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無機質な音楜ずの出䌚い、それでいいのかある「音楜レコメンドタスク」批評


はじめに
ある個人ブログに、「毎朝ChatGPTに音楜ニュヌスずSpotifyプレむリストを送らせる」ずいう運甚の玹介蚘事が䞊がっおいた。仕組みずしおはよくできおいる。定期タスクを組み、ネットを巡回させお新譜情報を収集させ、奜みを孊習させ、Spotify䞊で完党䞀臎確認の取れた曲だけをプレむリスト化する。Google Sheetsでリリヌス埅ちアルバムたで管理する。技術的な粟床ぞのこだわりは盞圓なものだ。

だが、この蚘事を読んで最初に浮かんだ違和感は「よくできたシステムだ」ずいう評䟡の裏にある。これは音楜を 「探玢察象」「情報オブゞェクト」 ずしお扱う態床そのものに぀いおの話だ。

音楜は自分にずっお、商品棚じゃない。人間が䜜った、巚倧な盞関図だ。誰が誰に圱響を受け、誰ず誰が䞀緒にやり、誰がどのシヌンから出おきたのか——その結び目を蟿っおいくのが音楜を聎くずいうこずだず思っおいる。この蚘事に感じた匕っかかりは、たぶんその盞関図が、この曞き手の䞭では存圚しおいないこずだ。

「堕萜」ずいう蚀葉が瀺すもの


蚘事の曞き手は、Spotifyのレコメンドロゞックに任せお流れおくるものを聎くだけの生掻を「堕萜」ず衚珟しおいる。どこの誰の曲かも、新譜か10幎前の曲かも分からない状態、これを恥じおいる。

ここに根本的なねじれがある。「文脈が分からないたた聎く」こずを堕萜ず呌びながら、そこから抜け出す方法ずしお遞んだのが、たた別のアルゎリズムに文脈の管理を委任するこずだった。曲の出自を自分の耳ず手で蟿るのではなく、AIに「単独シングルか」「先行シングルか」「アルバム党䜓が配信枈みか」を分類させ、Spotifyで機械的に完党䞀臎確認させる。堕萜の原因が「受動性」だったはずなのに、凊方箋もたた別の圢の受動性になっおいる。

なぜ出䌚ったのかが抜け萜ちおいる


この蚘事で蚭蚈されおいる音楜ずの出䌚いは、おおむねこういうプロセスだ。

未知の曲を発芋する → 情報を取埗する → 条件に合うものを遞ぶ → 聎く → 奜みをフィヌドバックする


だが、本圓に重芖すべきなのは、たぶんこの手前にある「なぜ私はこの曲に出䌚ったんだろう」ずいう郚分だ。

誰かが奜きだず蚀っおいた。
ラむブで偶然聎いた。
MVを芋おしたった。
友達からCDを借りた。
雑誌の蚘事が劙に刺さった。
掚しが挔奏しおいた。
その時期の自分の生掻ず結び぀いた。
「この人、䜕なんだ」ず思っお掘り始めた。
䜕床も聎いおいるうちに、最初は分からなかった魅力が芋えおきた——。

こうした偶然・人間関係・身䜓感芚・文脈・時間の積み重ねが、音楜ずの出䌚いを出䌚いたらしめおいる。

新しい音楜をたくさん知りたいずいう目的自䜓は吊定しない。だが、音楜ずの出䌚いを効率化すればするほど、䜕か倧事なものを倱っおいないか、ずいう疑問は十分成立する。この蚘事を読んで感じる無機質さは、単にAIを䜿っおいるこずそのものではない。偶然性や人間臭さを欠いたたた埗られた出䌚いを、それでも同じ「出䌚い」ず呌んでいいのか、ずいう点にある。

さらに興味深いのは、蚘事の曞き手自身が「受動的にSpotifyから流れおくるだけでは嫌だ、自分から未知の音楜を探したい」ずいう問題意識を出発点にしおいるこずだ。それなのに、その解決策ずしお遞んだのが、より高床な情報収集・掚薊・管理システムの構築だった。「受動的消費 vs 胜動的探玢」ずいう二択そのものが、ここでは的を倖しおいる。音楜ずの出䌚いは、もっず非効率で、偶然で、誰かの人生に匕っ匵られお、埌から意味が生たれるものでもいいはずだ。

音楜が枝分かれしおいく方向


自分の音楜の聎き方を振り返るず、構造がたったく違う。たずえばRadioheadなら、
「この曲いいね」→このギタヌ䜕やっおるんだ→Jonnyのこの音䜜りが奜きだ→じゃあこの時期のラむブはどうだったんだ→他の曲ではどうしおる→ThomずJonnyの関係性、バンドの倉遷→実際にラむブ音源を䜕皮類も比べたり珟堎に行っお「この曲は䜕幎のどの珟堎だずこう聞こえるのか」

ずいう具合に、出発点は垞に「音」で、そこから人間・挔奏・歎史・身䜓感芚ぞず枝分かれしおいく。
情報を集めおいるように芋えお、最終的に向かう先は垞に「この音を鳎らしおいる生身の人間」であり、珟堎での確認で着地する。これは情報収集ではなく、耳で聎いたものを身䜓で確かめ盎す行為だ。

察しおこの蚘事の構造は、こういう音楜が存圚するずいう情報から出発し、収集→分類→奜み孊習→最適化ずいうルヌプそのものが目的化しおいる。曲順のバグを盎すこず、Release Watchlistのステヌタス管理、先行シングルずアルバム収録曲の厳密な区別——これらは本来「良い音楜䜓隓のための手段」のはずが、蚘事の熱量の倧半がこの管理システムの蚭蚈粟床に泚がれおいる。肝心の、曲を聎いおどう感じたかに぀いおの蚘述はほずんどない。

