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【二次創䜜 小説10 11 12 呪術廻戊 懐玉・玉折】五条悟ずの邂逅 黎明線10〜12

    ご芧いただきありがずうございたす。この小説は玄4000文字で、玄10分皋床でお読みいただけたす。

    ※本䜜は『呪術廻戊』の䞖界をベヌスにした二次創䜜です。
    ※キャラクタヌには独自解釈・改倉を含みたす。
    ※原䜜をご芧のうえでの閲芧をおすすめしたす。

    ◆ヒロむンは名前固定蚭定匷めのオリゞナルキャラクタヌです倢䞻“あなた”圢匏ではありたせん。
    ◆「倢小説」タグは広矩で䜿甚しおいたす。䞍快な方はご泚意ください。

    🌀念のため1〜3話目のリンクを眮いおおきたす。



    ●10

     ピクリずせいらが反応する。同時に着信──おそらく悟だ。
    「䌏せお」
     せいらが星挿䜓に飛びかかった。
    「な、なんじゃなんじゃ」
     䌏せる星挿䜓に芆い被さるせいら、そのたた二人を䞞々ず呪霊で囲う。この郚屋にはもう䞀人  メむド姿の女性ず芖線が合い、近付いお䌏せさせるず同時に呪霊で芆った。
     ドンずいう爆音ず共に衝撃が䌝わっおくる。
     状況を確認する為に呪霊を解いた。メむド服姿の女性には「隠れおいおください」ず声をかけ、
    「なんじゃヌヌヌぁぁぁ」
     慌おた様子の星挿䜓の声が空に響いた。自動防埡の術匏が暎走しおいる 星挿䜓の身䜓が芋えない䜕かに匕っ匵られるようにベランダから倖に投げ出された。攻撃しおきた察象から、安党のために距離を取る条件蚭定が甘かったのか──今はそれどころではない。
    「りこちゃん」
     せいらは自分の意思で理子を远っお身を投げ出す。
     圌女が萜䞋する察象をどうこう出来るか情報が䞍足しおいた。それならず俺も二人を远う。

     せいらが星挿䜓の頭を抱きしめお萜䞋しおいる姿を目芖した。萜䞋の衝撃を吞収できる呪霊を、その埌に䞉人が乗れる飛行呪霊を呌び出す。
    「すぐる ありがずう」
    「たったく無茶をする。でも垳が䞋りおいたから助かったよ。䜿う呪霊の倧きさを気にしなくおいいからね」
     星挿䜓の無事をチラリず確認する。ただ驚いお目を癜黒させおいるような状態だが──半壊した郚屋に芖線を向けるずQの構成員らしき男ず芖線が合う。
    「ガキを枡せ 殺すぞ」
    「聞こえないなぁ、もっず近くでしゃべっおくれ」

    「おヌ。おヌ。掟手にやるねヌ」
     爆音ず共に聞こえた俺の声に反応しお、反転術匏に集䞭しおいるそよかが目を閉じたたた俺の髪の毛を掎んできた。
    「いでで やめろよ。ちゃんず無事だっお
    ──こっちにもお客さんだ」
     俺たちに投げられた無数のナむフが、無䞋限呪術によっお防がれる。
    「玠晎らしい。君、五条悟だな。有名人だ。匷いんだっおねぇ、噂が本圓か確かめさせおくれよ」
    「ナむフ投げおから聞くこずじゃねぇだろうが。そよか、俺から離れんなよ」
    「わかったわ」
     背䞭偎からたわされるそよかの手。密着する身䜓、胞の膚らみがダむレクトに抌し圓おられた。
    「あなたの無䞋限呪術の負荷を䞋げるには、ずにかく密着するしかないわ。私を背䞭に背負った荷物だず思っお集䞭しお」
     情けない声を䞊げそうになっお、ぐっず歯を食い瞛る。そよかはご䞁寧に呪力を䜿ったおんぶ玐のようなものたで甚意をしおいた。
    「お前、䜕笑っおんだよ──」
     目の前のニダケ顔のQの構成員に怒りの矛先を向ける。女子高生ずのむチャむチャがそんなに面癜いのか
    「ルヌルを決めようぜ 泣いお謝るなら呜だけは取らないでやるよ」
    「ク゜ガキが」


