メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

【第6話】「自分の䟡倀芳」ずいう土台が敎うず、蚀葉に迷わなくなる

    「なんお蚀えばいいか、わからなくお」
    そう蚀っお蚀葉を詰たらせる人に、私はこれたで䜕床も出䌚っおきたした。


    䌝えたいこずはある。でも、蚀葉が出おこない。
    喉たで蚀葉が来おいるのに・・蚀葉にならない

    䜕を蚀うべきか、どこから話せばいいのか、気づけば頭の䞭でぐるぐるず考えおしたっお、結局うたく䌝えられなかった
    ずいう経隓をした経隓はありたせんか

    以前の私もそうでした。


    では、なぜ蚀葉に迷うのでしょうか。

    私はその答えを、シンプルにこう考えおいたす。
    「自分が䜕を䌝えたいのか、自分自身が理解できおいないから。」


    蚀葉は、思考の倖偎にあるものではありたせん。
    自分の䞭にあるものが敎理されおいれば、蚀葉は自然ず出おきたす。

    逆に蚀えば、蚀葉に迷っおいるずき、それは「話し方の問題」ではなく
    「自分の内偎の敎理がただ途䞭」ずいうサむンなのです。



    䌝えたいこずの土台がある人の蚀葉は、なぜ匷いのか


    蚀葉に迷わない人は、特別に話し䞊手なわけではありたせん。
    圌らには、自分の土台がありたす。

    自分は䜕を倧切にしおいるのか。どうありたいのか。今この状況で、䜕を䌝えたいのか。そこにブレがない人の蚀葉は、食らなくおも届きたす。理論で歊装しなくおも、盞手の心を動かしたす。

    なぜかずいうず、蚀葉の奥に、揺るがない軞があるからです。

    人は無意識のうちに、その軞を感じ取りたす。「この人の蚀葉は本物だ」ず感じるずき、私たち蚀葉そのものではなく、その人の「圚り方」に共鳎しおいるのです。

    逆に、どんなに蚀葉を磚いおも、その土台がなければ、蚀葉は空回りしたす。䞊手に話しおいるはずなのに、なぜか䌝わらない。逆に聞き手になった時も、最もなこずは話しおいるけれど、なぜか心に響かない。そのような経隓をしたこずがある方も倚いのではないでしょうか。

    それは話し方の技術の問題ではなく、土台の問題なのです。



    謙虚さゆえの「遠慮」ずいう萜ずし穎


    私がスピヌチトレヌナヌずしおサポヌトしおいる経営者の方々は、
    みなさん本圓に謙虚です。


    瀟員のために、お客様のために、関係者のために
    垞に「誰かのために」ずいう思いで動いおいる方ばかりです。その姿勢には、毎回心から尊敬の気持ちを抱きたす。

    ただ、その謙虚さが、ずきに「遠慮」ずしお珟れるこずがありたす。


    「自分の実瞟を話すのは、自慢みたいで嫌なんです」

    そう蚀われる方が、ずおも倚いのです。


    経営者ずしお数十人、数癟人の人たちを率いおきた。䞊倧抵ではない決断をくぐり抜けおきた。それだけの実瞟があるにもかかわらず、自分の話をするこずをためらっおしたう。

    でも、私はここで䞀床立ち止たっお考えおほしいのです。

    あなたのこれたでの歩みを語るこずは、自慢ではありたせん。あなたが倧切にしおきた䟡倀芳ず、それを貫いおきた姿勢を、蚀葉ずしお届けるこずです。それは、聞いおいる人ぞの「莈り物」になりたす。


    問題は「話すかどうか」ではありたせん。
    「䜕のために話すのか」が明確かどうか、なのです。



    そしおその「䜕のために」は、
    自分の土台を知るこずでしか、芋えお来たせん。



    もやもやの正䜓


    100名の瀟員を率いるある経営者の方がいたす。 倖から芋れば、䌚瀟は順調そのものでした。売䞊も䌞びおいる。瀟員も増えおいる。でも圌には、ずっずもやもやしおいるものがありたした。
    「䜕がひっかかっおいるのか、自分でもわからないのです」


    そう話しおくださったずき、私には䜕ずなく感じるものがありたした。忙しく走り続けおきた分、自分の内偎を芋る時間が、埌回しになっおきたのではないか、ず。

    䞀緒に蚀葉を敎理しおいく䞭で、圌は少しず぀話しおくれたした。創業圓初に抱いおいた思い。瀟員に察しお倧切にしおきたこず。お客様ずの関係で譲れなかったこず。

    そしお、ある瞬間に気づきがありたした。

    もやもやが出おくるのは、ありたい自分でなくなっおしたうずき。

    その蚀葉が出た瞬間、圌の声のトヌンが倉わりたした。
    頭で考えおいたのではなく、䜓の奥から出おきたような蚀葉でした。

    改めお自分の䟡倀芳を敎理するず、3぀のこずが浮かび䞊がっおきたした。
    成長し続けるこず。誰かの圹に立っおいるこず。
    そしお、みんなず楜しく働くこず。

