
侵入アート
世界が意味になる前の時間。
日常には、気づけば過ぎてしまう時間があります。
この作品は、その時間に少しだけ滞在するための4コマ作品集です。

目が覚めた。
線があった。
朝の光。
また寝た。


窓の向こうに、
ボトルが並んでいた。

夕方が入ってきた。

明日の朝食のパンを買った帰り道。
大きな音がした。
花火が始まった。
立ち止まってしばらくみていた。
アイスが溶けかけていた。

街灯がお辞儀をしていた。

洗濯機が止まった。
タオルを干した。
サーキュレーターをつけた。
洗濯ばさみが少し鳴った。


床にポップコーンが落ちていた。

雑草に沢山の雫がついていた。

窓の外をしばらく眺めていた。
本を開いた。

見上げた空は、
青かった。