    ●11

    「お願いしたす」
     正座で頭を䞋げる、瀌儀正しい青幎。呪術高専の䞀幎生、灰原雄ず名乗った。
     䜕床も䜕床も足を運び、自分の刀を䜜っおほしいず頌んでくるその姿勢に、最初は軜くあしらっおいたが、前回ふず芋送りに出たずき──圌はなんず極倪の䞞倪を䞉本も背負っお、この険しい山道を登っおきおいたのだ。そしおたた静かにそれを背負っお、垰っおいった。
     本気ずいう蚀葉が倱瀌に思えるほどの執念を芋せ぀けられお、぀いに今回は玄関の戞を開けおしたった。
    「そう蚀われおもね  うちの工房で呪術垫甚の刀を䜜っおいたのは、もうずいぶん昔の話で。今はもう䜜っおいないんだよ」
     確かに、祖父が若い頃たでは、ここで特別な刀を打っおいた。呪術垫のための刀、穢れを祓う刀──なんでも力が匷すぎお、持ち䞻を遞ぶほどだったらしい。䜿いこなせなければ、力に呑たれるような、そんな危うさを持っおいたず聞いおいる。
     蔵を探せば、圓時の文献や蚘録が残っおいるかもしれない。しかし、私自身、あの蔵にはほずんど足を螏み入れたこずがないのだ。
    「うちじゃなくおも  ただ呪術垫向けの刀を打っおいる人を玹介するよ」
    「いいえ、ここで䜜られる刀でなければ意味がないんです」
    「意味」
     幎盞応の若者らしさを残した青幎の真剣な衚情。たなざしの奥に宿るのは、たるで燃える炎のような──。
    「ここで䜜られた刀には倪陜の、陜光の力が宿るんです。そしお陜光の力が宿る刀には、人の想いをのせるこずが出来る」

     私がただ小さな子どもの頃、どこかからかかっおきた電話に祖父が䜕床も謝っおいた。祖父が以前䜜った刀がたた暎走しお、呪術垫が䞀人亡くなったらしい。
     私は祖父の䜜った刀が奜きだった。
     矎しく、匷く惹き぀ける魅力があった。

    「君は──䜿いこなせるのか ここで䜜られた刀は、人から劖刀ず呌ばれるほどだ。君からは匷い意志を感じるが──」
    「  お客さんかい」
     奥から声がかかる。声の䞻は幎老いた祖父だった。目を现めお青幎を芋぀めたあず、ふず䜕かに気付いたように、瞳を芋開いた。
    「あんたは、もしかしお──」
    「灰原です」
    「そうか  苗字を倉えたのか」
     その蚀葉に、私も思わず祖父の顔を芋た。
    「そりゃそうだな。うちの刀を䜿えなくなったら、その苗字にするっお、あの子が蚀っおたからな──」
     祖父の蚀葉を聞いお、私は困惑した衚情を浮かべる。
    「圌の家は、炎の剣技を扱う䞀族だった。しかし、ある時期からぱったりず炎の剣技を扱えなくなった。呪術垫界ではよくある話だ。普通ならそこで、呪術垫からも足を掗うもんだが──お前さんはどうしお」
     圌は埮笑んだ。
    「もう二床ず倱わないためです
    ──良ければ僕の剣技を、䞀床だけでも芋おもらえたせんか」

     祖父を連れお、倖で圌の剣技を芋るこずになった。
     刀を構える圌の呌吞音が静かに聞こえる。

    「  嘘だろ」
     圌の振るう刀に炎が芋えた。
     埌から知ったのだが、圌が持っおいた刀は、以前ここで䜜られたもので、高専に残っおいた最埌の䞀振りだった。
     圌ず共に䜕床も任務に赎いたのだろう、その刀は刀ずしおの限界を迎え぀぀ある。

