
『となりの億万長者』という本があります。
アメリカで出版された
『The Millionaire Next Door』
という本の日本語版です。
著者はトマス・スタンリー氏とウィリアム・ダンコ氏。
もともとは、富裕層向けの金融商品を販売したい大手金融機関から、
「本当のお金持ちの実態を調査してほしい」
という依頼がきっかけだったそうです。
調査を始めた二人は、
実際に多くの富裕層を訪ね歩きました。
そして、その結果を依頼主に報告しました。
ところが、
その内容は依頼した金融機関の予想とは大きく違っていました。
本当のお金持ちは、
豪邸に住み、
高級車を乗り回し、
ブランド品で身を固めている人たちではなかったのです。
むしろ、
地味でした。
堅実に働き、
無駄遣いをせず、
将来のために蓄え、
長い時間をかけて財産を築いている。
そんな人たちだったそうです。
依頼した金融機関は困惑したと言われています。
なぜなら、
自分たちが思い描いていた「富裕層像」と、
実際の富裕層の姿があまりにも違っていたからです。
この本を読んでいて、
私が特に印象に残ったのは、
「収入」と「財産」は違うという話です。
高収入の人が、
必ずしもお金持ちとは限らない。
一方で、
派手ではなくても、
着実に財産を築いている人がいる。
言われてみれば当たり前なのですが、
意外と混同しがちな話です。
これは、
どこかアリとキリギリスの話にも似ています。
たくさん稼ぐことと、
たくさん残すことは違う。
派手に見えることと、
実際に豊かなこと、とも違う。
そして私は、
これはお金だけの話ではないような気がしています。
人生でも、
目立つ人と、
積み上がっている人は、
必ずしも同じではありません。
学歴
肩書き
役職
収入
そうしたものは目につきやすい。
でも、
本当に積み上がっているものは、
案外見えないところにある。
人との信頼だったり、
経験だったり、
地道に続けてきた習慣だったり。
『となりの億万長者』は、
お金の本として有名ですが、
私には、
「本当に大切なものは意外と目立たない」
という本にも読めました。
派手さより積み重ね。
それは資産形成だけではなく、
人生そのものにも当てはまるのかもしれません。
仕事やキャリアに悩みながら、
現実の中でどう生きていくかについて発信しています。
興味をお持ちいただけたら、
フォロー、スキしていただけると嬉しいです。
遠回りしてきた経験や、
そこから見えたことは、
固定記事にまとめています。
また、
個別でのキャリア・働き方の相談も受けています。
必要な方は、
プロフィール記載のフォームからご連絡ください。
#人生戦略
#始めの一歩
#ちょっとした勇気
#価値観
#遠回り
#体験からの気づき
#創作大賞2026
#エッセイ部門