
6時53分、ファミレスで関東での新生活をふりかえる
日曜日の朝、6時53分。新居の近く、静かでゆったりとした時間が流れるファミレスでこのnoteを書いている。
約30年間過ごした地元から関東へ引っ越して、1週間がたった。
慣れないことはいくつもあるけれど、ふたり暮らしということもあり、協力しながら乗り越えている。
新しい土地は、地元とはまったく違った。
周りにいろんなお店があるうえに、個人店が多い。だから、まだ見ぬカフェやディープなお店を開拓する楽しさがある。
引っ越してから数日たったある日、個人経営のカフェに行ってみた。
そこでは、パリパリでもちもちのクレープのような生地でチーズと生ハムを包んだ料理をいただいた。もちろん美味だ。グルテンフリーらしい。
チェーン店じゃなくて個人店という点がポイントで、そのお店ならではのこだわりや特色がダイレクトに伝わってくる。地元民に愛されているような隠れ家的な雰囲気も好き。
カフェ以外にも、ラーメン店やクレープ屋などいろんなお店に行ってみた。さっそく虫歯になってしまって、歯医者にも行った。
すると、どこで働いている人も接客がいいのだ。明るいし、ていねいだし、親切。お客さんが多いから、自然に接客レベルが磨かれていくのかなと思った。
街に人が多いところも、家族葬の建物が増えてきていた地元とはぜんぜん違う。駅前は常に人が行き交っているし、夜も散歩中なのか外を歩いている人をよく見る。
街にたくさん人がいるって、なんだか心強い。知っているのは同居人しかいないし、道行く人たちはみんな他人だけれど、ひとりじゃないんだって思えた。
それに、新しい土地は若い人が多い。「若い人」と言うとまるでおじさんで、あながち間違っていないのがつらいが、学生や家族連れがいっぱい住んでいるようだ。
若い人のおかげで、街に活気がある。この街には明るい未来があるような気がしてくるし、「若者は希望なんだな」としみじみしてしまった。
交通の便もよくて、今度東京に出かける予定を立てた。おなじく関東に住んでいる友人とファミレスでだべるという、楽しいでしかない予定だ。
今、とても楽しいのかもしれない。そして、新しく暮らすこの街を、すごく好きになれそうな気がしている。
トントン拍子で決まった引っ越し。関東へ向かう新幹線の中で、さびしさや後悔を感じた実家での日々。
でも、穏やかな時間が流れるファミレスでこの1週間をふりかえってみて、前向きになれている自分に気づいた。
新生活を決めてよかった。いまはそう思えている。