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Photo byferdinand_ja_jp

【食べな】愛は私を優しい人にする

    私はこの殺伐とした世の中に、
    どうしても伝えたいのだ


    「・・・・・・まにょちゃん・・・・・・(๑╹ω╹๑ )ヒソヒソ」

    「んぁ・・・・・夫くん・・・・・
    出勤の・・・時間・・・・・・・??ムニャ」
    (爆裂寝起きブサイク嫁)

    「うん・・・・・・(๑╹ω╹๑ )
    行ってくるね・・・・・・(๑╹ω╹๑ )ナデナデ」
    (爆裂寝起きブサイク嫁の腕をナデナデする夫)

    「ん・・・・・・・うん・・・・・
    お仕事・・・・・・・ふぁいと・・・・・・」

    「ゆっくり寝なね・・・・・・(๑╹ω╹๑ )クスクス」


    夫の出勤準備中に起きもしないほぼ狸のような専業主婦嫁にここまで優しい人間がいるということをこの世界に伝えたいのだ!!!!!!!!!!!!!

    (起きろや)


    妊娠中とはいえ、軽すぎたつわりがほぼほぼ「無い」に近づいた今。ただただ元気な妊娠中のアラサー女が家に引きこもっています。ほぼほぼ実写版ラプンツェルです。(んなわけ)

    このnoteは、ただただ元気なアラサー女の日々の生態を記録したものです。(誰が興味もつんそれ)


    ありあまる元気。だけれども私はボッチ。(結婚を機に関西から関東に引っ越したため友達がいない。前職の薬局みんなと食事にいきたいけれど、色々な感染症が流行りすぎてて安定期に入るまではなかなか会えない。医療従事者って本当大変。尊敬。ありがとう。)

    そんなボッチな嫁に胸を傷める心優しい義母が、「体調が大丈夫そうなら、一緒にランチでも食べに行く(*^^*)??」と連絡をくれまして。

    「私っ・・・・・・とうとう塔から出れるのっっっ・・・・・・?!?!✨」と喜ぶラプンツェル。(やめろ)


    外出中の夫(๑╹ω╹๑ )に連絡します。

    「お義母さんとご飯いってくる〜♪」

    「どこで(๑╹ω╹๑ )何時(๑╹ω╹๑ )」

    「◯◯時にお迎えきてくれる!
    多分駅前で食べると思うよ」

    「俺も間に合う(๑╹ω╹๑ )♪
    合流する(๑╹ω╹๑ )♪」

    ということで、タイミングよく3人でご飯を食べれることになりました。


    そして向かった先はとんかつ定食のお店。

    「まにょちゃんは何食べるの(๑╹ω╹๑ )♪?」
    「ん〜。油少ないほうがいいからヘレカツ定食かな」
    「母さんは(๑╹ω╹๑ )♪??」
    義母「私はコロッケも入ってる定食にするよ」
    「じゃあ俺はロースにしよ(๑╹ω╹๑ )♪
    まにょちゃん俺のロースとかえっこしてあげるね(๑╹ω╹๑ )ちょっとはロースもたべな(๑╹ω╹๑ )♪」

    おもわずお義母さんに、
    「お義母さん・・・・・・夫を産み育ててくれてありがとうございます・・・・・・・(´;ω;`)ブワッッッ」と泣きつくところでした。(怖いからやめて)


    とんかつを食べながらみんなで、
    産まれてくる子供の服やグッズはどこで買うだの、育休の話だの、夫や私の幼少期の話だの・・・・・・・。たわいもない会話をして。

    会話のところどころで夫は、
    「まにょちゃんキャベツおかわりする(๑╹ω╹๑ )?」
    「まにょちゃんお味噌汁おかわりは(๑╹ω╹๑ )?」
    「まにょちゃんお漬物もうちょっと食べる(๑╹ω╹๑ )???」
    と、私のことを気遣ってくれます。もし私が義母の立場なら、「この子を産み育てたのは!!!私!!!!!!!!!!!!」と、ワンピースのボア・ハンコックのように盛大に見下しポーズをしてしまいます。(やめろ)


    そして食事も終盤に差し掛かった頃。
    お義母さんとあまりにもゆっくり楽しく話しすぎて、夫はすでに完食していたのですが、私のヘレカツがまだ一切れ余っていました。


    すると夫が、
    「まにょちゃん・・・・・・(๑╹ω╹๑ )このカツ半分もらっていい・・・・・(๑╹ω╹๑ )?」と。

    「え、いいよいいよ。てかもう全部食べていいよ」

    「なんで(๑╹ω╹๑ )残してるわけじゃないでしょ(๑╹ω╹๑ )?」

    「別に食べれるけど、夫くん食べたいなら食べちゃいな。私はお腹いっぱいになったし。食べて大丈夫だよ?」

    「・・・・・・・じゃあ食べる(๑╹ω╹๑ )♪」

    そういって、嬉しそうに最後の一切れを食べていました。


    嬉しそうに食べる夫が可愛くて、

    「あぁ、これが愛だな」

    だなんてことを感じて。


    別に私は最後の一切れを全然食べれたし、むしろ食べたいくらいだったんだけど。でも私は夫のことが大好きで、大切で。いつも夫には心から感謝しているからこそ、私が夫にできることがあれば精一杯してあげたいとこことから思っています。

    愛ってたぶんそんな盛大なことじゃなくて、たったのこの「最後の一口をあげる」という些細すぎる日常の一部が、愛なんだなと。それを積み重ねた毎日が、盛大な愛になるんだなと。


    この些細な愛は、私を優しい人間にしてくれる。

    「いや私食べたいから」じゃなくて、「食べたくてもあげたい」。そう思える相手に出会えたことは、今まで何度も言ってきたけど、本当に幸運なこと。

    私がここまで優しくなれる日がくるのは、いつか産まれてくる我が子に会えた瞬間からだろうなと思っていたけど。

    まさか血もつながっていない赤の他人だった夫に対して、ここまでの愛が芽生えるとは。本当に自分でも驚いています。


    私が私なりの愛で最後の一切れをあげたのと同じように、

    「ゆっくり寝なね」
    「わけっこしようね」
    「おかわり大丈夫?」

    この夫の些細な一言も、私への愛なのだとすると。


    この人に愛される立場になった私は、

    たぶんきっと、これからも

    愛に溢れた日常を積み重ねられるのだと思う。


    まにょ。

     
     
     
    【息子を育てる関西人ママ🫈⭐】子育てと、夫婦と、時々人生について発信中🌷| 34歳🧏‍♀️ | 息子1歳👦自宅保育中 | 薬剤師💊→出産を機に専業主婦🐒 | 育児目標は"息子を笑わせること"、人生目標は"自分のために生きること" 🌈関西人やけど、できるだけ標準語で書くようにしてるで

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