成長を前提とした社会について、考え始めたこと
どうして、設計が経済活動の中の仕事と捉えるようになったのか
設計の仕事をしていると、コストやLCCの話は避けて通れない。
設計者としての立場であれば、そこまでは自然に話ができる。
ただ、それが事業性や収益性の話になると、
一気に踏み込めなくなる感覚がある。
昔から漠然と「それでいいのか」という意識はあったけど、
周囲の設計者がそこを強く追求することは少いように思う。
自分自身も、目の前の仕事を回すことで精一杯で、
そこまで考える余裕は無かった。
むしろ、経済や収支、建設以外の部分のお金の話に対して、
無関心、あるいは距離を置いている人が多いようにも感じていた。
考えるようになったきっかけ
近年、インターネットでも、
個人の資産形成の話題をよく目にするようになった。
それをきっかけに、自分自身も資産形成について考えるようになった。
考え始めると、次々と疑問が浮かんできた。
・資産とはなにか
・お金とはなにか
・そもそも資本主義とはどういう仕組みなのか
・経済とは何を指しているのか
今日はその中でも、
「資本主義とは何か」「経済とは何か」
という部分について、現時点での自分なりの解釈を書いてみたい。
成長することが前提の社会
経済活動や資本主義について調べていく中で、
緩やかなインフレを続けることが「正しい」とされていることを知った。
成長し続けることが前提になっていて、
成長が止まるとき=経済活動が止まるとき=
資本主義の前提としている仕組みが、うまく機能しにくくなるとき、
そんな構造のように感じた。
止まったら死んでしまうマグロや、
自転車操業の会社のようだとも思った。
社会や制度がその前提で組み立てられているなら、
その上で生きている個人は、
どう考え、どう立ち回るのが良いのか、気になった。
どう関わるのか
もし社会の前提がそこにあるのなら、
まずはそれを理解した上で立ち回るのがいいのかなと思った。
その自転車から降りようとしても、
完全に切り離すことは難しいと感じている。
意識していなくても、降りようとしても、間接的に関わり続けてしまう。
だからこそ、
この前提を知らずに生きるより、
理解した上で考え続ける方がいいのではないかと思っている。
