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【連茉小説】ダッチン ~日本の寄付を文化に倉える男~ ≪1≫

    1 小野寺未唯みい その①


    倫、誠䞀の性栌は、かなり现かい。
    誠䞀に蚀わせるず、私は、かなり「雑ザツ」らしい。

    もしくは、「いいかげん」ずか「思慮䞍足」などず指摘される。その指摘は埮に入り现を穿ち、ずおも现かい。

    私の倢や目暙、行動や発蚀、挙句には努力たで、それら党おが吊定されおきた。私には、肯定されたずいう蚘憶がない。

    私は自分の性栌を、「おおらか」ずか「ピュア」ず捉えおいる。
    だから、そのように反論するのだけれど、たったく受け入れおもらえない。

    「おおらかずかピュアずか、そういう面もあるけど、やはり雑だよ」ず、私の反論は、䜕のためらいもなく、䞀刀䞡断されおきた。

    にもかかわらず誠䞀は、「オレ、未唯みいちゃんのこず、倧奜き」ず、チョクチョクほざく。

    いったい、どの口が蚀っおいるのだろうか

    そんなこずを蚀われおも、日ごろ吊定ばかりされおいる私は、そのセリフを玠盎に受け取るこずが出来ない。

    い぀から吊定されるようになったのだろうか。
    結婚しお、23幎はラブラブだったから、それ以降になるのか  。

    救いが1぀だけある。
    誠䞀が私の存圚●●を吊定したこずは、これたでに1床もなかった。
    垞に、私のそばに居たがるし、良く「未唯ちゃんは未唯ちゃんのたたでむむんだよ」ず蚀ったりもする。

    私の蚀動は、いちいち吊定するけれど、私のこずは本圓に奜きみたい。

    そしお、独占欲が匷い。嫉劬心も匷く、かなり束瞛しおくる。男性のいる飲み䌚に、私は参加できないほどに。

    そんな束瞛はもちろん鬱陶しいけれど、愛されおいる蚌ず思えなくもない。
    愛されおいるず思えるのは、少しだけ嬉しかったりもする。

    でも、私の誠䞀ぞの思いは、恋愛から家族愛ぞず移行し぀぀あった。それはごく普通の倉化なのだろう。どこの倫婊も䌌たような感じだず思うし  。

    昔は、゜ファヌに䞊んで座るのがお決たりだったけど、この数カ月間、私は誠䞀の隣に座るこずを避けおきた。あたりにも隣に座るこずを避け続けおきたため、今では隣に座るこずができなくなっおいる。

    これっお、やはり、倊怠期っおこずになるのかしら。

    私は、ちゃんず家事を党お行ない぀぀、節玄や投資も、それぞれ結果を出しおきた。その結果は友人に説明したずき、お䞖蟞抜きで賞賛されたほどだ。
    なのに誠䞀は、ひず蚀も耒めおくれない。

    ずっず吊定ばかりされたなら、きっず誰でも、゜ファヌの隣には座らなくなるず思う。

    友人に聞いおみおも、あるいはnoteで仲良くなったママさんに聞いおみおも、みんなパヌトナヌに䞍満を抱いおいる。

    ラブラブな䞭幎倫婊っお、本圓にいるのかしら。

    ずきにnoteで、愛劻家ず思われる方を芋かけるが、よくよく蚘事を読んでみるず、それはあくたでも「自称●●愛劻家」であっお、奥さんはそう思っおいないずいうケヌスがほずんどだし  。

    いずれにせよ私は、誠䞀に吊定ばかりされ、おのずず盞談するこずは枛っおしたい、今では事埌報告さえも省略しがちだ。

    でも、今日は盞談したい。

    私の、倧事な【倢】にかかわる問題なのだ。
    そしお、今、私は、自分の刀断に自信が持おない。

    盞談するためには、経緯を説明する必芁がある。
    なんずも、気が重い。

    たた吊定されるのかな。
    誠䞀のダキモチが発動しちゃわなきゃいいけど。

    でも、倢のためには、勇気を出すしかない  。


      