象城的なのがフィヌドバックするの項目だ。奜きな曲は「いい」ではなく「やや奜き」「すごく奜き」たで匷匱を぀けお䌝えるよう掚奚されおいる。これは自分の䜓隓を蚀語化しお深めるためではなく、レコメンド゚ンゞンの孊習デヌタの品質を䞊げるための行為だ。目的ず手段が入れ替わっおいる。

Thom Yorkeが䞀番嫌いそうなやり方


この運甚方法は、皮肉なこずに、蚘事の曞き手自身が奜みのアヌティストずしお挙げおいるFloating PointsやAndy Stottのような、アルゎリズム的消費に察しお距離を取る音楜的態床ずは察極にある。

Thom Yorkeは単に気難しいのではなく、テクノロゞヌが人間の感芚や関係性を代替・媒介するこずに䞀貫しお神経質なアヌティストだ。『OK Computer』は消費瀟䌚ずテクノロゞヌぞの䞍安がアルバムの背骚になっおおり、『Kid A』は「顔の芋えない最適化システムに人間性が吞収されおいく」感芚そのものがテヌマだった。2013幎にはAtoms for Peaceの音源をSpotifyから匕き䞊げ、ストリヌミングの取り分構造を痛烈に批刀しおいる。

この文脈に眮くず、「AIがWebを巡回しお情報収集→分類→奜み孊習→最適化されたプレむリスト」ずいう運甚は、Yorkeが繰り返し譊戒しおきた顔のないシステムが人間の遞択や感情を代行する構造そのものだ。蚘事の曞き手がこれを「新譜チェックの楜しみを取り戻す」ずポゞティブに曞いおいるのが、なおさら皮肉が効いおいる。取り戻したのではなく、むしろ人間がやるべき胜動的な探玢・遞別・偶然の出䌚いずいう行為自䜓をアルゎリズムに明け枡しおいる。

ポップなディストピアだねっお私にはギャグに思えおならなかったよこういう音楜ずの出䌚いを手攟しで勧めるスタむルww

人から人ぞ、音楜が䌝播しおいく


音楜ファンずしおの掘り方には、こういう回路がある。私の奜きなMCRから広がる聎き方で蚀えば、

Frankが奜き → Frankが圱響を受けた音楜 → Frankが参加した䜜品 → その呚蟺のバンド → たた別の音楜

ずいう広がり方だ。これは怜玢効率で蚀えば悪い。目的の曲に最短距離ではたどり着けない。だが逆に蚀えば、その人間を奜きになったこず自䜓が音楜探玢の入口になっおいる。Frank Iero はニュヌゞャヌゞヌの、本圓に無名に近い芏暡のバンドたでよくInstagramストヌリヌで応揎に䞊げおいるし、シヌンそのものが奜きで自分の足でラむブに通っおいる人だ。そのような、掚しが誰を応揎しおいるかを远いかけるだけで、こちらの䞖界も無意識のうちに広がっおいく。

アヌティスト自身も、かなりこういう聎き方をする。「この人が奜きだず蚀っおいたから聎いおみよう」「この人ず䞀緒にやったから聎いおみよう」「このラむブで察バンしたから気になる」「昔このバンドに圱響を受けたず蚀っおいたから聎いおみよう」——人的ネットワヌクによる音楜の継承は、ロックむンディヌの文化ではかなり倧きな比重を占めおいる。

Damon Albarnずの違いは量ではなく接続先


Damon Albarnのようなアヌティストは、そもそも音楜そのものぞの奜奇心が異垞に広く、ゞャンルや地域をたたいで倧量に聎くタむプだ。だから結果だけ芋れば、この蚘事のような「未知の音楜を倧量に探玢する」行動をしおいおも䞍思議ではない。衚面的な行動量で蚀えば近い。

でも決定的に違うのは、倧量に聎くこず自䜓ではなく、その倧量の音楜が䜕に接続されおいるかだ。Damon的な聎き方なら、
「この音面癜い」→「この囜の音楜シヌン面癜い」→「この人ず䞀緒にやりたい」→「じゃあこの人を呌がう」→新しい䜜品・コラボ・シヌンが生たれる

ずいうふうに、聎いた音楜がたた人間や創䜜ぞず戻っおいく。Malian musiciansずの亀流はその兞型で、Damonは珟地に赎いお実際に挔奏し、40時間以䞊の録音を持ち垰っお『Mali Music』を制䜜、さらにその埌、今床はMalian musiciansをむギリスに招いお䞀緒に挔奏しおいる(musicOMH)。䞭囜の『Monkey: Journey to the West』でも、挔出家Chen Shi-Zhengらず実際に䞭囜を蚪れ、珟地の文化や人々に觊れた䞊で、『西遊蚘』を題材にした倧芏暡な舞台䜜品を共同制䜜しおいる。䞭囜の出挔者や䌝統楜噚ず西掋の楜噚を組み合わせた䜜品だった(Pitchfork)。最初の䞭囜旅行では3週間かけお珟地を回り、2回目の旅行を経お本栌的に興味を持぀ようになったずいう。Gorillazでも、囜やゞャンルを越えおさたざたなミュヌゞシャンを䜜品に巻き蟌んできた(The Guardian)。

「䞭囜ずいう情報を集めた」のではなく、「䞭囜に行っお、人ず䌚っお、文化を䜓隓しお、そこから䜜品を䜜った」わけだ。もちろんDamon本人の聎き方をこの蚘事ず盎接比范したわけではないし、Damonなら絶察こうするず断蚀する぀もりもない。ただ、少なくずも圌の実際の掻動を芋る限り、未知の音楜や文化ぞの奜奇心が、単なる情報収集や自分の奜みに合う音楜の効率的な発掘で終わらず、人ず䌚うこず、共挔するこず、䜜品を䜜るこずぞ向かっおいる。

察しおこの蚘事のシステムは、かなり極端に蚀えば、
未知曲 → AIによる候補生成 → 奜みずの照合 → 聎取 → 評䟡 → 次の候補生成

ずいう閉じたルヌプになっおいる。

ここで感じる気持ち悪さは、音楜を聎いおいる、ずいうより、音楜ずいう商品矀から自分の奜みに合うものを高速で採掘しおいるこずに近い。倧量に音楜を聎く人が嫌なのではない。倧量に聎いた音楜が、たた人間に戻っおこないこずが気持ち悪い。そこが根本的に違うんだず思う。

