【誰でも参加型note】BAR こっぺぱん
BAR こっぺぱん🥃
ここは、どこかの港の近くにあるバー。
営業時間も、営業日もわかりません。
扉に灯りがついていたら、
たぶん、今夜は営業中。
カラン。
「いらっしゃいませ」
今夜、最初のお客さん。
短い髪に、黒縁の眼鏡。
「こんばんは」
mimiさんだった。
「お好きな席へどうぞ」
mimiさんはカウンターの端に座った。

窓の向こうには、暗い海。
遠くにいくつもの灯りが揺れている。
僕はグラスをひとつ取り出した。
苺を潰す。
冷えたスパークリングワインを、ゆっくり注ぐ。
シュワシュワ。
淡い赤の中を、小さな泡が昇っていく。
「どうぞ」
「わぁ……苺?」
「ロッシーニです」
続いて、
小さな黒い皿を置く。
苺。
クリームチーズ。
生ハム。
仕上げにバルサミコを一滴。
黒胡椒を、ほんの少し。

mimiさんがひとつ摘まむ。
僕はカウンターの中で、
グラスを拭く。
窓の向こう。
暗い海には、
漁船の灯りが揺れている。
さて。
今夜は、
何を飲みますか?
この物語は完全にアドリブで展開します。
mimiさんとは何の打ち合わせもしていません。
この記事を読んだ方がコメントをくれれば、来店可能です☺️✨
なお、未成年者もお酒が飲めない方も歓迎です💡
ドリンクをオーダーしても良いし、
ただ来ちゃっただけでも構いません✨
sophieさん ご来店😊✨
カラン。
「いらっしゃいませ」
金色の髪が、ふわりと揺れた。
「こんばんは」
sophieさんだった。

「お好きな席へどうぞ」
sophieさんはカウンターに座った。
窓の向こうには、暗い海。
遠くにいくつもの灯りが揺れている。
「何にします?」
「おまかせで」
そう言って、sophieさんは笑った。
僕は棚からジンを取り出した。
ライチのリキュール。
エルダーフラワーを少し。
氷と一緒に、静かに混ぜる。
最後にソーダ。
シュワシュワ。
淡い金色の中を、
小さな泡が昇っていく。
グラスをカウンターに置いた。
「どうぞ」
sophieさんがグラスを覗き込む。
「きれい……」

「ダンデライオンです」
「ダンデライオン?」
「たんぽぽ」
一瞬、sophieさんの目が丸くなった。
僕は何も言わず、
もう一枚、小さな黒い皿を置く。
薄く削ったミモレット。
クリームチーズ。
蜂蜜を、一滴。
オレンジ色のチーズが、
黒い皿の上で小さな花になっている。
sophieさんが、
グラスと皿を交互に見る。
「……たんぽぽ?」
「たぶん」
僕はそう答えた。
「ふふっ」
グラスが傾く。
金色の液体が、
ほんの少し揺れた。
窓の外は、夜の海。
花なんて、
どこにも咲いていない。
それなのに今夜は、
カウンターの上に、
たんぽぽが二つ咲いていた。

きのうち まみさん ご来店😊✨
カラン。
扉が開いた。
「いらっしゃいませ」
華やかな装いの女性が、
店の中を見回している。
「こんばんは」
きのうち まみさんだった。

「お好きな席へどうぞ」
まみさんはカウンターに座った。
窓の向こうには、暗い海。
遠くの灯りが、水面でゆらゆら揺れている。
「何にします?」
まみさんは少し考えて、
「ビールが飲みたいです」
「はい」
僕は冷えたグラスを取り出した。
トクトクトク。
金色の液体が満ちていく。
最後に、
白い泡をふんわり乗せる。
「どうぞ」
「わぁ」
まみさんがグラスを持ち上げる。
僕はその間に、
冷蔵庫から野菜を取り出した。
レタス。
ミニトマト。
ラディッシュ。
小さな葉野菜をいくつか。
ザクッ。
ザクッ。
大きめの器に盛って、
オリーブオイルと塩を少し。
コトン。
ビールの隣に置いた。
「サラダ?」
「はい」
まみさんが野菜を眺める。
「これ、どこの野菜ですか?」
「うちです」
「え?」
「自家栽培なんです」
まみさんが、
もう一度サラダを見る。
そして、笑った。
「作ってるんですか?」
「ちょっとだけ」
僕も自分のグラスに、
ビールを少し注いだ。
「乾杯」
「乾杯」
カチン。
小さな音が、
夜の店に響いた。
今夜のおつまみは、
凝った料理じゃない。
でも。
こういうものが一番おいしい夜もある。
窓の外では、
海の灯りが静かに揺れていた。

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