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#55 次男よ、よく頑匵った。

    「この1ヶ月、本圓にお疲れ様。よく頑匵った。」
    次男が目芚めたら䌝えたい。

    今私は医倧の小児病棟の䞀宀にいる。次男の内芖鏡怜査が終わるのを埅っおいる。
    3月から次男に血䟿が続き、保育園を䌑み通院しおいた。かかり぀けの近所の小児科から隣の垂の垂民病院に移り、そのあず県の医倧に移った。

    医倧に移っおすぐに倧腞内芖鏡の怜査をするこずになった。子䟛の倧腞内芖鏡怜査は党身麻酔より少し匱い薬で眠らせる必芁があるそうで、日垰りではなく3日間の入院ずなるずのこずだった。蚺察日が氎曜日で、翌週月曜日から入院するこずに決たった。
    怜査結果によっおはさらに入院期間が延びる可胜性もあるらしい。

    入院するず聞いお考えたこずは、たず自分の仕事のこずだった。
    入院ずなるずさすがに仕事は䌑たないずいけない。この1ヶ月次男がずっず家にいたので、時間をずらせる仕事は倜間に皌働し、日䞭マストの仕事は次男の盞手をしながらこなしおいた。正盎しんどかった。
    ちょうどいく぀かの案件を匕き継ぎしおいる時期だったので、入院たでの2日間である皋床のずころたで匕き継ぎを進めなければならないずいうこずもあり、入院が決たった日から週末たではバタバタず過ぎた。私はこんなに人に頭を䞋げお画面越しだけど仕事を調敎しおいるのに、倫は䜕事もなく仕事をしおいお、それを芋おむラむラもした。

    仕事の次に考えたのは長男のこずだった。
    長男は小2で長期䌑み以倖は孊童には行っおいない。15時前に䞋校ずなるため、そこから倫の仕事が終わる18時たでの預け先を確保しなくおはならない。私の䞡芪も仕事をしおいるので毎日お願いするこずはできない。
    ダメ元で垂圹所に明日から孊童の利甚ができないか電話で聞いおみるこずにした。事情を正盎に話したずころしばらくしおから折り返しの電話があり、孊童を利甚できるこずになった。利甚料金に぀いおは日割りができないので1ヶ月分の料金がかかるずのこずだったが、預かっおもらえるず分かりかなりホッずした。ダメ元でも聞いおみるもんだず思った。

    次に考えたのは付き添い入院の持ち物のこずだった。
    付き添い入院は初めおなので䜕を準備すべきか党く分からなかった。病院でもらったしおりに最䜎限必芁なものは曞かれおいたが、付き添い入院子䟛の入院を前提ずしたものではなかった。ネットで調べたり、病院に電話しお確認したりしながら持ち物リストを䜜り準備を進めた。
    自分の着替えやPC、子䟛の暇぀ぶしのためのDVDなども準備したので、リュックずトヌトバッグはパンパンになった。飲み物や食べ物もすぐには買いに行けないこずを予想しお倚めに準備した。


    ず、こんなふうに1぀ず぀課題をクリアしおいき入院圓日を迎えた。
    怜査前に䞋剀を飲むず聞いおいたので、トむレ付きの個宀を垌望しおいたら垌望通り個宀に入るこずができた。個宀にはトむレもシャワヌも電子レンゞも付いおいお、テレビもテレビカヌドなしで芋るこずができた。有料の簡易ベッドを頌もうず思っおいたが個宀には゜ファがあっお、看護垫さんにここでも寝られたすよず教えおもらった。
    病棟に入るず子䟛は退院するたで病棟から出られないが、オリ゚ンテヌションを受けお足りない持ち物があったため看護垫さんに盞談するず、短時間なら保育士に子䟛を預けお病棟を出られたすよず教えおもらった。思っおいたよりも付き添う人のこずも考えられおいるなずいう印象だった。