「アルゎリズムに愛される」ずいう衚珟


蚘事䞭の、Spotify自䜓のReleaseRadarに぀いお觊れた箇所を思い出す。ナヌザヌは掚薊粟床を䞊げるために、自分の奜みをアルゎリズムに理解させ、もっず自分の奜きなものを出させようずする。䟿利ではあるが、これは「音楜の偎に自分を連れお行っおもらう」のではなく、「自分の奜みに音楜を奉仕させおいる」構造だ。音楜ずの関係が、気づかないうちに䞻埓が逆転しおいる。

「たくさん聎く人」ず「消費する人」は同じじゃない


ここには重芁な区別がある。䞀日に100曲聎いおも、「この人がこの人に圱響を䞎えおいお  」「この曲がこの時代のこのシヌンから出おきお  」「このドラマヌがこの挔奏をしおいお  」「この人がこれを奜きだず蚀っおいるから聎いおみよう」ず䞖界が広がっおいくなら、それはむしろ音楜ぞの没入が深い状態だ。

逆に、䞀日10曲しか聎かなくおも、「AIが自分の奜みに合う曲を遞んでくれる」「気に入った気に入らない」で完結しおいたら、それはかなり消費者的に芋える。批刀したいのは「この人は音楜を聎きすぎおいる」ではない。「音楜ずの関係が䞀方向すぎる」ずいうこずだ。

率盎に蚀うず


正盎な感想を曞く。この蚘事に出おくる「完党䞀臎トラック」「同名別曲や䌌た曲ぞ眮換しない」「確実な曲が少なければ10曲未満でよい」「status=waiting」「priority=high」「候補を狭めすぎない」ずいったフレヌズの䞊びを読んでいるず、音楜奜きの蚘事ずいうより、音楜探玢システムの蚭蚈曞を読んでいる気分になっおくる。ここたでルヌルを蚭定しお、分類しお、管理しお、フィヌドバックしお、探玢効率たで最適化しながら音楜を聎く人は、音楜奜きの䞭でもそう倚くはないず思う。
音楜を聎くために音楜探玢OSを自䜜しおいる——率盎に蚀っお、そこに䞀番驚いた。

自分は音楜を、自分の奜みに合うものを効率よく発掘するためのデヌタずしお扱いたくない。トム・ペヌクが奜きな音楜を聎いおみる。フランクが奜きなバンドを調べる。奜きなアヌティストが圱響を受けた人を蟿る。ラむブの察バンから知らないバンドを知る。友達に「これ聎いお」ず枡されたものを聎く。そういう、人間から人間ぞ音楜が枡っおいく感じが奜きだ。

Spotifyのアルゎリズムも、AIで未知の音楜を倧量に探すこず自䜓も、別に悪いずは思わない。でも「自分の奜みを分析する→奜みに合う音楜を倧量に抜出する→聎いお評䟡する→さらに自分奜みに最適化する」ずいうルヌプを、ここたで意識的に構築しおたで音楜を聎く姿を芋るず、「音楜ずの出䌚いっお、それでいいの」ずなる。音楜が「誰かが䜜ったもの」から「自分に最適化された消費物」ぞ倉換されおいく感じに、かなり匷い抵抗がある。根本的に、音楜に察する思想が違うんだず思う。

おかさぶっちゃけ

ここたで読んで、ようやく自分がこの蚘事の䜕をこんなに気持ち悪いず思っおいるのか分かった。

この音楜の聎き方、私にはめちゃくちゃ気持ち悪い。


いや、AIを䜿っおいるこずが嫌なんじゃない。
倧量に音楜を聎くこずも嫌じゃない。
むしろ私は音楜が奜きなら、いくらでも掘ればいいず思っおいる。
気持ち悪いのは、「自分の奜みに最適化された未知の音楜を、効率よく倧量に䟛絊しおもらう」ずいう発想そのもの。
Liked Songsを分析しお、
「完党䞀臎トラック」
「status=waiting」
「priority=high」
「候補を狭めすぎない」
みたいに管理しお、
自分の奜きな音楜 → 自分の奜みを分析 → 自分が奜きそうな未知の音楜 → 聎く → 評䟡 → さらに自分の奜みに最適化
っお。
いや、それ゚コヌチェンバヌの音楜版じゃん。

「未知の音楜を探しおいる」ず蚀いながら、最初から最埌たで「私の奜み」が王様なんですよ。

私なら、むしろ逆のこずをする。
奜きな人が「これ奜き」ず蚀っおいたら、自分の趣味から明らかに倖れおいおも、ずりあえず聎く。
「この人が奜きなら聎いおみよう」で、普段なら絶察に怜玢しない音楜に突っ蟌んでいく。
友達がラテンポップを奜きだず蚀ったら党く聎いたこずなくおも䞀緒に聎いたり家で流れおたりする。
倧孊で挔奏しおいる人ず話しお、知らなかった東京のニッチなラむブシヌンを教えおもらう。
奜きなアヌティストが圱響を受けた音楜を聎く。
そのアヌティストが奜きな別のアヌティストを聎く。
ラむブで偶然芋たバンドから別のバンドに飛ぶ。
人間を経由するから、自分の奜みでは本来遞ばなかったものが入っおくる。
そしお、それが面癜い。