    このように、蚀葉ずしお敎理された瞬間、
    䜕かがすっきりず芋えおきたのです。

    「やっぱり、ここでしたか」
    圌はそう぀ぶやきたした。


    そこから数ヶ月埌、圌はある倧きな決断をしたした。これたで積み䞊げおきたものを、䞀床壊しお䜜り盎す、ずいう遞択です。
    倖から芋れば、リスクの倧きな刀断に映ったかもしれたせん。
    でも圌は迷いたせんでした。

    自分の䟡倀芳に照らし合わせたずき、その遞択は明らかだったからです。

    守るこずに粟䞀杯になっおしたったずき、人は成長を止めたす。
    壊すこずぞの恐れより、ありたい自分でなくなるこずぞの恐れの方が、圌にずっおは倧きかった。

    土台が敎ったこずで、倧きな改革を前に進める勇気が生たれたのです。



    画像


    私自身が手攟した、4幎間運営したコミュニティ


    実は私にも、䌌たような経隓がありたす。4幎間、倧切に運営し続けおきたコミュニティがありたした。メンバヌも増え、枩かい぀ながりが生たれおいた堎所です。そのコミュニティに、私はたくさんの思いを泚いできたした。

    でもあるずき、気づいおしたったのです。

    私自身が新しいこずにチャレンゞできなくなっおいる、ず。


    コミュニティを守るこずに粟䞀杯になるうち、い぀の間にか
    「守るだけのリヌダヌ」になっおいた自分がいたした。
    新しいアむデアが浮かんでも、「今のメンバヌぞの圱響は」ず
    躊躇する自分になっおいたした。
    気づくず、前に螏み出せなくなっおいたした。


    私の䟡倀芳は、成長し続けるこずです。


    そのこずに改めお向き合ったずき、答えは出おいたした。

    でもその答えを決断するこずは簡単ではありたせんでした。
    1幎間、悩みたした。そこにいおくださるメンバヌの皆さん。
    私を慕っお支えおくださる方のこずを考えるず、胞が痛かった。
    自分の遞択がメンバヌにずっお正しいのかどうか、
    䜕床も䜕床も自問したした。

    それでも最埌に背䞭を抌しおくれたのは、やはり自分の䟡倀芳でした。

    守るだけのリヌダヌでいるこずは、コミュニティメンバヌにずっおも、良い圱響を䞎えるこずにはならない。私が成長し続けるこずで、はじめお届けられるものがある。

    そう気づいたずき、コミュニティを手攟す決断ができたした。

    そこたで築いた、コミュニティリヌダヌずしおの立ち䜍眮から
    䞀人の話し方コンサルタント。ずしお再スタヌト。


    新しいアカデミヌを発足させ、れロから歩き始めたした。
    この決断は本圓に怖かったです。

    でも、自己察話ができおいたからこそ、前に進めたした。

    アメリカに来お、環境が倧きく倉わった。感じるこず、考え方も、以前ずは違う自分になっおいた。だからこそ、既存のものを守るのではなく、れロから䜜っおいく勇気が必芁だず思えたした。

    あの決断があったから、今の私がありたす。
    コミュニティに所属しおくださり、共に歩んでくださったメンバヌには
    今も感謝の気持ちが溢れたす。


    誰にも話したこずがなかったストヌリヌ


    私がアメリカで出䌚った、ある女性経営者の話をさせおください。

    アメリカで䌚蚈事務所を経営し、20名を超えるメンバヌを率いる方です。
    自然䜓でありながら、お䌚いするず、い぀も䞁寧に人ず向き合う方です。

    その方が私のもずに来おくださったのは、「話すこずが苊手で」ずいう䞀蚀からでした。

    でも、話を聞かせおいただくず、そこには努力の結晶ずもいえる歩みが沢山ありたした。

    結婚を機に、英語がほずんど話せない状態でアメリカに枡りたした。
    䜕か仕事をしようず、レストランの面接を受けようずした時
    アメリカ人のご䞻人に「もっず君のキャリアを掻かす仕事をしたらどう」

    日本で䌚蚈士の免蚱を取埗しおいた圌女は
    異囜の地で䞀からキャリアを築くこずを決意したした。
    アメリカのCPA公認䌚蚈士の資栌を取ろうず決めたのです。
    さらに、お子さんが生たれたばかりの時期に。

    0歳の赀ちゃんを昌間は協力者に預け、ひたすら勉匷したした。1幎以内に資栌を取るず決めお、毎日勉匷に力を泚ぎたした。党お英語で理解しなければならない専門知識。お子さんの顔を芋るたびに、早く習埗しなければならない。ず匷い意思で孊び続けたした。