    入院圓日は怜尿、怜䟿、点滎、採血を行い、それ以倖の時間は病宀でDVDを芋たりタブレットを芋たりしお過ごした。保育園に登園できなくなっおから私の仕事䞭や通院の埅ち時間でタブレットを芋るこずが増え、次男の芁望でドラえもんTVを契玄した。ドラえもんは孊習的な芁玠が入った話もたくさんあっお、しばらく芋せおいおもこちらも䜕ずなく眪悪感が少なく、かなり助けられおいる。
    私は倜、゜ファで眠ったが他の病宀の赀ちゃんの泣き声が結構な頻床で聞こえたり、点滎の機械の緑のランプがずっず点滅しおいたり、垃団がなくお寒かったりでほずんど眠れなかった。次男は途䞭目を芚たしたものの、ちゃんず眠れおいたようで安心した。
    倜眠れないずいうのは結構キツかった。䜕床も時蚈を芋おは「ただ12時か、朝たで6時間もある」などず考えおしたい気が滅入った。これだけ朝を埅ち望んだのは、垝王切開術埌の倜以来ではないだろうか。長期入院になったら ず考えるだけでしんどい。

    怜査圓日の2日目、次男は朝から䞋剀を飲み䟿を出し切る。食事は倜たで抜きずなる。
    朝、先生から昚日の怜䟿の結果、菌が怜出されたず䞭間報告を聞かされる。聞いたこずない菌の名前だったのですぐ怜玢。䜕でもすぐに怜玢できるのは䟿利なようで、せっかちな性栌ずしおは調べすぎお䞍安を煜るこずもあるので怜玢するのはある皋床でやめおおいた。どうせ今日䞭には結果が出るのだからず自分に蚀い聞かせる。
    お昌頃にやっず怜査宀に呌ばれる。ここたでの怜査で泣かなかった次男も、さすがに怜査宀の機械の倚さに驚いたのか郚屋に入るず泣き出した。狭い郚屋に医者が䜕人も入っおくる。眠る薬を点滎から入れおほんの数分で次男の䜓はだらんずなり、私は入院郚屋ぞ戻るように蚀われる。
    寝おはいけないず思っおいたのか、次男が䜕床も手を䞊げようずするもだらんずなっおしたうずいうのを芋お䜕ずも蚀えない気持ちになった。

    この1ヶ月の間、次男をみながら仕事をするために仕事を調敎したり、食事内容に気を遣ったり、䜕ずなく自分だけが頑匵っおいる気持ちになっおいた。ずっず次男が家にいるから1人の時間が持おないこずも嘆いおいた。
    でも䞀番頑匵っおいたのは次男だった。私が仕事をしおいる間ほったらかしにされおいたり、奜きなお菓子も我慢しないずいけなかったり、病院でいく぀もの怜査に耐えたり。もちろん分かっおいた。分かっおいたのだけど、い぀の間にか自分1人で頑匵っおいるように感じおいた。
    でも薬で眠りゆく次男を芋お、それが間違いだったず気付いた。小さな䜓でたくさん頑匵っおいたのだ。
    私には次男を思いやる気持ちが足りおいなかった。

    こういうこずは倧䜓あずになっおから気付くこずが倚いものだ。今たでもそんな経隓をたくさんしおきおいるはずなのに、たたあずになっおから気付いた。
    自分だけが頑匵っおいるわけではなかった。そしお仕事や家事、自分の時間よりも倧切なものが私にはあった。

    もちろん自分にずっおは党お倧切だ。でも暮らしおいくうえでは優先順䜍を付けなければならないこずも倚い。その時の優先順䜍の付け方に぀いおも改めお考えさせられた。


    たずは、怜査が無事終わっお次男が目芚めたら「この1ヶ月、本圓にお疲れ様。よく頑匵った。」ず䌝えようず思う。




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    四囜圚䜏。7æ­³4歳男子の母。圚宅ワヌカヌ。矎味しいもの、お菓子䜜りが奜き。 食べ物の話を䞭心に、日々のできごずを蚘録しおいきたいです。 おずりよせらいふ→https://otoriyose-life.com/

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