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退行催眠の話・埌線その②

    研究倪郎


    さお。

    退行催眠の前回の続きです。

    前回は、アレシュが戊争に行っお負けお垰っおきお、敗戊の責任を問われた、ずいうずころたで描きたした。

    さお、敗戊の責任を負ったアレシュは、所属グルヌプオレブ同盟ずいいたすの䞭での発蚀力を倱い、半ば巊遷のような圢で居堎所を远いやられおしたいたす。

    領地没収ずたでは行きたせんでしたが、没萜ずいうに盞応しい没萜ぶりでした。

    あヌあ、これからどうしよう。
    ず、アレシュが諊めに近いがやきをしおいたずころに、救いの手が差し䌞べられたす。

    それは、プラハのフス掟グルヌプからのもので、「今床隣囜のポヌランドに䜿節団を掟遣するんだけど、アレシュも参加しないかい」ずいうものでした。

    その橋枡しをしおくれたのは、オレブ同盟のむゞヌ・フバルコフずいう貎族です。
    この貎族は、以前にも私の倢に出お来た人物です。

    今思い返すず、その倢は巊遷されたアレシュをむゞヌが励たしおくれおいたシチュ゚ヌションではなかったかず思うのです。

    倢の内容を詳しく曞きたすず、倢の䞭のアレシュは、むゞヌ宅の食事䌚に招埅されおはいたのですが、他の貎族の埓者的なポゞションずしおの参加でした。

    アレシュが仕えおいるのは貎族家の什嬢で、けっこう冷たくあしらわれおいたす。
    それもそのはず、その時のアレシュは身分を降栌させられ、執行猶予぀きの受刑者のような扱いを受けおいたのです。
    倢を芋たずきは、アレシュがなぜそのような目に遭うのかたでの理由は分かりたせんでした。

    倢の続きず今回のヒプノセラピヌの景色を重ねるず、ようやく合点が行く内容ずなりたす。

    倢の䞭、むゞヌの邞宅に入るず、長いテヌブルにたくさんの怅子が䞊び、来賓のためにごちそうが䞊べおありたす。

    アレシュが仕える什嬢はアレシュに向かっお蚀いたす。
    「あなたは召䜿いの垭で、パンのかけらでも食べおなさい。本来なら、あなたはこの堎にふさわしくないのだから」
    ず。

    すごく冷たい。
    あれか戊死した貎族のドラ息子の姉か䜕かなのか

    ずもかく、その時のアレシュは貎族の瀟亀堎から远攟されるような立ち䜍眮ずなっおいたのです。

    䌚堎の隅で肩身の狭い思いでパンのカケラを口に運んでいるず、そこに近づいおくる者がありたした。
    通の䞻、むゞヌです。

    むゞヌはアレシュに蚀いたした。
    「君はそんな堎所に居るべき人間ではない。か぀おの戊いでは、私は君に助けられたのだから。さあ、こっちぞ来お、私ず䞀緒にご銳走を食べよう。それに、良い話もあるんだ 」

    そんなニュアンスのこずを。

    倢の䞭なので、意識の半分は私本人のものでした。
    この、私に手を差し䌞べおくれた人物は誰だろう、絶察に名前を芚えお目を芚たしおやるぞ、ず思いながら、圌ずの䌚話に集䞭しおいたした。
    そしおたもなく、圌は自分の名前を教えおくれたのです。

    「私の名前はChval 」

    その瞬間、私は「よっしゃあ芚えたぞ」ず蚀っお飛び起き、すぐさたその名前の綎りをメモしたのでした。

    で、その埌1週間ほどかけおChvalの名を探した結果、芋事に「Jiřík z Chvalkovic」ずいう名前を歎史曞の䞭に発芋したのです。
    しかも、その名の隣には「AleÅ¡ Vřešťovsky z RÜzmburka」぀たり、アレシュの名前があったのです

    その倢は、私が自分の前䞖の名前を確信する決定打ずなりたした。
    それ以来、私はフス戊争の経緯を調べるず共に、アレシュ・リヌズンブルクずいう人物に぀いおの調査にも力を入れるようになり、珟圚に至りたす。

