
第9話:魔法のカードと『禁断のボタン』【ゆるめるお金学エッセイ漫画】
目の前にある問題が大きすぎて、自分の力ではどうにもならなくなったとき、人は甘い誘惑にすがりたくなるものです。
追い詰められた社会人1年目の私は、ついに『魔法』と錯覚するような、禁断の選択をしてしまいました。
💡 このコミックはシリーズ作品です。
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家賃滞納の赤い封筒と、大家さんからの着信に怯え続ける限界の夜。
目の前に現れた甘い『救済』を前に、私はとうとう手を伸ばしてしまいます……。
🎨 イラストはGeminiと対話しながら一枚一枚作成しています。
【あとがき】
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
夜の静まり返ったATMコーナーの不自然な明るさと、払い出し口から滑り出してきた一万円札の手触り。
現金を手にしたときの、涙が出るほどの安心感と恍惚感は、今でも忘れることができません。
『これで助かった』
『これで普通に戻れた』
と、心から思っていました。
傷だらけの状態で手に入れたそのお札は、私にとって冷たい救いでした。
私はこのままではいけないと分かっていましたが、その瞬間は安堵に浸っていました。
毎日お金のことで頭がいっぱいだった私にとって、目の前の現金を手にすることだけが、唯一の逃げ道だったのです。
でも、それは本当の解決ではなく、単なる『先送り』に過ぎなかったのです。
『来月の自分からの前借り』という都合の良い言い訳で、借金という現実から目を背けていました。
お金を簡単に手にしてしまった瞬間から、私の脳は、お金に対する危機感を失い、麻痺し始めていたのだと思います。
問題を先送りしてしまうのは、あなたの意志が弱いからではありません。
脳が痛みを避けようとして、目の前の『偽りの救済』に飛びついてしまうからです。
もし今、同じように何かを先送りして悩んでいる人がいても、どうか自分を責めないでくださいね。
その痛みに気づけたことが、ここから仕組みを使って少しずつ生活を立て直していくための、大切な第一歩になります。
あなたは、目の前の痛みを避けようとして何かを先送りしてしまった経験はありますか?
次回、第10話『サエコさんの心配と隠し事』では、手に入れた『魔法のカード』をきっかけに、私は再び見栄の世界へ戻ってしまいます。
嘘で塗り固めた生活が、少しずつ音を立てて崩れ始める様子を描いていきます。
次回の更新も、ぜひ見守っていただけると嬉しいです。
📅 この漫画シリーズは毎週月曜日に更新予定です。
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🌿この記事を書いた人

マネ|ゆるめるお金学
借金300万円から任意整理を経て、貯蓄700万円へ。
根性も意志力も使わない「仕組み」で人生を立て直した経験をもとに、毎日noteで発信しています。
このコミックでは、かつて300万円の借金を抱えていた私の「過去」をありのままに描いています。
「こんなにどん底だった人でも、少しずつ立て直せるんだ」
そんなふうに感じてもらえて、今しんどさを抱えている人の気持ちが、少しでも軽くなっていたら嬉しいです。
普段の投稿では、意志力ではなく「仕組み」で人生を立て直した方法も発信しています。
よければ、そちらものぞいてみてください🌿