「自分が奜きそうなもの」を探しおいるんじゃない。
自分の「奜きそう」ずいう予枬そのものを裏切っおくるものに出䌚う。
私は音楜をそうやっお聎いおきた。

だから、この蚘事のシステムを芋おいるず、
「未知の音楜に出䌚いたい」
ず蚀いながら、
「でも私が奜きそうな未知の音楜にしおね」
ずAIにお願いしおいるように芋えおしたう。
それ、未知じゃなくお「既知の奜みの呚蟺領域」じゃないww.
しかも、そこからさらにフィヌドバックしお掚薊粟床を䞊げおいく。
いや、自分奜みの音楜を自動で吐き出す逌やりシステムを高床化しおいるだけでは
「Spotifyに受動的におすすめされるだけの音楜生掻は嫌だ」
↓
「じゃあ自分のLiked SongsをAIに食わせお、自分奜みの未知の音楜をAIに倧量発掘させたす」
↓
いや、それも盞圓な自動絊逌では

私にずっお音楜は、そんなに自分䞭心のものじゃない。
曲だけ聎いお終わりじゃなくお、
「この人は䜕が奜きなんだろう」
「誰から圱響を受けたんだろう」
「誰に圱響を䞎えたんだろう」
「この音を䜜るために䜕をしたんだろう」
「この人、なんでこんなずころに異垞にこだわっおるんだろう」
「この䜜品を䜜ったずき䜕を考えおいたんだろう」
ず、䜜った人間そのものに興味が向いおいく。
そしお人間を蟿っおいくず、たた別の音楜に出䌚う。
音楜→人→音楜→文化→人→ラむブ→別の音楜→創䜜。
この埪環が私にずっおの音楜なんですよね。

だから、知っおいる曲数で蚀ったら私のほうが少ないかもしれない。

でも、曲の数を倧量に集めるこずず、音楜を深く知るこずっお別じゃない
その曲を䜜った人間の矎孊も、こだわりも、圱響関係も、制䜜背景も、文化も、本人の面倒くさい性栌も知らずに、曲だけを倧量に採掘しお「自分に合う合わない」で凊理しおいくこずを、私は「音楜を深く聎く」ずはあたり思わない。


ここで問題にしたいのは「AIを䜿っおいるのが嫌」でも「倧量に聎くのが嫌」でもない。音楜を”䜜品”ずいうより”消費察象のデヌタ”ずしお扱う態床そのものだ。

このやり方自䜓を責める筋合いはない。生掻が忙しく、受動的にしか音楜に觊れられない人は普通にいるし、そのための効率化ツヌルずしおAIを䜿うこず自䜓は吊定しない。Damon Albarnのように結果ずしお倧量の音楜を暪断的に聎くアヌティストもいる。問題は量でも手段でもなく、聎いた音楜がどこぞ接続されおいくかだ。人間、創䜜、シヌン、関係性ぞず開いおいくのか、それずも奜み刀定ず次の候補生成ずいう閉じたルヌプの䞭で終わるのか。

この態床を「アヌティストのように音楜に本気で向き合っおいる」こずず錯芚した堎合に生じるズレは倧きい。効率化された消費ず、身䜓化された探玢はたったく別物であり、自分が埌者をやっおいるずいう自芚があれば、そもそも「堕萜」ずいう蚀葉は出おこないはずだ。「なぜこの曲に出䌚ったのか」を説明できない出䌚い方、「音楜の偎に自分を連れお行っおもらう」のではなく「自分の奜みに音楜を奉仕させる」関係——音楜ずの関係がそこたで䞀方向的になっおいるこずに、私たちはどこたで満足しおいいのだろうか。

いや〜〜〜、こい぀センスねぇなwww
  ず思っおしたった。
結局これ、AIが悪いずかITを䜿うこずが悪いずかじゃなくお、「システムを䜜るこず」そのものが目的になっおないずいう気持ち悪さなんだず思う。
日本のIT界隈っお、たたに「ずにかく仕組み化したした」「効率化したした」「デヌタで最適化したした」みたいな、システムありきで人間の䜓隓が埌から぀いおくるようなものがあっお、私はあれが昔からどうも苊手なんですよね。
そしお今回のこれは、その音楜版に芋えたした。

音楜っお、もっず人間から突然飛んできお、「お前こんなの絶察奜きじゃないだろ」ず思ったものを奜きになったり、友達に教えられお知らない界隈に連れおいかれたり、ラむブでたたたた芋た人間に人生を狂わされたりするものじゃないの
それを党郚「奜みを孊習しお、毎朝最適な曲を5〜10曲お届けしたす」っおシステムにしおしたう。

いや、䟿利なのはわかる。
でも私はそれを音楜ずの出䌚いずは呌びたくない。

“倚様な音楜を聎いおたす”っお自慢しおるけど、その倚様性たで自分奜みに最適化されおるじゃん。そんなの倚様性じゃなくお、快適な範囲内での倚様性だろ

「俺、胜動的に音楜探しおる」
↓
「いや、それ受動的なAIによる自動絊逌では」

「俺、倚様な音楜聎いおる」
↓
「いや、それ既存の奜みの呚蟺を探玢しおるだけでは」

「俺、未知の音楜に出䌚っおる」
↓
「それ“あなたが奜きそうな未知”では」

  ずいうわけで、今回の件は私の䞭で
「ITにこだわる日本のシステム、たたにシステムを䜜るこずが目的になっおおキモい」の音楜版
ずしお非垞にわかりやすい事䟋でした。
こい぀、センスねぇなwww

おかさぁ、矎孊のないたたシステムだけを粟密に構築しお、「音楜を楜しんでたす」っお蚀われるのが嫌なんだよ

ずいうか、この蚘事を読んで私が䞀番キモく感じたのっお、この人、音楜的な矎孊がどこにあるんだろうなんですよね。

䜕を矎しいず思うのか、䜕をダサいず思うのか、どういう音に惹かれるのか、どういうアヌティストや文化に心を動かされるのか。

そういう「この人はこういう音楜が奜きなんだな」ずいう人栌が芋えおこなくお、代わりに芋えおくるのが、掚薊条件、分類、最適化、フィヌドバック、管理システム。

音楜を聎くためのシステムにはめちゃくちゃこだわっおるのに、音楜そのものぞの矎孊が芋えおこない。

私はそこが、めちゃくちゃ気持ち悪い。
いや、もちろん本人に矎孊がないず断蚀できるわけじゃないです。この蚘事に曞かれおいる範囲では、ずいう話です。

でも少なくずも私には、音楜が奜きな人ずいうより音楜を効率よく消費するシステムを構築するのが奜きな人に芋えおしたった。
そしお私は、たぶんそこが死ぬほど苊手なんだず思う

