
【詩】静かな命
降りしきる雨を眺めていた
アスファルトに出来た水たまり
幾つもの波紋が浮かんでは消える
冷たく潤んだ風が頬に触れる
空は白にも灰色にも染まらず
太陽の光を遮っている
ただそれだけの事なのに
言葉に出来ない想いが
胸の中に広がっていく
深く息を吐いてみると
肩の力が抜けて柔らかな空気が
心に流れ込んでくる
空に教えられること
風に知らされること
大地に癒されること
私たちは
たくさんの命を
感じながら生きているんだ
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