
神戸市 たるみ燐寸博物館
先日の旅の途中で、マッチコレクターとして、絶対訪れたい場所がありました。
Twitterで、その存在を知ってからずっと気になっていた場所。
神戸は三ノ宮からJRで約20分、垂水駅のすぐそばに「たるみ燐寸博物館」はあります。
駅を出て海側へ少し歩き、国道2号線添いにあるこのビルの二階です。
こちらが目印です。
どんな場所なのか、ドキドキしながら階段を上がります。
中へ入り、まず館長の小野さんにご挨拶。
毎度思うのですが、マッチコレクター界の先輩方にお会いするのに、「喫茶店のマッチです」と名乗るのはとても恥ずかしい…。
館内は小野さんが集められた戦後のマッチ箱やマッチラベルが多く展示されています。
マッチを愛する者としてはたまらないマッチの数々で、食い入るように見てしまいました。
こちらは新開地の老舗喫茶店『エデン』のマッチ。
60年代アートっぽいデザインに痺れます!
ちなみに『エデン』は私も何度か訪れたことがあるのですが、すでにマッチはありませんでした。
そしてこれは極小サイズのマッチ。
私は某所で開いたものを拝見したことがあるのですが、完全な実物を手にするのは初めて。
火をつけるのも大変そうです。今はまずお目にかかれない一品ですね。
小野さん曰く、工場泣かせの製品だったそう。普通サイズのマッチより明らかに手間ひま掛かりそうです。
帝国ホテルのマッチあれこれ。
一番珍しかったのがこれ、マッチギフトセット!
この箱の中に、いろんなマッチが所狭しと詰め込まれています。たまりませんね~!!
マッチがギフトとして成立していた、そんな時代があったということに思いを馳せながらじっくり拝見させて頂きました。
戦前のマッチラベルなんかも、かなりの量がファイリングされており、見応えたっぷりです。
展示しきれないマッチラベルがまだこんなに!
未整理のマッチが館内の一角にこんなにも!
ここをじっくり見るだけで相当楽しめそうですわ…。
館内の展示は小野さんが実際にお店を回って集められた神戸周辺の物が多いです。
お店に足を運んで手に入れたものには思い出が宿るし、ドラマが生まれる。
小野さんが集められた多くのマッチを見て、お話を聞いていると、当時の神戸の街並みも浮かんでくるようです。
何より、小野さんのコレクションにかける愛情を、実物に触れ、お話しを聞きながら感じられるのが良かった。
こちらはメディアで紹介されてから、コレクターの方や、ご家族の方よりコレクションの寄贈を受けることもあるそうです。
小野さんは集められていた方の来歴なども伺って、気になるマッチがあれば、お店の現在の姿を調べたり、ということもされているそうです。
まさにとなりの人間国宝ですね。(関東の人間にはわからないかも)
マッチに関する資料を展示してある一角もあります。
館長の小野さんです。
館内には約1万点のマッチがあるそうで、すべてを鑑賞するのはとてもじゃないけど不可能でした…。
最後に、小野さんと、東京での再会を誓い、博物館を後にしました。
マッチに興味のある方はもちろん、古いもの好きの方、歴史好きの方も十分楽しめる博物館だと思います。
神戸にお立ち寄りの際は、ぜひたるみ燐寸博物館まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
たるみ燐寸博物館
兵庫県 神戸市 垂水区 宮本町 1-25
ビル・シーサイド201
JR垂水駅から徒歩1分
営業時間 12:00~19:00
不定休
(日、月、火、木、土曜日は営業されていますが、お休みすることもあるそうです)
入館無料













