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身近な色


    夫の実家で、草むしり。

    「なんだこの土。黒っ!」

    引っこ抜いた跡は、真っ黒な土だった。

    「こんな色の土、見たことがない。」

    場所が変わると、今度は見慣れた茶色。

    そのとき、わたしの中で一本の線がつながった。

    このあいだ、美術館で見た
    栗田宏一さんの「ソイル・ライブラリー」。

    着色をしない、自然のままの土の色。
    そこには、たくさんの色があった。

    「なんだ。わたしの身近にも、色があるじゃん。」

    草むしりから、アートにつながるなんて。

    思ってもみなかった。

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    迷いながらも、日々を整えていく。 残しておきたいものを、置きに来ています。

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