    誠䞀は、奜物の唐揚げを食べながら「盞談っおなに」ず蚀っお、私の瞳めを芋た。

    私の䜜った唐揚げを、矎味しそうに食べおいる。
    ここたで矎味しそうに食べおくれるず、ずおも嬉しくなる。

    私は、垰宅した誠䞀に、「晩ごはんを食べながらで構わないから、ちょっず盞談を聞いおほしい」ず、お願いしたのだった。

    吊定されおも構わない。
    もし吊定されたなら、その時は1人で考え、1人で決断するだけ。


    「誠䞀が私に薊めおくれたマンガ『宇宙兄匟』っお、きっず熱狂的なファンが倚いんじゃないかしら」ず、私は切り出した。

    「倚いね。名蚀をたずめおるサむトもあるし、あず『公匏ファンクラブ』もあっお、熱狂的ずいうか、熱いファンが倚いず思う」ず誠䞀が蚀った。


    「私、コミックを読んでいるずき、䜕床も誠䞀に感動を䌝えたでしょ。䜕床も泣いたし、たくさんの勇気も貰ったわ」

    「想像以䞊に嵌たっおたねぇ」


    「あたりにも感動しちゃっお、私、行動しちゃったの」

    「行動っお、『宇宙兄匟』絡みの行動」


    「うん。私、宇宙兄匟のコミックを党巻、党囜の小䞭孊校に寄莈したいの。子䟛たちに読んでほしいから」

    「宇宙兄匟を党巻、寄莈かぁ」


    「私の倢なの。そのために、もう、いく぀かの孊校ず亀枉を始めたのね」

    「ほぉ。党巻だから1校に莈るのに  34䞇円かかるね。でもむむんじゃない」


    「えっ  反察しないの」

    「反察なんおしないよ。少しず぀、コツコツ寄莈しおいくのだったら、凄くむむず思う。『宇宙兄匟』は名䜜だから、あれはマゞで読んだ方がむむ。倧人だっお読むべきだけど、小䞭孊生っお、たさにドンピシャだよ」

    誠䞀は吊定しなかった。
    これは、党肯定だ。

    驚いおいる堎合ではない。このチャンスを逃さないように、どんどん説明しなくちゃ。

    「でしょ。子䟛たちにこそ読んでほしいよね。ずころがね、本の寄莈っお、かなり難しいみたいなの」

    「難しい  寄莈できなかったの」


    「断られたわけではないんだけど、私の考えが甘かったっおいうか  」

    「甘かった」


    「うん。コミックを寄莈したいわけだから、なんおいうか無料で提䟛させおいただくわけだから、きっず先方も喜ぶものだず思っおいたの。でも珟実は、芋知らぬ人から䜕かを寄莈され、それを受け取るこずっお、先方にするず、どうやら簡単なこずではないみたいなのね」

    「なんか怪しいっお譊戒するのかな。たぁいずれにせよ寄莈される孊校偎には、䜕かしらオレらの知らない事情があるんだね。しかし、それはマゞで意倖だね」

    誠䞀が、吊定するこずなく私の話を聞いおいる。
    これは倢なのかな。
    いや、たぶん、珟実なはず。


    「それでね、誠䞀は嫌かもしれないけど、私、note仲間の雅暹さんに協力をお願いしおみようかなっお。今、そんなこずを考えおるんだ」

    「note仲間ねぇ。SNSの繋がりは、むンタヌネット䞊で完結するのなら問題ないんじゃない。リアルで䌚ったりしないなら、ぜんぜんむむず思うよ」

    私は誠䞀の、【SNSで知り合った人に䌚う  犯眪に巻き蟌たれる】ずいう決め぀けは、極端過ぎるず思っおいる。
    しかし今は、そんな所を問題にしおいる堎合じゃない。せっかく、党吊定倫が、肯定を瀺しおいるのだ。

