
イライラの奥にあった本当の気持ち
GWに、夫と子ども3人で江の島へ出かけた。
乗りたい電車がもう来ているのに、
夫がなかなか急がなくて、乗りそびれた。
次の電車まで10分。
たった10分。
だけど私は、
「予定が狂った」
そんな気持ちになって、少しイライラしていた。
江の島に着くと、
今度はものすごい人混み。
気づけば、夫とはぐれていた。
電話に出ない。
LINEも既読にならない。
どこにいるんだろう。
なんで連絡つかないんだろう。
探しながら、
だんだん気持ちが焦っていった。
子どもにも、
優しく接する余裕がなくなっていく。
ただ楽しく過ごしたかっただけなのに。
気づけば私は、
「夫を探さなきゃ」
で頭がいっぱいになっていた。
帰ろうかな、
とも思った。
でも、それもなんだか悔しい。
そんな時、
夫からLINEが来た。
「駅にいます
2人で行ってください」
そのLINEを見た瞬間、
腹が立ったと同時に、
悲しくなった。
え?なんで?って。
もうこうなったら、
何か美味しいものでも食べて帰ろう。
そう思ったけれど、
お昼時でどこもいっぱい。
何もかも嫌になって、
駅へ向かおうとしたその時。
ふと、
一軒のイタリアンのお店が目に入った。
なぜか気になって、
「ピザ食べよう」
と子どもに言って入ってみた。
すると、
たまたま2人席がひとつだけ空いていた。
ピザが焼けるまで20分。
子どもと飲み物を飲みながら、
ぼんやり涼んでいたら、
少しずつ気持ちが落ち着いてきた。
そして運ばれてきたピザ。
生地から手づくりで、
びっくりするほど美味しかった。
子どもと2人で、
「美味しいね!」
と言いながら夢中で食べた。
人混みの中を歩き回って、
疲れていたし、
お腹も空いていたから、
なおさら美味しかった。
そして思った。
美味しいものを食べて、
お腹が満たされると、
人って少し余裕を取り戻せるんだなって。
せっかくここまで来たんだし、
このまま嫌な気持ちだけで帰るのももったいない。
気を取り直して、
少し散歩して帰ろう。
そんな気持ちになれた。
食べ終わったあと、
子どもと海を見ながら、
ゆっくり駅へ向かった。
駅に夫の姿はなかった。
電話しても、
やっぱり出ない。
だから、
「探したけどいないから帰ります」
とLINEを送り、
そのまま子どもと帰った。
すると、
なんと最寄り駅で合流‼️🤣
最後は、
家族そろって帰ることができた😁
……もちろん、
夫には小言を言いまくったけど🤣
でもね、
家に帰ってから気づいた。
あぁ、そうか。
私、
待てば良かったんだ。
だって夫は、
「探して」と一言も言っていない。
あの人混みなら、
電話に気づかなかった可能性だってある。
だけどきっと、
あの時の私は、
大切に扱われていないように感じてしまって、
不安でいっぱいだったんだと思う。
その不安が、
思考を混乱させていた。
だから、
怒りになっていたんだよね。
もしあの時、
その気持ちに気づいてあげられていたら、
もう少し違う時間を、
過ごせたのかもしれない。
だけど、あの時の私は、
きっと必死だったんだね。