
「大容量ファイルでGitHubが止まった!」Obsidianのpushエラーを解決する3つのステップ
ObsidianのGitHub連携で「pushエラー」が発生していませんか?
ObsidianでGitHub連携を使っている方で、突然「pushエラー」が発生して困った経験はありませんか?
データの同期ができなくなり、PCとスマートフォンでの連携が途切れてしまう。そんな状況におちいった方もいるのではないでしょうか。
初めて、そのような状態におちいった時、せっかく構築した仕組みをどこからやり直す必要があるのか。
復旧する際に今まで作ってきたデータはどうなるのか。
途方に暮れた経験があります。
この記事を読んでくれている方が同じ状況におちいった際に落ち着いて対応できるように記録として、この記事を残そうと思います。
すべてを網羅できる記事ではないので、参考程度の知識かもしれませんが、もしもの際に役に立つ記事になっていたら嬉しいです。
本記事では、ObsidianのGitHub連携で発生するpushエラーの原因と対処法、そして今後の運用改善策について解説します。
この方法を使えば、エラーが発生しても冷静に対処でき、より効率的なObsidian運用が実現できます。
🔳 pushエラーの原因と影響
考えられる原因
pushエラーが発生する主な原因として、以下のことが考えられます:
写真・動画によるバックアップデータの容量オーバー
コミュニティプラグインなどの影響
特に、写真やPDFなどの大容量ファイルがリポジトリに蓄積されると、GitHubの容量制限に引っかかり、pushが失敗するケースが多くなります。
POINT
大容量ファイルの蓄積は、GitHubの容量制限を超えるだけでなく、同期速度の低下も引き起こします。
🔳 エラー発生の要因を取り除く
1-1. 大容量データの一時的な移動
フォルダ内のデータ容量が増えすぎたことが原因である可能性がある場合
写真やPDFなどのデータ容量の大きいデータを一時的にリポジトリ外のフォルダへ移動させる
1-2. コミュニティプラグインの停止
他のコミュニティプラグインなどを追加、実行したタイミングでエラーが発生した場合
obsidianのコミュニティプラグインを開き、誤作動の原因のプラグインを一時的にOFFにしておきます。
下図は、「Terminal」のプラグインをOFFにする場合の例です。

これらの対応を行った後、以下の復旧方法を実行します。
2. 段階的な復旧手順
今までに作成したファイルの確認
今までに作成したファイルは、そのまま使用できます。焦って削除したりしないようにしましょう。
pushエラーが発生した後に作成されたファイルは、GitHubに保存されていないので、そのファイルがどれかわかるように「GitHub_未push」など分かりやすい名前のフォルダを作成し、そのフォルダに未同期ファイルを入れておく。
リポジトリの再設定
PCに設定しているGitHubリポジトリのフォルダ名を変更する
※携帯と連携しているため、WebのGitHubリポジトリの名前を変えずに運用を再開できるようにするWebのGitHubのリポジトリを再度クローン作成し、デスクトップに再設定する
再設定したリポジトリのフォルダ(保管庫)をPCのObsidianアプリの保管庫に再設定する
▼Githubのリポジトリクローンの手順は、下のyoutubeが参考になると思います。
自分が作成したGithubは、webで生きていますので、そのGithubのリポジトリをデスクトップ上にクローンし、obsidianアプリの保管庫として再設定してあげると作業は完了します。
データの復旧と確認
再設定が完了し、PCからWebへのpush、携帯で変更した内容をWebからpullし、問題なく連携ができていることを確認する
連携が完了したら、「GitHub_未push」フォルダのデータを再設定したリポジトリ内のフォルダに移動させて、pushし、Webのデータを最新状態に更新する
重要
段階的な復旧手順を踏むことで、せっかく蓄積したデータを失う事なく、最小限の労力で復旧することができます。
🔳 今後の運用改善策
1. 複数保管庫での使い分け
上記の経験を踏まえて、以下のような運用環境の変更を検討しましょう:
データ容量が重たい資料用のobsidianの保管庫を別に作成する。
データ容量の重たい資料は、GitHubに連携しない
注意:Githubに連携しない資料は、携帯と同期する事ができない。Obsidianのアプリでは、使用する保管庫の切り替えを簡単に行うことができるので、複数の保管庫を作成し、運用することができる
2. バックアップ手段の分散化
GitHubが使えない場合の代替手段
GitHubが使えないため、バックアップは別の手段を考える
私の場合、Googleドライブを活用する
Googleドライブは、NotebookLMとの連携も容易
保管庫の使い分け戦略
日々の気づき、やる事のメモ機能は、携帯から入力することが多くデータ容量も軽いため、GitHubを使って連携されている保管庫で管理する
PDFなどや写真が入った資料など、データ容量が重くPCで作業することが多いデータは、GitHubと連携していない保管庫で管理する
※GitHubと連携していない保管庫は、Googleドライブでバックアップする
注意点
Googleドライブのデータは、Web経由で他のパソコンからもアクセスできるが、GitHubのようにデータ更新を即実行できないのでデバイスを頻繁に切り替える運用には向いていない
POINT
用途に応じて保管庫を使い分けることで、GitHubの容量制限を回避しつつ、効率的なデータ管理が可能になります。
【まとめ】今回のポイントと次のステップ
今回は、ObsidianのGitHub連携で発生するpushエラーの対処法と運用改善策について解説しました。
今回のポイント
- 原因の特定: Githubは、大容量ファイルの蓄積や他のプラグインの影響でpushエラーが発生する。
- 段階的な復旧: データの移動→リポジトリ再設定→データ復旧の順序で確実に復旧できる。
- 運用の改善: 複数保管庫での使い分けと適切なバックアップ手段の選択でエラーを防ぎつつ、データ破損リスクに備える。
まずは、現在のリポジトリの容量を確認し、大容量ファイルがないかチェックしてみましょう。
そして、必要に応じて複数保管庫での運用を検討し、より安定したObsidian環境を構築していきましょう。