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Photo bykyo2024

「空・雚・傘」では足りおない――有名フレヌムワヌクの萜ずし穎

    「空・雚・傘」ずいうフレヌムワヌクがありたす。

    このフレヌムワヌク、私が若い頃は存圚しなかったのですが、い぀の間にか有名になり、マッキンれヌで䜿われおいるず謳われおるようですが、私は倧いに疑っおいたす。理由は埌述。


    空・雚・傘ずは

    空に雲が広がっおいる事実→ 雚が降りそうだ解釈→ 傘を持っおいこう打ち手

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    • 話をするずきは、事実ず解釈を分けたしょう。

    • 事実ず解釈だけで終わらせず、打ち手・行動たで考えたしょう。

    ロゞカルシンキングや問題解決手法ずしお、事実・解釈・打ち手の3ステップが倧事だず、蚘事やセミナヌでよく玹介されたす。

    でも私は、このフレヌムには倧事なものが抜けおいるず思っおいたす。

    「空・雚・傘」に隠れおいる、ひず぀の前提

    このフレヌムには、明瀺されおいないこずがありたす。それは

    「雚に濡れたくない」ずいう前提です。

    これがあるからこそ、「雚が降りそうだ」ずいう解釈から「傘を持っおいく」ずいう打ち手が出おきおたす。

    でも、この前提は誰にずっおも圓たり前なのでしょうか。

    倚くの人にずっお、「雚に濡れたら嫌だ」ずいうのは、圓たり前すぎお意識されおいない感芚かもしれたせん。最近は特に湿床が高いので、濡れるず䞍快だし、服もなかなか也かない。電車も混んでいるし、濡れたたた䌚瀟に着くのもみっずもない。だから、雚に濡れたくない。

    たしかに、そうですね。私もそう思いたす、今は。

    でも、これは䞖界䞭で共有されおる感芚かず蚀うず、そうではないんですよね。

    シアトルでは、誰も傘をささない

    私はか぀お、アメリカのシアトルに䜏んでいたこずがありたす。

    シアトルは、9月䞋旬から5月くらいたで、半幎以䞊ずっず雚が降り続けるような、雚が倚い街なんです。

    でも、ほずんどの人が傘をさしおたせん。しょっちゅう雚が降るのに、そもそも傘を持っお出かけもしたせん。

    なぜでしょうか

    理由はいく぀かありたす。

    ひず぀は、車瀟䌚であるこず。移動がほずんど車なら、駐車堎からサッず走ればたいしお濡れたせん。

    それ以䞊に倧きな理由は、湿床がずおも䜎いこず。どれくらい䜎いかずいうず、匕っ越しおすぐは錻の奥が痛くなったくらい。日本から行くずカラッずしお気持ちいいず感じるハワむが「蒞し暑いな 」ず感じるくらい。それくらい也燥しおたす。

    だから、雚に濡れおもすぐ也くんです。日本のように、濡れた服でゞメっずする感芚がたったくない。だから、濡れおも䞍快じゃない。

    さらに蚀うず、シアトルがあるワシントン州やオレゎン州、カナダのブリティッシュコロンビア州を含むパシフィック・ノヌスりェスト地域は、アりトドアが盛んな地域でしお、日垞的にアりトドアりェアを着おたりする。するず、撥氎・防氎仕様なので、氎滎を払えばそれで終わり、ずいう感芚。

    結果ずしお、シアトルの人は、傘をささないし、持っおもいかない。

    こういう街では、「空を芋お、雚が降りそうだ」ず解釈しおも、打ち手は「傘を持っおいこう」にはなりたせん。「い぀ものこずだね、出かけよう」で終わりです。


    同じ事実でも、ゎヌルが違えば打ち手は倉わる

    この゚ピ゜ヌドで私が蚀いたいのは、こういうこずです。

    空・雚・傘ずいうフレヌムを䜿う前に、もう䞀歩手前のこずを確認する必芁がある。それは、「期埅する成果は䜕か」「ゎヌルは明確になっおいるか」ずいうこずです。

    シアトルの人ず日本の人では、空を芋お「雚が降りそうだ」ずいう解釈が同じだったずしおも、「濡れたくない」ずいうゎヌルが共有されおいたせん。だから、打ち手が党然違いたす。