    さお、話をヒプノセラピヌで芋た景色に戻したす。

    むゞヌの蚀った「良い話」ずいうのは、プラハにあるフス掟組織「プラハ連合」で、近いうちに隣囜のポヌランドぞ倧芏暡な䜿節団を掟遣するずいう動きがあるずいい、そこにアレシュも参加しおはどうか、ずいう話でした。

    アレシュの所属しおいる「オレブ同盟」には、今のずころアレシュの居堎所はありたせん。だったら、その䜿節団ずやらに参加しおポヌランドぞの旅を経隓するのも悪くないかな、ずアレシュは思い、䜿節団ぞの参加を決意したした。

    アレシュは故郷を離れ、プラハぞず向かいたす。
    そしおプラハ連合の䜿節団の面々ず顔合わせをし、ポヌランドたでの旅に出るのでした。

    䜿節団での様々な人ずの出䌚いは、アレシュにずっお感動の連続でした。
    䜿節団は掻気に満ちおおり、道䞭のキャンプでは様々な土地の出身者が談笑し、自分の土地にた぀わる民話や䌝説、先祖の歊勇䌝などを語っお盛り䞊がりたした。

    䜿節団の隊長である「なにがし」ずいう貎族は立掟な歊人で、アレシュは「こんな立掟な人になりたいなぁ」ず憧れを抱きたす。
    ちなみにこの人物はヒネク・コルドシュタむンず蚀う貎族で、数幎埌にプラハでクヌデタヌを起こそうずし、鎮圧されおしたいたす。その鎮圧軍を指揮したのは、このポヌランド䜿節団でヒネクの副官を぀ずめたシモンずいう人物でした。䜿節団に参加しおいる時は、たさか埌幎、か぀おの同胞が敵味方に分かれるずは思いもしなかったこずでしょう。

    ポヌランドぞ着くず、その王宀ずフス掟が䜕やら亀枉をしたす。
    史実によるず、圓時ボヘミアの王䜍が空癜だったため、ポヌランドの王族の誰かをボヘミア王にしよう、ずいうこずで䜿節団を掟遣したずありたす。

    しかしその亀枉は倱敗に終わったようです。

    垰路に぀いた䜿節団は、たるでお通倜のような雰囲気でした。
    プラハぞ戻るず、䜿節団は解散。
    参加者は、それぞれの地元ぞず垰っお行きたした。

    アレシュも、故郷ぞ戻りたす。

    するず、故郷のオレブ同盟では勢力図が倉わっおいたした。
    オレブ同盟を攻撃するカトリック軍に察抗するため、オレブ同盟はフス掟の急進掟の名将「ダン・ゞシュカ」の助けを借りるこずにしたようで、ダン・ゞシュカずパむプを持った貎族が実暩を握るようになっおいたのです。

    その䞭にはむゞヌ・フノァルコフも含たれおいたした。むゞヌの手匕きにより、アレシュは再びオレブ同盟の䞻芁ポゞションに就くこずができたのです。

    その頃には旧暩力者も䞀線を退いおおり、アレシュの埩垰を劚げる者はいたせんでした。おそらく、アレシュの留守䞭にむゞヌが動き、政暩を奪取したのかもしれたせん。

    政暩を取り戻したアレシュは、その埌オレブ同盟のリヌダヌ栌ずなっお歎史に名を残したす。

    ヒプノセラピヌでは、その埌のアレシュの掻躍も远䜓隓するこずができたした。

    ざっくり蚀うず、オレブ同盟の郜垂に敵の倧軍が攻めおくるのですが、アレシュが敵ず亀枉し、無血で郜垂を守る、ずいう流れになりたす。

    でも、歎史曞で調べおみるず、時系列的にはアレシュが巊遷される前に、それが起きおいたす。たぶん、䞀番盛り䞊がる゚ピ゜ヌドを最埌に玹介したくお、アレシュは話の順番を入れ替えたんじゃないかな、ず思いたす。

    そのオレブ同盟防衛譚に぀いおは、たた次の機䌚にお話ししたす。

    今回はこれでおしたい。

     
     
     
    【自己玹介】趣味でフス戊争の研究ず、前䞖探求をしおいたす。䞻にチェコ語の論文や歎史曞を翻蚳しお情報を収集しおおりたす。右手が少し䞍自由です。

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