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嫌われるという強み

    ポスターやチラシ、飲食店や雑貨屋など。

    洗練された、スタイリッシュが溢れている気がする。

    そういうものに触れると、
    私は一瞬、心地よい気がする。

    しばらくして、それを思い出せるのかと考えた。


    なんとなく、お洒落なお店が好きだった。

    今は何故か、その気持ちが少し消え始めた。

    昔は、その“洗練されたもの”の中にいることが
    自分の価値と思っていたのかもしれない。

    今は、そういうもので自分の価値が揺らがないと
    気づけたのかもしれない。

    きっと、心の底から好きではなかったんだと思う。


    今までも言葉や色、デザインとかは気にしてきた。

    嫌悪感を抱かない、綺麗なもの。

    そういうものが好きと思いながら、
    後々まで気になって覚えているものはなかった。


    無関心を振り向かせるほど、難しいことはない。

    嫌いを好きにするのは、
    無関心を振り向かせるより簡単だと思う。


    誰かが「センスがない」と罵ったポスター。

    私も好きではなかったけど、記憶には残っている。

    それが、マーケティング的に良いのかは分からない。

    でも、記憶に残るものを作るというのは、
    すごいことだと思った。


    昔のCMソングなんかも、いい例かもしれない。

    今でもミームで流行っているものは、綺麗なものというより、お洒落とは遠いものが多くの人の心を掴んでいる気がする。


    炎上商法なんていうのもある。

    嫌われることを狙っていく人もいるということ。


    私は、自分から嫌われに行こうとは思わない。

    でも、好かれるために自分を擦り減らす必要もないのかなって思う。


    無関心でいられるより、
    嫌われたとしても、自分が正しいと思った方を選ぶ。

    すごく勇気がいるけど、
    嫌われることは、きっと悪くないと思う。

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