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🔸遠い記憶のカケラを集めて🔸

大切な時間をつかって
読みに来てくださり、ありがとうございます😊

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今回は、アダルトチルドレンの私の思い出のお話をします。

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🔸あの日のあたたかい記憶が、私を救ってくれた


胸の奥に、ずっと消えずに残っている痛みがあります。

「親に優しくされなかった自分は、愛を受け取ってはいけない」

そんな思い込みが、長いあいだ私の心を締めつけていました。

人から優しくされても戸惑う。


好意を向けられると、なぜか身構えてしまう。


自分は“受け取る側”ではなく、
“与えるだけの側”だと思い込んでいた時期もあります。

でもある日、
ふいに記憶がよみがえりました。


幼い頃、父と過ごした、あたたかい夜の記憶です。

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🔸寒い夜、名前をたくさん呼んでくれた父


父はよく私の名前を呼んでくれました。

ただ、それだけ。

「〇〇、こっちおいで」と、
やさしく、何度も。

その声には、おだやかな安心感がありました。

幼い私は、名前を呼ばれるたびに
「ここにいていいんだ」と感じていました。


大きな出来事ではないのに、なぜか忘れられない記憶です。

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🔸冷たい足を、そっと温めてくれた夜


毎晩、父は私と添い寝をしてくれました。

私の足先は、いつも氷のよう。

「冷たいなぁ」と笑いながら、自分の足でそっと包み込むように温めてくれました。


言葉よりも先に伝わってくる“あたたかさ”。


呼吸と体温のぬくもりが、
私の頑なな心をやさしく抱きしめていたように思います。

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🔸「タバコきらい」その一言で、本当にやめてくれた


父は、いわゆる“ベビースモーカー”でした。


タバコが日常の一部で、手放すなんて考えられないような人。

でもある日、子どもの私はふと口にしました。

「タバコきらい。やめて」

それだけの一言。

ところが翌日から、父は本当に吸うのをやめました。

大人になってから、その出来事の意味の大きさに気づくようになりました。


「私は大切にされていたのだ」と。

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🔸字がきれいだと褒めてくれたこと


父に褒められた記憶は、多くありません。

でも、たった一度
「字がきれいだね」
と言ってくれた瞬間があります。

幼い私にとって、その一言は初めて“自分自身を認めてもらえた”出来事でした。
 

どんな高価なものよりも、心に残り続けています。

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🔸それでも私は、優しさを受け取れない大人になった


これだけの思い出があるのに、
私は長い間、優しさを受け取れない大人でした。

人から大事にされると申し訳なくなる。

ほめ言葉をもらっても信じられない。

誰かがやさしくしてくれるほど、
「私はそんな価値ないのに」と胸が痛む。


過去の傷は、知らないうちに心の深い場所へ沈んでいき、
「愛を受け取ってはいけない」という思い込みになっていたのだと思います。

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🔸あたたかい記憶は、傷を否定しない


でもある時、父のあたたかい記憶たちが、ふっとよみがえりました。

寒い日に名前を呼んでくれた声。

冷たい足を温めてくれたぬくもり。

一言でタバコをやめてくれた日。

字を褒めてくれた瞬間。


それらは過去の痛みを否定するものではありませんでした。


むしろ、痛みと同じ場所に静かに寄り添ってくれる“灯り”のようでした。

「大丈夫。あなたは愛を受け取っていい」

そんなふうに語りかけてくれているように感じました。

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🔸過去の傷が、すこしだけやわらいだ



あの日の記憶は、いまの私を救ってくれました。

完全に癒すわけではないけれど、
痛みの輪郭をやわらかくしてくれる。


そして気づいたのです。


“優しさは、受け取っていいものなんだ”と。


たとえ親に優しくされなかった過去があっても、
たとえ傷が深く残っていたとしても、
優しさに触れる資格は、誰にだってあるのだ、と。

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🔸あなたへ。小さなあたたかさを受け取ってほしい


もし、これを読んでくれたあなたが
アダルトチルドレンとして苦しんでいるなら、
過去の傷の深さを否定する必要はありません。


でもその痛みのすぐそばには、
きっと“小さなあたたかさ”が存在していたはずです。
 

それは家族からでなくてもいい。


友人や先生、ペット、景色、自分自身の中にだって存在する。

どうか、その記憶を思い出してみてください。


あるいは、いま目の前にある優しさを、そっと受け取ってみてください。

あなたは受け取っていい。


あなたは、愛されてよい存在です。

私の精神疾患は
父譲りなのかもしれません。

子どものころ、父の書く文字は、
いつも震えていました。

ストレスに弱い人だったのだろう。

過去の記憶は、あまりないけれど。

遠い記憶のカケラを集めて。

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どうしとる?お父さん。

私は、2人の子どもの母親になったとよ。

信じられんやろ??

元気にしとってね。

またね。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました😊




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