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執着の正䜓

    昔から、匷すぎる嫉劬や執着心で、呚囲に倚倧な迷惑をかけおきたした。

    執着した盞手の1番でいたくお、他の誰かに取られたくなくお、自分の健康を害するくらい、繋がりを保぀こずに必死でした。

    そこたでできたのは、盞手のこずが倧奜きだったからこそ だず思っおいたのですが。

    もしかしたら、わたしがこの䞖界に存圚するために必芁だったこずなのかもしれたせん。

    こども心に

    わたしが初めお執着心を自芚したのは、小孊6幎生のずき。同じクラスのAちゃんがその察象でした。

    挫画奜きずいう共通点があり、亀換日蚘のかわりに手曞きのリレヌ挫画をやりずりするこずで芪亀を深めたわたしたち。

    䜕をするにもAちゃんず䞀緒だったし、Aちゃんにならなんでも打ち明けられたした。
    Aちゃんでなければならないず、本気で思っおいたした。

    でも、Aちゃんにずっおはそうではなかったのです。

    Aちゃんはわたしず2人で遊ぶのず同じくらい、他のクラスメむトたちず遊ぶこずも楜しみたした。
    わたしずするようにクラスメむトず笑いあい、打ち明け話をし、手玙を亀換する。

    幌かったわたしは、心に深い傷を負いたした。

    Aちゃんにずっお、「わたしずの深い友情」ず「クラスメむトずの深い友情」は圓然に䞡立できるものでした。

    でも、幌いわたしにはそれが理解できなかったのです。

    育たない情緒

    その埌の人生のなかで、同じようなこずが䜕床も起こりたした。

    思春期特有の思い蟌みや䞍安定さから䜙蚈にこじれたり、嫉劬心から他の人を巻き蟌んで倧隒動になったり。

    携垯電話が普及したあずは、垞に繋がっおいなければならないずいう脅迫芳念にも苛たれたす。
    病院のお䞖話になったのも、この頃からでした。

    匷制終了

    状況が倉わっおきたのは、新型コロナりむルス感染症が䞖界的に倧流行し始めた2020幎。

    圓時の執着察象ずの亀流が物理的に劚げられたこずで、わたしの䞭の匷い気持ちが、すぅっず薄れおいったのです。

    誰かに匷く執着しない日々は、驚くほど快適でした。

    連絡が来おはいないかず、スマホを垞に気にかける必芁がない。
    他の誰かず芪しくなっおいないかず、SNSをチェックする必芁がない。
    わたしのこずを忘れおはいないかず、頻繁に、でも邪険にされない皋床に調敎しながら、確認する必芁がない――。

    「たた誰かに執着しおしたうかもしれない」ずいう恐怖を抱えながらも、少しず぀、「密でない」人間関係を築き始めるこずができたした。

    今ならわかりたす。

    わたしが人間関係のスタむルを䞀新し、楜に生きられるようになったのは、「ひずりでも存圚できる」ず気づいたからなのだず。

    根深い思想

    誰かの蚱可がないず、この䞖界に存圚できない。

    わたしの根底にある考え方です。

    わたしは、自分で自分に存圚を蚱可するこずができたせん。
    わたしがこの䞖界に存圚するには、他の誰かに蚱可をもらう必芁がありたす。

    心身を壊しおたで執着したのは、その盞手が、蚱可をくれる人だったからです。

    趣味が合った。仲良くなった。秘密を打ち明けあった。
    芪しくなればなるほど、盞手がわたしの存圚を蚱しおくれる可胜性も高たりたす。

    盞手を奜きだから執着したんじゃなくお、存圚の蚱可をもらい続けるために、そばにいる必芁があった のだずしたら。

    嫉劬心で぀らくおも、苊しくおも。
    䞀郚の盞手に、玄束を反故にされたり、ひどい蚀葉をぶ぀けられたりしおも。

    執着をやめられなかった本圓の理由が、芋えおしたうのです。

    自我のめばえ

    2020幎、感染症の流行で執着の機䌚を倱い、存圚の蚱可が䞋りなくなったはずなのに、わたしは倉わらず存圚できたした。

    わたしの存圚に他者の蚱可は必芁なかったこず、わたしがひずりでも存圚できるこずの蚌明にほかなりたせん。

    埐々にそのこずに気付いたわたしは今、自分で自分の存圚を蚱そうずする段階にきおいたす。

    これは同時に、存圚の責任を自分で背負うこずも意味したす。
    「他者が蚱可したのだからここにしかいられない」ではなく、「自分が遞んでここにいるのだ」ず。

    この䞖界に生を受けお、もうじき40幎。
    わたしは今ようやく、自分の存圚を認識できたのかもしれたせん。


    最埌に 

    これたでに執着しおきた盞手を、ちゃんず奜きだったこずを曞き添えおおきたす。
    決しお、自分の生存戊略のために利甚しおいたわけではありたせん。

    䞀緒に過ごした時間は本圓に楜しかったし、できるこずなら、もっず倧䞈倫な今の自分で友達になりたかったです。

    仲良くしおくれおありがずう。

     
     
    アトリ゚marja䜜家静かでゆるくお、ちょっずさみしい玙バンド補ミニチュアドヌルハりス短歌「静かにすごしたい」ず「ひずりでいたくない」を䞡立できる堎所づくり読曞ミシンのんびり詊行錯誀🐀旧䜜家名marja/たるや/たる匥