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Photo byvoice_miwa0401

B.C.20~A.D.2025?

    【紀元前(B.C.)20年3月30日から西暦(A.D.)2025年3月30日までは何年間あるか計算せよ】


    この問いに、
    「20+2025=2045年」
    という計算を行ったとすると…


    ......“A.D.2045”と言えば…
    「AI研究の権威であるレイ・カーツワイル」
    によれば、
    「“シンギュラリティ”が起こり得る頃」
    と言われてきましたよね。

    その後の予測では、
    「2029年頃の“プレ・シンギュラリティ”」
    を経て徐々にそうなっていくようです。
    (怖いですね…もうすぐです…)

    アイキャッチ画像で毎度お世話になっているのは、多才クリエイター優谷(→“強谷”に改名の可有)さんがAIを巧みに操って作成したものです。

    また、
    「真偽の見分けのつかないようなディープフェィク動画」
    を作成できるものなど、様々な生成AIが開発されている昨今、正に肌感覚として、
    「もう数年以内に起こるのでは…」
    と感じている人も少なくないと思います。

    個人的な勝手な願望としては、
    「少なくとも寿命を全うするまでは、そんなことは起こらないでおくれ…」
    と。

    そんな事態への対応は、
    「デジタルネイティヴであるZ世代のこどもたちに任せたよ!」
    が本音です......


    閑話休題。


    まず、例えば
    「本日の12:34から12:56までは何分間?」
    と問われたら、
    「12:56という時刻と12:34という時刻の差」
    を求めればいいので、
    「56-34=22分」
    と答えますよね。

    では、
    「本日の12:34から13:56までは何分間?」
    と問われて、
    「56-34=22分」
    と答える人はいないと思います。

    時刻における分表示は、
    “60進法”
    のようなものなので、
    「時刻の差を求める」
    には
    「“分の位”だけではなく“時間(以上)の位”」
    も考慮する必要がありましたね。

    つまり、
    「“分の位”における“数の連続性”」
    を前提として、
    「単純に差を求める」
    ことに妥当性があるのは、
    「“時間(以上)の位”が一致している場合」
    のみですね。


    とすれば、冒頭の問題はどのように考えますか?

    中学生以上であれば、“負の数”の概念を習うので、
    「BC20年=AD-20年と考えればいい」
    との発想から計算することが多いかもしれません。

    月日は同じなので(閏年などとの“1年間の日数”の差は無視して)、
    「2025-(-20)」
    という
    「単純に年数の差を求める計算」
    から、
    「2045年」
    という答えで合っているでしょうか?

    小学生ならば、おそらく
    「紀元前と紀元後に分けて数える」
    ので、正しく答えられる割合が高くなるはずです。


    正解は、是非小学生に聞いてみましょう。


    ※近くに小学生がいない場合は、例えば
    「地下1階から地上2階までは何階分の階段を上る必要があるか?」
    を考えてみればわかりますね。

    このような例に共通しているのは、
    「“数の連続性”が成り立っていない」
    ところですね。

    そのような場合は、
    「単純に差を求める」
    ことだけで考えてしまわないように注意しなければなりません。


    ※なお、英国では、
    「1階=ground floor=0階」
    なので、
    「地下~地上の階数表示における数の連続性」
    は保たれていますね。

     
     
     
    首都圏で家庭教師をしながら創作活動も続けています。「初等数学の楽しさ」を感じてもらうべく、最新の入試問題等から良問を厳選して、小学生~大人の方々が気楽に取り組めるように紹介していきます。特に高校受験生の息抜き&知識吸収には役立ててもらえると思います。いずれは創作活動の発表も…

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