    「──たさかたた刀を打぀こずになるなんおな」
     幎老いた祖父が、再び背筋を䌞ばし立ち䞊がった。


    ●12

     メむド服姿の女性、黒井さんが私たちに玅茶を甚意しおくれおいた。
    「黒井のいれた玅茶はめちゃ矎味いのじゃ」
    「わヌい 楜しみヌ」
     せいらず星挿䜓のやり取りを埮笑たしく芋守っおいる。
    「お、お前ら 俺を倒しおいい気になるなよ
    ここにはQの最高戊力、バむ゚ルさんが来おるんだからな」
     私の呌び出した呪霊にたずわり぀かれ、身動きのずれないQの構成員が悲鳎を䞊げおいた。
     メヌルの着信音がしお、携垯画面を芋る。
    「バむ゚ルっお、もしかしおこの人」
     携垯画面をQの構成員に向けるず、
    「  その人、ですね」
     Qの構成員をボコボコにした姿を自撮りで送っおきた悟。画面の端に写っおいるそよかは呆れ顔だった。
    「呪詛垫もやめる もちろんQもだ 田舎に垰っお米を䜜るからヌ」
    「──呪術垫に蟲家が務たるかよ」
    「すぐるヌ。玅茶おいしいよヌ」
    「お、お嬢ちゃん 可愛いね 倩䜿のような愛らしさだ 君からもこい぀になんか蚀っおくれ 頌む」
     私が聞く耳を持たないからず、せいらにたで声をかけはじめた。せいらはきょずんずした顔で玅茶をテヌブルに眮くず、
    「じゃあ、このこたちあなたずチュヌしたいっお蚀っおるから──」
     頭だけの呪霊のはずが、盞手を求めるような腕がにゅるりず生える。
    「しおあげおください」
     せいらはにっこりず埮笑んで蚀った。この子ずいうのは、Qの構成員を拘束しおいる呪霊のこずだ。
    「ひ、ひぃ  」
     埮笑みながらせいらが別個䜓の呪霊を手にしお、じりじり近付いおいく。

    【暗転】

    「なんでこんなこずになっおんのか──」
     悟が空を仰ぐ。
     星挿䜓、倩内理子の匷い芁望で圌女の孊校での生掻を芋守るこずになった。
    「呜が狙われおるっお自芚が、足りねぇんじゃねぇの」
    「たぁ、そう蚀うなよ悟。『倩内理子の芁望にはすべお答えよ、ずの倩元様のご呜什だ』ず先生も蚀っおいたじゃないか」
     黒井さんも申し蚳なさそうに頭を䞋げる。圌女から星挿䜓の生い立ちを聞いた。
    「せいらずよそかも䞀緒だし、私たちは少し離れたずころから芋守っおいよう」
     せいらずそよかはこの孊校ぞの線入を考えおいる女子生埒ずしお、星挿䜓ず行動を共にしおいる。
    「楜しそうだ」
    「ちやほやされおいい気になっおやがるな」
     せいらが呚囲に笑顔を振り撒くのはい぀ものこずだが、そよかも普段ずは違い柔らかな埮笑みを浮かべおいる姿が遠目でも確認できた。
    「あんな颚にも笑えるのか  俺ずいる時は、滅倚に笑わないのに──」
     ぜ぀りずそんなこずを蚀う悟に、
    「悟は、そよかにもっず笑顔でいおほしいのか」
    「 なしなし そんなこず思っおもいねヌよ」
     私の蚀葉に「はっ」ずした衚情をした悟だったが、盎ぐに撀回しおしたう。
    「傑、芋匵りの呪霊は」
     やれやれず肩をすくめるず、芋匵らせおいた呪霊が二䜓祓われたこずに気付いた。
    「悟は急いで瀌拝堂に向かっおくれ、呪霊が二䜓祓われた。黒井さんはひずたず私ず䞀緒に──」
    「わかりたした」

    「  はにゃん」
     せいらがびくりず身䜓を震わせた。耳元にはせいらが、みみんず名前を぀けお可愛いがっおいる傑の呪霊がニタニタず笑っおいる。
     異倉を察知したそよかが、せいらに声をかけた。
    「せいら」
     むぅず唇を尖らせるせいら。気を取り盎しお聖歌を歌唱䞭の理子の袖を匕き声をかけた。
    「䟵入者だっお。りこちゃん」
    「なんじゃず」
    「衚で悟も埅機しおいるみたい。ここを出たしょう」
     そよかに促されお理子が窓の方を芋るず、五条悟の姿が確認できる。
    「──そうじゃな。わかった」
     これがきっず、孊校の友人たちずの最埌の思い出になるのだろう。そう思ったのか、理子はどこか寂しそうな衚情を浮かべた。せいらずそよかも、理子の気持ちは痛いほど理解できたから──そっず寄り添うように芋守っおいた。


    âž»

    ここたでご芧いただきありがずうございたした。

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    ●フォロヌしおもらえるず嬉しいです フォロバは数日䞭に。盞互前提で楜しんでるので、フォロヌが倖れおたらこちらも倖すこずがありたす🙏

    次の話は以䞋にございたす。


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