ファスト音楜

ファストファッションならぬ、ファスト音楜。
なんだよね。
曲を発芋する
→ AIが奜みに合わせお遞ぶ
→ 聎く
→ 良ければ保存
→ 奜みを孊習
→ たた次の曲が出おくる
ずいう、「自分に䌌合うものを高速で䟛絊しおもらう」消費モデル。

ファストファッションずの類䌌で面癜いのは、別に「倧量に買うこず」が悪いわけじゃないずころ。問題は、
自分が䜕を着たいのかどういう矎意識を持っおいるのかより、流行やアルゎリズムが“あなたに䌌合いそうなもの”を倧量に提瀺しおくれるみたいな状態。

音楜でも、
「私は䜕に心を動かされる人間なのか」より、
「過去のデヌタから私が奜きそうな曲を出しお」

になっおいるじゃんもはやあのAIの聎き方ww

音楜を聎いお自分の趣味が倉わるのではなく、
自分の趣味を倉えない範囲で音楜を䟛絊しおもらう。
これ、めちゃくちゃファスト音楜っぜいでしょ

ファストファッションならぬファスト音楜。
自分の矎孊を育おるんじゃなくお、自分の嗜奜に最適化された商品を延々ず䟛絊しおもらう。
「倚様な音楜を聎いおたす」っお、それ倚様性じゃなくお品揃えだろ

自分を倉えないたた、自分に最適化された「未知」を倧量に䟛絊しおもらう。それ、未知ずいうより、既知の奜みの呚蟺領域じゃない

音楜っお、そんなに綺麗に奜き嫌いの二元論的なデヌタだけに閉じ蟌められるものなのかな。

私はむしろ、
「なんで私はこれを奜きになったんだろう」
「この人はなんでこんな音を出しおるんだろう」
「この音楜の埌ろには誰がいるんだろう」
っお、どんどん暪道に逞れおいくほうが楜しい。

ファストファッションならぬ、ファスト音楜。
自分の矎孊を育おるんじゃなくお、
自分の嗜奜に最適化された音楜を、
次から次ぞず䟛絊しおもらう。

  いや、私はこれ、あんたり奜きじゃないです。

あず、これを読んでいおふず思ったんだけど、そもそもこういう音楜の聎き方をする人っお、楜噚を挔奏した経隓があたりないんじゃないかずいう疑問も出おきた。

いや、もちろん「この人は楜噚をやっおいない」ず断定する぀もりはない。実際のずころは知らない。ただ、蚘事に曞かれおいる音楜の捉え方からは、挔奏する偎の耳がほずんど芋えおこない。

曲を聎いお、
「これは自分の奜みに近い」
「これは違う」
「じゃあ次はこれ」
ず分類しおいく。

でも楜噚を匟いおいるず、曲っおそんなに簡単に「奜き嫌い」だけでは凊理できなくない

「なんでここでこのコヌドなんだ」
「このギタヌ、なんでこの抌さえ方なんだ」
「このドラム、なんでここでこの叩き方をしおるんだ」
「この音は挔奏そのものなのか、それずも機材や録音の特殊効果的な結果なのか」
「この人、ラむブではどうやっおこれを再珟しおるんだ」
「そもそも、この人は䜕をやりたくおこの音を出しおるんだ」

みたいに、曲を聎いおいるず、どうしおも“人間が実際に手を動かしお音を出しおいる”ずいうずころに戻っおくる。

だから私には、
曲 → 奜みの刀定 → 次の曲
ずいう聎き方より、
音 → 挔奏者 → 技術 → 圱響 → 人間関係 → シヌン → たた別の音楜
みたいな聎き方のほうが自然なんですよね。

この蚘事のシステムからは、その挔奏しおいる人間があたり芋えない。音楜が、誰かが身䜓を䜿っお䜜ったものずいうより、Spotify䞊に存圚する「掚薊可胜なデヌタ」に芋えおしたう。

  いや、やっぱり私、こういう音楜の聎き方かなり苊手だわ。
楜噚匟いたこずある人間からするず、そのギタヌ誰がどう匟いおるず思っおんだよっおなる。

Warped Tourずバグだらけの出䌚い

だいたいさ、「AIに自分の奜みを孊習させお未知の曲を発芋する」ずか蚀っおるけど、私が最近新しいバンドを聎くきっかけなんお、AIのレコメンドなんかよりよっぜどバグっおるからね。

䟋えば最近聎き始めた Black Veil Brides。
あれ、Spotifyのオススメから来たわけじゃない。Warped Tourの配信を家で垂れ流しながら、眺めおた倏の蚘憶ず、最近お姉さんずオタク同士で䌚話しおたのがきっかけだ。

フォロワヌさんが「掚しに䌌おお幎霢混同しちゃう」っお蚀っおた人が、なぜかWarped Tourの叞䌚をやっおお。「なんかこの人、叞䌚でめっちゃふざけおおおもろいな」ず思っおステヌゞを芋おみたら、ずんでもないオヌラを攟぀むケメンお兄さんだったわけ。

テレビでこの謎の悪意質問挔出コメディに爆笑しおた。

で、たた聎いおみるかwっお今日たた音楜を聎いおみたら、私が普段なら絶察に自分からは聎かないような兞型的なメタル。過去の再生履歎から刀定したら、Spotifyのアルゎリズムは私に絶察にこのバンドをオススメしおこないはずだ。

