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原稿と私。

    緋賀雅羅/螺旋の月

     原稿を書いているときは幸せでもあるし、必死でもある。
     物語を作るというのは当たり前ですが、楽しいばかりではないです。思うとおりに綴れないときなどは本当に苦しいですしね。
     でも文字が躍るように打てるとかなり有り難い。

     気がつけば原稿というものとどれだけ付き合っているのだろうか。小中学生の頃は漫画を描いていたけど、それ原稿だから付き合いはとんでもないな。

     確かに今は原稿用紙に向かうのではなくて、PCであるわけだが、それでも書くという行為だと私は思う。
     言葉を綴っていくのは形を変えても書くということに繋がっていくのだ。

     何度でも言いたい、言葉を綴ることは楽しいのだと。

     私だけの言葉を打ち込んでいくのが大事。
     私だけに書ける物語がそこにある! 

     そう思うのも考えるのも大事だと思う。だってどんなにやったって自分らしくあるのが当たり前だからだ。
     人と同じにはならない。
     コピーじゃないんだから。
     自分を信じていい。
     自分の思うとおりにしていい。

     だから今日も私は物語を考えて、いかにそれを形にするかを奮闘するのである。

     大味すぎても細かすぎてもなかなかおもしろいものにはならないから、そのさじ加減が物語を作るという作業のまさに醍醐味かもしれない。

     個性的と言われることが割と多いのですが、文章。それは読み人を選んでしまってことでもあるんだろうなあ。
     それでも自分を貫くしか出来ない不器用さが私だと思う。

     それでも楽しんでくれる人がいる、楽しんでいる自分がいる。

     そんな当たり前を有り難く思いつつ、今日も言葉を紡いでいく。


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