
いやし
わたしにはそんな言葉はないの
そんなものもありはしないわ
癒されるどころか
もっと辛くなるだけだもの
お月さまだって癒してくれないわ
勝手にわたしが思うだけ
こんなにも恋焦がれても
あなたには届かない
こうして綺麗に見えていても
それは遠く離れているからなの
でもあなたが好き
見えないあなたがいるのもわかるわ
でもね
何故だかあなたに惹かれるの
どうしてなの?
癒して欲しいだなんて思ってもいないわ
あなたが見つめてくれるだけでもいいの
いいえ
ただ、傍にいて欲しいだけなの
無理なのは分かっていても
わたしのこころが求めてしまうの
わがままなわたしよね
あなただってそう
いつもあなたの願いを聞いているわ
すべてではないけれど
すべてはあなたのために
あなたを癒せるのなら
わたしは幸せの涙をながせるわ
その涙はいつかあたたかな光となって
あなたのこころを抱きしめるの
さり気ない優しさに満たされる
そんないやしの世界もあってもいいわよね