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Photo bypasteltime

エンジェルリバー

    「夢の話なんだけどね、一階の窓から身を乗り出すようにして、天使の子供達が四、五人、私の方をじーっと見てたの」

    「天使って何それ、気になるじゃん」

    「でしょ?大きな窓の枠にみんなでひしめき合っててね。白いスモックみたいなのを着てて、髪ふわふわで。目の前にいる私に向かって、一生懸命手を叩いてくれてるの。そうやって何かを応援してくれてるみたいだった」

    「へえ。可愛い夢だね」

    「うん。でもね、もっと気になったのはその拍手の音なの。普通のパチパチって音じゃなくて、さらさら、さらさらって… 山奥の綺麗な川のせせらぎみたいな音が、辺り一面に響いてたんだよね」

    「それって、俺とユウの傘が重なった時に聞こえてくる音のことじゃない?ほらこうやって近づくと、傘が触れ合ってさ…」

    「あ…!そうだったんだ…。夢の中のあの子達、今日は雨だからきっといいことあるよ、いってらっしゃいって… 私のこと見送ってくれてたんだ… 」

    「… は? いや、その… まじか…。じゃなくて! あ、ほら、そんなこと言ってる場合じゃないって。天使の川、もうすぐ靴の中まで氾濫してくるから!」

    「わ、本当だ… やだ、早く行こっ!」


    ໒꒱· ゚*̣̩⋆̩ ☂︎

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