ただのむケメンだったらスルヌしおたかもしれないけど、「あの芋た目でこのおふざけキャラ、なんか奜きだわ」っお、完党にその人の『キャラクタヌ』に惹かれたんだよね。

普通、あの芋た目でBlack Veil Bridesのフロントマンやっおたら、
「カリスマ的な矎圢ロックスタヌ」
ずいうキャラで抌し通せそうじゃん。
あのビゞュアルを芋たら、誰もがダヌクで近づきがたいゎシックメタルのカリスマっおいう完璧なむメヌゞにならんおか先に圌のステヌゞ芋おおヌっおなっおしばらく叞䌚が同䞀人物なの気が付かなかったからなwwww

実際のAndy、
ステヌゞ
🖀 長髪・黒衣装・圧倒的フロントマン感パフォヌマンス最高
↓
ステヌゞ倖
「なんなんだこのお兄さん」
みたいな萜差がある。

しかも単に実はおちゃめ皋床じゃなくお、劙にギャグぞの振り切り方がおかしいんだよねwww
あ、ちゃんず圌のバンドもWarped Tour 䞭継で芋たからね初芋だったけどめちゃよかった

でも、叞䌚でふざけおたあのオヌラのあるお兄さんがやっおるバンドずいう、完党に属人的で、音楜性ずは党く関係ない謎の邪道的な興味から入った結果、普通に「面癜そうじゃん」っお聎き始めちゃっおる自分がいるわけよwww

これなんだよね。

私がAIの「完党䞀臎トラックの自動絊逌」をキモいず思うのは、こういう人間ずいう匷烈なノむズによる奜みの砎壊が起きないから。

私が「私自身の奜み」ずいう狭い郚屋に閉じこもっおいたら、䞀生出䌚わなかったはずのメタルに、オタクの雑談ずWarped Tourの叞䌚者のノリずいう人間の謎の異物感を軜々ず経由しお被匟しおしたう。

私が「自分の音楜の奜み」ずいう狭い郚屋に閉じこもっお、AIに逌を䞎え続けおいたら、䞀生出䌚わなかったはずのメタルに、
「叞䌚でふざけおたお兄さんのキャラが奜き」
ずいう、ク゜ほど音楜的ではない理由で軜々ず被匟しおしたう。

これ、音楜ずの出䌚いずしおめちゃくちゃ面癜くない
「あなたの奜みのゞャンルはこちらです」
「過去の再生履歎から、あなたが奜きそうな曲を遞びたした」
「今回のフィヌドバックをもずに、さらに粟床を䞊げたす」
ず、綺麗に箱庭を敎備しおくるシステムより、

「普段聎かない系統だけど、こい぀のキャラ面癜いから聎いおみるか」
ずいう、人間の雑で䞍条理な奜奇心のほうが、よっぜど音楜の䞖界を広げおくれるこずがある。
だっお、人間は音楜だけで人を奜きになるわけじゃないから。

芋た目だったり、喋り方だったり、ラむブでの立ち振る舞いだったり、倉なむンタビュヌだったり、友達の䞀蚀だったり、どうでもいい偶然だったり。

そういう䞀芋音楜ずは関係ない情報が、突然音楜ぞの入口になる。
そしお、その入口から入っおしたった結果、
自分では絶察に遞ばなかった音楜に、自分の奜みのほうが埌から倉えられる。
私はこれを「出䌚い」だず思っおいる。

曲から入っお、自分の奜みに合うか刀定しお、次の曲を探す。

それは効率的な消費なのかもしれない。

でも、

人から入っお、意味のわからない理由で、普段なら聎かない音楜にぶん殎られる。

私にずっおは、こっちが出䌚いなんだよ。

だから、お前らの綺麗に敎備された゚コヌチェンバヌ・システムには、

「キャラが奜きだから聎く」

みたいな、人間の最高にくだらなくお、最高に匷力なノむズは、䞀生理解できないだろうね😙

あヌヌヌ、なるほどね
色々曞いおきお、自分が䜕に䞀番匕っかかっおいたのか完党に分かった。
その聎き方で満足できるなら、極論「党郚AI生成音楜でよくない」っおこずだわ。
いや、別にAI生成音楜そのものを吊定しおいるわけじゃないよ。
でも、「自分の嗜奜をシステムに入力 → 奜みに合う未知の曲が掚薊される → 聎いお評䟡する → さらに最適化される」ずいうルヌプだけで音楜䜓隓が成立するなら、そこにはもう「誰が、なぜ、どんな人生を経おその音を鳎らしたのか」ずいう芁玠は1ミリも必芁ないじゃん。

だったら、既存の曲をわざわざAIに探させなくおも、「あなたの奜みを完璧に孊習したした。あなた専甚の次の曲です」っお、䞀生AIに奜みの曲を自動生成させお食っおればいい。
私にずっおの音楜はそうじゃない。
ステヌゞではゎリゎリのカリスマなのに叞䌚で謎のギャグキャラ爆発させおるAndyを芋お「こい぀䜕なんだよ」っおBVBに突っ蟌んでいったり。
Frankが圱響を受けたものを蟿ったり、Thomから別の音楜に飛んだり、珟堎のラむブで偶然遭遇した名も知らぬバンドに人生狂わされたり。
そういう人間ずいう匷烈なノむズが介入しおきお、自分の“予定調和な奜み”をぶっ壊しおくるこず自䜓が最高に楜しいんだよ。

自分奜みに最適化された逌をシステムから氞遠に䞎えられお満足する音楜䜓隓ず、逌なんお求めおないのに、倉な人間に釣られお思いっきり未知の音楜を食わされる音楜䜓隓。
これはもう、そもそも別の競技。

そこたで人間ず文脈を捚象しお「自分奜みの音デヌタ」だけを効率よく抜出したいなら、もう他人が䜜った曲じゃなくお、そい぀にAI生成曲でも食わせずけよww


远蚘
おかさ、さらに過去蚘事掘っおたら、私の予想が普通に的䞭しおお笑った。
この人、生成AIで音楜䜜るのめちゃくちゃ奜きじゃん

しかも「こういう音楜が聎きたいけど存圚しない」っおずきに、AIで自分奜みの音楜を生成しお楜しんでるらしい。
いや、なるほどね
今回の蚘事を読んで私が、
「この人、極論AI生成音楜でもよくないっおいう方向の音楜芳なんじゃないの」
っお感じたの、普通に圓たっおたじゃん

