天気は読めない|今日の一言
急な雨の日。
駅の入り口で傘を持たぬ人々がたむろする。
それを横目に颯爽と折りたたみ傘を出す人、
ほらね、と言わんばかりに長傘を差す人。
僕は大概“持たない”側だ。
迎えを待つ人。バスを使うか悩む人。
小雨になるのをそっと待つ人。
そんな中、僕は雨の中に飛び込んでいく。
びしゃびしゃになりながら家まで駆け抜ける。
飛び込む僕を見て、何人か着いてくる。
一緒に走り出す人、一歩踏み出して引き返す人。
その光景を見て、“待つ”ことを選択する人。
僕は待てない。様子見する時間がもったいない。
考えるより先に走り出すのが僕だ。
宮野 公輝(みやの・まさき)