
こんぶ姫、竹林を売る(連載・4)
4.まずはここから
この記事では、こんぶ姫こと私が、長年所有していた竹林を売却するまでの経緯をまとめています。
同じように「負動産」を抱える方が、
・何から始めればよいか
・注意すべき点は
を考えるヒントになれば幸いです。
前回は、
・なぜ売却を進めたいと思ったのか について書きました。
今回は、実際に何から始めたのか をまとめます。
■ 前提の洗い直し
「そもそも、なぜ売れないのか?」
まず始めたのは、この点を改めて確認することでした。
両親から聞いた話を記憶では覚えているものの、細かい部分は曖昧でした。
そこで、家に残っていた書類を探し、あちこちに分散していたものを
かき集め、時系列に並べ替え、購入から現在までの状況を整理しました。
並行して、法務局で登記簿や図面を取り直しました。
得られた資料をもとに、関連する法律や制度を本やネットで調べ、
疑問点を一つずつ解消していきます。
その過程で整理した内容が、連載2回目につながっています。
■ 不動産会社への相談を開始
調査と並行して、不動産会社へ相談メールを送りました。
相談したのは全部で4社。いずれも日本の大手企業です。
1社目: 大手デベロッパー
2社目: 不動産会社。売買仲介では国内トップクラス
3・4社目: 大手住宅メーカー。両社とも上場。
いずれも名前を聞けば誰もが知る会社ばかりです。
各社のサイトから土地の住所を伝えて問い合わせ、売却の可否や条件を確認しました。
回答がすぐに来たのは2社(うち1社とは実際に面談)。 残りの2社は、こちらから催促してようやく返事がありました。
■ 各社の回答内容
共通していたのは、
市街化調整区域で建物が建てられない
接道が狭く、利用に制約がある
というものでした(自分でも調べた内容です)。
そのうえで、
概算金額の提示があった:1社のみ
「現金化を急ぐなら、買取専門会社を紹介する」という回答:1社
残る2社は「買取はできない」と回答
ここで改めて、売りたいと思っても、買い手がいなければどうにもならないという現実を痛感しました。
大手にとって、制約の多い土地に無理して手を出す理由はありません。
条件の良い土地はいくらでもありますし、営業担当者も労力と成果を天秤にかけるでしょう。
■ そして1年が経過…
売却を決めてから、ここまでで約1年。
概算金額を提示してくれた1社に再度アプローチするかどうか考えていたところ、別の会社から連絡が入りました。
それが、今回の買い手となった A社 です。
次回に続きます。
■ 注意事項
あくまで個人の体験談です。土地ごとに事情は異なるため、ご自身のケースは必ず専門家にご相談ください。
私は不動産業者や、法律の専門家ではありません。
プライバシー保護のため、具体的な土地の情報・金額・関係者については記載いたしません。