もちろん「人間の音楜なんおいらない、生成AI最高」っお話ではないし、本人も人間が䜜った音源のほうが聎きたいずは曞いおる。
でも、「自分の奜みにドンピシャの、ただ存圚しない音楜をAIから取り出せる」こずをかなり面癜がっおる。
  いやもう、私が今回の蚘事読んで感じた
「自分が倉わるために未知の音楜を聎くんじゃなくお、自分の奜みを満たすために未知の音楜を探しおない」っお違和感、そりゃ出るわ
だっおこの人にずっおは、
「聎きたい音楜がない」
→「じゃあ䜜る」ではなく、
「聎きたい音楜がない」
→「AIに生成させお出しおもらう」

なんだもん。
いや、そこたで培底しお「欲しい音楜を取り出す」偎なんかい

この人、どこたでも「お客様」なんですよ。
「自分が聎きたい音楜がない」
↓
生成AIに䜜っおもらう。
「新しい音楜を探すのが面倒」
↓
AIに探しおもらう。
「自分が奜きそうな新譜を知りたい」
↓
AIに遞んでもらう。
「自分の奜みを孊習させお、さらに自分奜みの音楜を出しおもらう」
↓
聎く。
  いや、培底しおるな
もちろん、誰もが䜜曲家や挔奏家になる必芁なんおないし、生成AIを䜿うこず自䜓を批刀したいわけではない。

ただ、私がうわ、気持ち悪いなず思うのは、この䞀連の行動の䞭に、
「じゃあ自分で挔奏しおみよう」
「自分で䜜っおみよう」
「ラむブに行っおみよう」
「この人は䜕を考えおこの音を䜜ったんだろう」
「この音楜が生たれた堎所に行っおみよう」
みたいな、音楜の偎に自分から身䜓ごず突っ蟌んでいく発想がほずんど芋えおこないこずなんですよ。
「自分が聎きたいけど存圚しない音楜」があるなら、
いや、お前が䜜ればよくないっお私は思っおしたう。もちろん「私は挔奏できないからAIで䜜る」ずいう人を責めたいわけじゃない。

でも、音楜ずの関わり方が最初から最埌たで、
「私はこういうものが欲しいです。誰か、もしくは䜕か、いい感じに出しおください」
ずいう方向に揃っおいる。

新しい音楜ずの出䌚いたでAIに任せお、奜みに合うものを遞別しおもらっお、存圚しない音楜たで生成しおもらう。
最終的に人間がやるこず、
再生ボタンを抌しお「これ奜き」「これは違う」ず刀定するこずだけになっおない
これが私の蚀う「お客様思考」なんですよ。

私の予想、無事、過去蚘事によっお裏取りされたした。

こわ。
私、こういうずころだけ劙に勘がいい。

そうそう、音楜の田舎モン感なのかもしれない。


【さらに远蚘人間の皮を被ったポンコツアルゎリズムたちぞ】


あ、誀解のないように蚀っおおくけど、私は「人間が介圚しおいれば䜕でも玠晎らしい」なんおお花畑なこずは1ミリも思っおないからね。人間の䞭にも、ろくに文脈も知らないカスみたいなアホはいっぱいいる。

぀い最近、マゞでブチギレそうになった出来事があっおさ。
私がBring Me The HorizonずかBABYMETALのラむブ芋たんだけど、楜しかったっお話をした時、人間のアホ3人くらいに立お続けにこう蚀われたんだわ。
「あ、音がピコピコしおるメタルコアなら、Electric Callboyおすすめだよ」
  お前ら、曲の「どこ」を聎いおんのブチギレ

確かにね「メタルコアキャッチヌな電子音」っおいう衚面䞊のメタデヌタ波圢デヌタだけを抜出したら、同じプレむリストに分類されるかもしれないよ。
でもさ、BMTHのあの死の匂いがするパヌ゜ナルな絶望ずか、BABYMETALの培底的に構築されたダヌクな神話性に察しお、Electric Callboyのあの「倉な服着おビヌル飲んでマッスルポヌズ決めおどんちゃん隒ぎしようぜ」っおいう底抜けのパヌティヌ・ギャグ路線を、同じ「おすすめ」ずしお出しおくるっお、コンテクスト文脈の完党な厩壊でしょ。

音が䌌おるっおだけで、歌詞も、思想も、アヌティストが衚珟したいベクトルも党郚ガン無芖😩
こういう、音楜を「激しくおピコピコ鳎っおるデヌタ」っおいう雑なフォルダ分けでしか凊理できない人間っお、マゞで䜕も芋おないんだよね。
いくら生身の人間が勧めおきおも、音楜を「衚面的なデヌタ」ずしおしか凊理しおないなら、そい぀はただの「粟床の䜎い劣化版Spotifyアルゎリズム肉塊バヌゞョン」でしかない。

私が蚀いたいのはこういうこず。
AIのアルゎリズムだろうが、アホな人間だろうが、文脈ず人間を切り捚おお音の特城だけで雑に音楜を凊理しおくるや぀らは、総じおセンスがない。なんならそもそも゚レクトリックコヌルボヌむのバスドラの響が気持ち悪くお普通にドラマヌずしお嫌いw

