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夜に降るのは、星だけではない|シロクマ文芸部

    春野ことは

    夜に降るのは
    星だけではない

    寂しさや悲しみ
    痛みや痺れ

    残酷や辛辣
    憎悪や絶望

    それらは
    降ってくるだけでなく

    ときどきわたしを
    突き刺したりもする

    まるで夜空からナイフを
    投げられたかのように

    そのしがらみは
    誰にも解決できず

    刺された傷からは
    血が流れたまま

    でも不思議と朝がくれば
    魔法が解けたかのように

    希望や喜び
    癒しや許し

    温情や柔和
    慈愛や希望

    ナイフは
    朝の光によって回収され

    刺された傷にも
    小鳥のさえずりが
    包帯を巻いてくれる

    人々の賑やかな声によって
    なにもかもが温かく包まれる

    夜とはいったい
    なんなのだろう

    なぜ朝になると
    すべてが許されるのだろう

    そんな問いに
    答えを出してくれる人は
    誰もおらず

    またいつの間にか
    夜はやってきて

    そしてまた忘れたころに
    朝の光が顔を出す




    #夜に降る
    #シロクマ文芸部

    小牧部長、このたびもよろしくお願いいたします。



    今日から更新の時間が多少不規則になると思います!


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    生きづらさや日々の小さな違和感を拾い、考えたことを綴っています|双極症・摂食症・社交症などの経験から、生きやすさを一緒に考えたり、読書や詩、日々の楽しみを書いたり|答えを急がず、心にそっと灯りをともせるnoteを目指しています|Kindle『追憶の欠片たち』発売中

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