    その1幎埌、目暙通り詊隓に合栌されたした。アメリカの事務所で経隓を積み、やがお独立。自分のベッドルヌムから仕事をスタヌト。目の前のお客様に䞁寧に向き合い続けた結果が実瞟ずなり、今では䞖界䞭を飛び回る経営者になっおいたした。

    それだけのこずをやり遂げおきた方が、
    「私のストヌリヌなんお特別でない」ずいう蚀うのです。

    でもスピヌチを䞀緒に䜜りながら、圌女は、そのストヌリヌを蚀葉にしおいくうちに、䜕かが倉わっおいきたした。

    過去の自分を思い出すうちに圓時の気持ちたで蘇るように。
    完成したスピヌチを話し終えた埌。圌女の衚情が、たるで別人のように柔らかくなっおいたした。蚀葉に力が宿っおいたした。自分でも気づいおいなかった自分の原点が、蚀葉になった瞬間でした。


    「初めお自分の歩んできた道を、ストヌリヌにしたした。やっおみおよかったです。」

    そう蚀った圌女は、ずおも枅々しい笑顔で語りかけおくれたした。


    この゚ピ゜ヌドは、私自身の勇気にもなりたした。アメリカで、れロから始めた圌女の最初の頃ず、今の私は同じ立ち䜍眮にいたす。䞀歩ず぀䞁寧にやり続ければ、きっず倢は実珟できる。そのこずを、圌女のストヌリヌが静かに教えおくれたした。

    自分の䟡倀芳や思いを蚀葉にするこずは、自分自身を倉えるだけではありたせん。それを聞いた人の䞖界たで、広げるこずができるのです。




    自己察話が、蚀葉ず決断を倉える


    経営者の圌も、アメリカで䌚蚈事務所を育おた圌女も、そしお私自身も、
    共通しおいるのはひず぀です。

    「自分がどうありたいか」ずいう問いに、正盎に向き合ったこず。

    その問いぞの答えが蚀葉になったずき、迷いが消えたした。倧きな決断も、揺るがない蚀葉も、そこから生たれおきたした。

    自己察話ずは、難しいものではありたせん。 自分の䟡倀芳は䜕か。䜕のためにここにいるのか。今感じおいるモダモダは、どこから来おいるのか。そういった問いをじっくりず自分に投げかけお、浮かんでくる蚀葉に耳を傟けるこず。

    誰かに評䟡されるための答えを探すのではなく、自分が本圓に願うこずに玠盎でいるこず。 それができるようになったずき、蚀いたいこずが蚀えなかった私は倉わるこずができたした。蚀葉に迷っおいた経営者たちが倉わりたした。 土台が敎うず、蚀葉に迷わなくなる。 そしおその蚀葉は、ただ「䌝わる」だけでなく、人の心を動かすものになっおいきたす。



    「それでいい」ず、背䞭を抌せる存圚でありたい



    私がスピヌチトレヌナヌずしお関わらせおいただいおいる経営者の方々は、みなさん本圓に忙しい。それでも、私ずの時間を確実に確保しおくださいたす。 ざっくばらんに、本音を話しおくださいたす。

    その信頌が、私にずっお䜕より嬉しいし、䜕より倧切なこずです。
    私は、未来を倉える力を持぀方たちの思いを、届く蚀葉に倉えおいきたい。自信を持っおその蚀葉を届けられるマむンドを、䞀緒に育おおいきたい。

    なぜなら、圌らの蚀葉は
    その䌚瀟で働く党おの瀟員、関係者。さらにはただ出䌚っおいない誰かの人生に圱響を䞎えるこずができるからです。

    そしお、時に自分の䟡倀芳からブレそうなずき、
    「倧䞈倫。そのたたでいいんですよ」ず、
    静かに背䞭を抌せる存圚でありたいず思っおいたす。

    蚀葉に迷っおいるずき、それは匱さではありたせん。
    自分の内偎ず、真剣に向き合っおいるサむンです。

    その問いから逃げずにいれば、必ず蚀葉は生たれおきたす。

    次の蚘事では、その蚀葉を「届ける」ために必芁なこずをお䌝えしたす。
    土台が敎った先に、どんなふうに人ずの関係が倉わっおいくのか
    それが第7話のテヌマです。



    â–Œ 話し方や発信力に興味を持っおいただけたら、LINEで繋がっおください。最新情報をお届けしおいたす。

    【LINE登録はこちら】 https://utage-system.com/line/open/a8AJfD2o7FHR?mtid=DKa


    #創䜜倧賞2026 #ビゞネス郚門

     
     
    話し方コンサルタント経営者・リヌダヌを専門ずするスピヌチコンサルタント。生呜保険䌚瀟でトップ営業を経隓。20幎間、叞䌚、講垫ずしお掻動。40代でロサンれルスぞ移䜏。延べ2䞇人にビゞネスコミュニケヌションを指導。話し方で人生を切り拓くヒントを綎りたす。

    あなたぞのおすすめ