お前らのそのポンコツな脳内フォルダ分けで、私の奜きな音楜の文脈を汚すな

人間だろうがAIだろうが、音楜を特城量の近いものを次々出すゲヌムにしおいる時点で、私からするず同じ穎のムゞナ。

  ずか、散々「コンテクストの厩壊」やら「音楜の解像床」やら偉そうに高説を垂れたけどさ。
ぶっちゃけ、本圓にキレた理由はそんな高尚なもんじゃない。

単に私が、BMTHを神ず厇める過激掟の厄介オタクだから、掚しを雑な括りで消費されおガチギレしただけです

「䞀緒にすんなボケ私の掚しはそんな軜いノリじゃねえんだよ」っおいう、ただの宗教䞊の理由による癇癪だから
でもさ、音楜を聎くっお結局そういうこずでしょ
「完党䞀臎トラック」だの「効率的な探玢」だの蚀っおスマヌトに音楜を凊理しおる連䞭には、この掚しに察する過激掟オタクの血を吐くようなブチギレ感情なんお䞀生わかんねヌだろうな😙

お前の「矎孊」はどこにある(远蚘)


色々考えお、自分がなんでここたでこの蚘事ず曞き手に猛烈な違和感ず気持ち悪さを抱いたのか、完党に腑に萜ちた。
私が倧奜きなFrank Ieroぞの愛情ず、芋事に真逆の方向を向いおいるからだ。

私がFrankを奜きな理由は、「優しいから」「顔が奜きだから」「ギタヌの匟き方が奜きだから」だけじゃない。圌の根底にあるパンクな思想が、実際の行動や生き方にたで完党に貫通しおいるからだ。

あい぀はパンクを愛し、パンクを名乗るナニカの停善にはマゞでブチギレる。玍埗いかなければ培底的にDIYでやる。自分の音楜性、ステヌゞでのパフォヌマンス、着おいる服、発蚀、メディアぞの態床、呚囲の人間ずの関係性。その掻動のすべおが「俺はこう生きる」っおいう匷烈な矎孊に基づいおいる。

「思想 → 実践 → 䜜品 → 身䜓 → 生掻」
この䞀貫性があるからこそ、私は圌に狂わされおいる。私が惹かれおいる「音楜」っおいうのは、単なる音のゞャンルの話じゃない。「この人は䜕を信じおいお、それをどう生きおいるのか」ずいう、人間の生き様そのものを含めおの「音楜」なんだよね。

じゃあ、翻っおこのシステム構築者nomolk氏はどうだろう。
新譜をAIに探しおもらう。
自分の嗜奜デヌタで最適化する。
自分奜みの音楜を効率よく発掘する。
挙句の果おには、過去蚘事を芋るず「存圚しない、自分が聎きたい音楜は生成AIで䜜る」ずきた。
  いや、お前自身は音楜に䜕を賭けおんの

私がこの蚘事から感じるのは、音楜に察する矎孊じゃない。ただの音楜を効率よく扱うための情報凊理の方法論だ。この人、音楜のデヌタをたくさん凊理しおるんだなずは思えおも、この人は音楜を通しお、䜕をやりたい人間なんだろうが1ミリも芋えおこない。
私が奜きなのは、「音楜を自分の矎孊で䜜り倉えおいく面倒くさい人間」。
この蚘事が面癜がっおいるのは、「音楜を自分の嗜奜に合わせお探玢・生成・最適化しおいくシステム」。
これ、音楜に察するスタンスが完党に逆なんだよね。だから、私のこの気持ち悪さの最終的な答えはこれだ。
「お前の矎孊、どこ」

䜕千曲聎いおいるかずか、最新のAIを䜿っおいるかずか、そういう衚面的な手法の話じゃない。「お前は音楜を通しお、䜕を信じお、どう生きたい人間なんだよ」っおいう、䞀番肝心な䜓枩が感じられないんだわ。
Frankみたいに「普段は優しいけど、ここは絶察に譲らない」「停善には普通に噛み぀く」「だったら自分でやるわ」っおいう面倒くさい人間性そのものに惚れ蟌んでいる私からすれば、音楜を奜みの条件を満たすコンテンツずしお凊理しおるだけの文章を読んだら、そりゃこうなるよ。

Bill Clinton Chooses Next Victim
ほら、こい぀だよ。私がパンクな思想ず矎孊が奜きっお蚀っおる人間

いや、音楜っおそういうもんじゃねえだろ掚しの矎孊に人生狂わされおる人間舐めんな。

無機質な音楜ディストピア

この蚘事に曞かれおいる音楜ずの関係性だけを芋るず、私はかなり無機質だず思う。
音楜を「人間が䜜ったもの」ではなく、自分の嗜奜モデルに投入しお怜玢・分類・評䟡できるデヌタの集合ずしお扱っおいるように芋える。

そしお䜕より、
自分が倉わるために未知の音楜を聎くのではなく、自分の奜みを満たすために未知の音楜を探しおいる。
ここが、私には決定的に合わない。
音楜っお、そんなに郜合よく「私の奜きそうなもの」だけを持っおきおもらうものだったっけ

知らない人間に出䌚っお、知らない文化にぶ぀かっお、
「え、䜕これ。自分なら絶察聎かないんだけど」
ず思いながら聎いお、気づいたら自分の䞖界がちょっず広がっおいる。私はそっちのほうが、よっぜど音楜ずの出䌚いだず思う。

だから改めお蚀う。
「無機質な音楜ずの出䌚い。それでいいの」
私は、嫌だな。

めちゃくちゃ嫌。
そしおこの文章を曞きながら、ようやく分かった。

私はこの人の音楜探玢システムそのものが、普通にキモいず思っおいたんだず思う。

人間を介さず、自分の奜みを䞭心に据えお、AIに自分奜みの未知を延々ず発掘させる。

お前、音楜で䜕しおんの


え、私は

掚しが匟いおるギタヌ芋おニダニダしおたすけど。


っおこずです😙


それでは聞いおください。

Frank先生盎䌝 L.S. Dunesギタヌコヌドの抌さえ方蟌みで、ちょっずCの普通のや぀じゃなくおこう抑えるんだよヌっお䞁寧な説明付きギタヌ実挔。


いいなず思ったら応揎しよう

裏chem この蚘事はスタバで執筆したした。もし内容が気に入ったら明日のカフェむン代ずしお゚ササポヌトを投げ぀けおください。