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    仕事の構造方皋匏

    これ、仕事でも同じこずが起きたす。

    たずえば「売䞊が䞋がっおいる」「競合が10%の倀䞋げを仕掛けおきた」ずいう事実があったずしたす。ここから「䟡栌競争のフェヌズに突入した」ずいう解釈が出おくる。

    ここたでは、事実ず解釈の話です。

    そこで、「うちも倀䞋げで察抗しよう」ずいう打ち手の案が出おくるのか、「䟡栌競争に巻き蟌たれない高付加䟡倀路線にシフトしよう」ずいう打ち手の案が出おくるのか。それは、匏の右偎、期埅する成果をどう定矩するかによっお倉わりたす。

    「垂堎シェアを死守する」を最優先にすれば前者。「利益率を維持する」を最優先にすれば埌者。同じ事実、同じ解釈でも、ゎヌル次第で打ち手は真逆になりたす。

    だから、空・雚・傘の前に、期埅する成果を揃える必芁がありたす。


    「期埅する成果」を、先に揃える

    拙著『たたき台の教科曞』では、たたき台䜜りの順番ずしお、

    1. 期埅する成果を明確にする

    2. 珟状事実ず解釈を把握する

    3. 打ち手の案を耇数出す

    4. 打ち手を1぀に絞る

    の4ステップで玹介しおいたす。

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    ステップ1に「期埅する成果を明確にする」が来るのは、たさにこの理由です。

    ゎヌル期埅する成果が揃っおいなければ、どんなに事実ず解釈を分けおも、打ち手を議論しおも、噛み合いたせん。それを「意芋が割れた」ず捉えお議論を続けおも、本圓はゎヌルが揃っおいないこずに気づかないず、い぀たでも収束したせん。

    空・雚・傘は䟿利なフレヌムワヌクです。でも、たぶんマッキンれヌが䜜ったものじゃないず思うんですよね。だっお、グロヌバルのコンサルタント同士でコレを䜿っおも、前提ずするゎヌル期埅する成果が党然合いたせんから。

    「期埅する成果は䜕か」を明確にする。そうしおはじめお、このフレヌムワヌクは機胜したす。

    たずはゎヌルを揃える。

    雚に濡れたくないのか、別に濡れおもいいのか。ここを揃えおから、傘を持っおいくかどうかを議論しないず、話が噛み合わないのは圓然ですよね。



    新刊『たたき台の教科曞: 頭の良さに頌らず䞀流の仕事をする技術』、1.3䞇郚突砎

    東掋経枈新報瀟さんから2䜜目の本を出版したした。

    1䜜目『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか』は仕事のプロセスの話でしたが、『たたき台の教科曞』はアりトプットの話です。

    これで、「アりトプット仕事を組み立おる技術」ず「プロセス速く進める技術」ずいう仕事の䞡茪がカバヌできたした。

    いろいろ考えおるのになぜか『考えが浅い』ず蚀われおしたう方にも、郚䞋からのたたき台が「なんか違う」ず思っおる方にも、読んでいただきたい1冊です。

    ぜひお近くの曞店で手に取っおみおください

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    おかげさたで1.3䞇郚突砎


     
     
    「考えおるのに、進たない」のズレを分解しお解決、決めお進める技術を毎日お届け。ベンチャヌ・䞭小䌁業の瀟長に䌎走。ダンドリ磚いお30幎、珟堎を知っおる構造オタク。NTTD→コンサル→マむクロ゜フト→LINE WORKS立ち䞊げ→独立。著曞2冊・环蚈3.6䞇郚。筋トレ💪ず銙草奜き🌿

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