今夜は息子の手作り晩ごはん
晩夏のある夜のこと。
息子が家族の晩ごはんつくってくれました。
夏休みの家庭科の宿題です。
「家族一食分の献立を考えて、すべてつくってみる」
というもの。
献立を考えて。カロリーを計算して。
材料を調べて。買い出しをして。
下ごしらえをして。
そして、家族みんなの分をつくる。
今回のメニューは、
・目玉焼きのせハンバーグ
・もやしとワカメのサラダ
・ミルクスープ
・フルーツヨーグルト
なかなかのごちそうです。
これまでにも、スープだけとか、一品だけ料理をしたことはありました。
でも、家族みんなの一食分を最初から最後までつくるのは初めて。
「家族のためにごはんをつくる」
って、やってみると、これがなかなか大変なんですよね。
肉ダネをこねこね。両手でパンパン。
ひとつずつ形を整えていきます。

小分けします


指でへこませます

そして、いよいよフライパンへ。
ジュッ!油が跳ねる。
「熱っ」
その瞬間、ちょっと腰が引ける息子。
料理とは、なかなか命がけなのである。



サラダのドレッシングも手作り。
スープもつくって。
フルーツもひとつひとつ丁寧にカット。

笑

最後は盛り付けです。
よし。完成!

ぶどう好きの息子の盛り付け笑



テーブルに並べてみると……
おお。
ちゃんと晩ごはんだ。
しかも、なかなかきれい。
これは美味しそう。では、みんなで。
「いただきます♪」
「美味しいーーー!」
妹は、普段あまり食べないサラダをおかわり。スープも、とってもいいお味。
そしてハンバーグ。
ふっくらジューシー。
目玉焼きの黄身を割って、ソースと一緒にいただく。うん。最高です🤤
フルーツヨーグルトもいい感じ。
ちゃんとバランスのとれた晩ごはんになっていました。
息子も二つ目のハンバーグにかぶりつきながら、ちょっと照れくさそう。
でも、その顔は満面の「美味しい」。
なんだろう。
料理をつくったのは息子なのに。
食べているこちらまで、なんだか嬉しい。
そして食事のあと。妹から、お兄ちゃんへ。
一枚の手書きの感謝状が贈られました。
「美味しいご飯をありがとう」
……なんて素敵な時間なんだ。
と、ここまで書いておいてなんですが。
実は、ここに至るまでの道のり。
なかなか大変だったんです😅
なかなかやる気を起こさない息子を、なんとか奮い立たせる母。ざっくりとした献立から、細かな材料や分量を一緒に考えて。
段取りを確認して。買い物をして。
下ごしらえをして。
「次はこれね」
「その次はこうしよう」
と、ひとつひとつ一緒に進めていく。
母の努力。これはもう、家庭科の宿題というより、母子共同プロジェクトである。
なんのはなしです解?

一生懸命書きました
カロリー計算も
そして父である僕も、料理中は全力サポート。
ただし、
今回のメインシェフは、あくまで息子です。僕はその腕前を引き立てる、名脇役。
……の、つもり。
たぶん。
そんなこんなで完成した晩ごはん。
家族みんなで食卓を囲んで。
「美味しいね」と言いながら食べる。
妹がおかわりをして。
最後には「ありがとう」の感謝状まで渡す。
料理って、ただお腹を満たすだけじゃないんだな。
誰かのためにつくる。
誰かがそれを食べる。
そして「美味しかったよ」
「ありがとう」と伝える。
その間に、いろんなものが行ったり来たりしている。
そう考えると、毎日、当たり前のように食卓に並んでいるごはんも。
本当は、ぜんぜん当たり前じゃないのかもしれない。
……なんのはなしですか。
いや、
息子がハンバーグをつくった、というだけの話なんですけどね。
でも、
息子がつくった晩ごはんを、家族みんなで食べられた。
それだけで、父はちょっと感涙です🥹
頑張ったね。ホントに美味しかったよ。
これからも、たまには料理をしてくれたら嬉しいな。
毎日のごはんのお手伝いなんかもしてくれたら、もっと嬉しい。
そしていつか。
「ごはんをつくる」ことの大変さや楽しさを知って。
いつも誰かがつくってくれている「毎日のごはん」に、少しでも、今以上に感謝の気持ちを持ってくれたらいいなと思います。
そしてまたいつか。
美味しい手料理をご馳走してくださいませ。
ごちそうさまでした。
ありがとう。
……さて。
最後まで読んでいただいた皆さま。
これは、
「夏休みの家庭科の宿題で、息子が家族の晩ごはんをつくった」
という話です。
たぶん。

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