記入ください。(任意)
⑧ 研修参加者への御礼メール(例)
件名:ご参加ありがとうございました – AIとの未来:AIは仕事を奪うのか?
参加者 各位
先日は弊社研修「AIとの未来:AIは仕事を奪うのか?」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
当日は、AIの最新動向や世界の統計、AIが仕事に与える影響について共有したうえで、VibeCodingの視点から新しい可能性を考える時間となりました。ワークショップでは、皆さまが活発に意見交換をされ、AI協創のアイデアが多く生まれたことを大変嬉しく感じております。
今後も、AIを恐れるのではなく、感性や創造性と掛け合わせて価値を高める取り組みを一緒に進めていければと思います。ぜひアンケートへのご協力をお願いいたします。いただいたご意見は今後のプログラム改善に生かして参ります。
引き続きよろしくお願いいたします。
株式会社シンクロ・クリエイツ
【担当者名】
【連絡先】
⑨ 研修レポート構成案
研修概要
開催日時・場所・参加者数
企画の背景と目的(AIによる不安解消と協創の提案)
外部講師のプロフィール・専門領域
カリキュラム詳細
セッションごとの内容と時間配分
使用した統計・事例や、スライドのハイライト
ワークショップの流れと参加者グループの議論概要(代表アイデア紹介)
参加者の反応
アンケート結果の集計(満足度、理解度、不安の軽減など)
自由記述の代表的コメント(ポジティブな声・改善点)
講師や運営側から見た参加者の様子
今後の展望
研修から得られた学びを社内外でどう活かしていくか(AI導入、リスキリング施策、VibeCoding文化づくり)
次回開催に向けた改善点と新しいテーマの提案
参加者同士のコミュニティ形成やフォローアッププログラムの企画案
箇条書きと図解を適宜盛り込み、読みやすいレポートにまとめます。
⑩ 調査レポート(社会的不安の背景と根拠)
調査結果をまとめたレポートを以下のリンクで参照できます。研修資料やnote記事に転用できるよう、主要データと考察を整理しています。
あれ?レポートがリンクで共有できるようになってる✨
PDFでも出力できるしリサーチ結果の共有が簡単にできる!
まとめ
今回の経験で一番大きかったのは、AIの出力はユーザーの指示の質次第で大きく変わるということ。
ChatGPTのエージェント機能は、本当に使い方次第で「人間の時間をまるごと置き換えるレベル」にまでなると感じました。
失敗はしたものの5分であそこまで、アイデアができあがっていると人間は実現へ向けての行動、コミュニケーションに時間を確保することができます。
いかに使いこなすかだなぁとしみじみと感じた今日この頃でした。