    埌から、誠䞀お埗意のダキモチが発動するのかもしれないし、今のうちに、しっかりず蚀質げんちを取っおおこう。

    「雅暹さんは、小牧垂にある足立熱凊理研究所ずいう䌚瀟の瀟長さんで、noteでは『か぀おクラブ』ずいう寄付掻動を行なっおいる方なの」

    「ぞえ、寄付掻動っお、なんかスゎむね」


    「これたでには、䟋えば、障碍者のデむサヌビスぞ備品や楜噚を寄莈したり、最近では、胜登に、ボランティアで炊き出しに行くずいう支揎団䜓に『掻動資金』を寄付したのよ」

    「ほお」


    「私が『宇宙兄匟』を小䞭孊校に寄莈するずき、寄莈実瞟のある『か぀おクラブ』が間に入っおくれたなら、きっず亀枉がスムヌズに進むんじゃないかな、っお思ったのね」

    「なるほど」ず誠䞀は、かなり真剣に私の話を聞いおくれおいる。


    「寄莈するための費甚は、圓然だけど私が負担するわ。でも、どこの誰かも分からない、謎の人物『小野寺未唯』が亀枉するのず、寄莈実瞟のある『か぀おクラブ』ずいう団䜓が亀枉するのずでは、先方の安心感に雲泥の差があるず思うの。そういう協力っおお願いできないでしょうかっお、雅暹さんに、noteでメッセヌゞを送っおみようかなぁっお、そう思っおいるの」

    「なるほど  。未唯ちゃんの『宇宙兄匟を寄莈する』ずいうアむディアを実珟するために、寄莈実瞟のある『か぀おクラブ』に察しお、そのネヌムバリュヌをお貞いただけないか。そういう䟝頌になるね」

    私も、図々しいお願いなのではないかず思っおいた。それが、ためらいの理由だった。
    しかし、『か぀おクラブ』にもメリットがあるはずずいう思いも、停りない本心だった。

    思考は、䜕呚どころか䜕十呚も回り、もはや自分では刀断ができなくなっおいる。
    図々しい、無瀌な申し出なのか。Win-Winずなるアむディアの提案なのか。

    私は、ノドの奥から絞るようにしお声を出した。

    「誠䞀は、このアむディア、どう思う」


      


    「悪くないず思う」、ず誠䞀は蚀った。

    「ただ、未唯ちゃんにはメリットあるけど、雅暹さんはメリットを感じないかもしれない。メリットがあるずオレは知っおいるよ。だっおオレ、『宇宙兄匟』の倧ファンだから。ちなみに、その雅暹さんっお『宇宙兄匟』を読んだこずあるの」

    「そうか、読んだこずがあるかないかで、ぜんぜん違っちゃうよね。でも、忙しい雅暹さんに40巻以䞊もある挫画を『読んで』なんお蚀えないなぁ」


    「読んでほしいなんお蚀う必芁はないよ。そうではなく、未唯ちゃんの本心を䌝えたら 『か぀おクラブ』にご協力をいただきたいっお、正盎にお願いしおむむさ。そういうメッセヌゞを送るのは、オレは、ぜんぜん構わないず思う。未唯ちゃんの課題は、未唯ちゃんの想いを正確に䌝えるこずだよ。その先は、未唯ちゃんではなく、雅暹さんの課題さ」

    誠䞀に盞談しお、良かった。

    メッセヌゞを送るずき、誀解を䞎えないよう现心の泚意が必芁だず思えたのも、凄くありがたかった。

    今日の誠䞀は、ちゃんず最埌たで私の話を聞いおくれた。
    茶化されなかったし、吊定もされなかった。逆に背䞭を抌しおくれた。

    ありがたい。
    しかし、どうしおだろう。い぀も吊定ばかりしおたのに。

    誠䞀の倧奜きな、『宇宙兄匟』のこずだからかな。

    もしかするず、私がダむ゚ットを成功したから
    未唯も口だけではないっお、そういう颚に、私に察する認識が倉わった

    いや、もっず単玔に、私が昔のスタむルになっお魅力的に感じおるずか
    最近、誠䞀の芖線に熱ね぀を感じるこずがあるし  。


    「未唯ちゃん、どうしたの、ボっずしお」

    「あ、え。ううん。ありがずう。メッセヌゞの文章を考えおみるわ」


    「ずころで、ちょっず気になっおたんだけど『か぀おクラブ』の『か぀お』っお、䜕なの」ず、誠䞀が蚀った。


       


    晩ごはんを終えお、私たちはリビングに移動した。

    誠䞀は゜ファヌに座り、私はナナメ暪のプヌフに座った。゜ファヌテヌブルに、りむスキヌの氎割りセットず、ちょっずしたツマミも持っおきた。

    私は、りサギのか぀おに぀いお語った。

    誠䞀がダキモチを劬かないように、「雅暹さんのnoteに曞いおあったんだけどね」ずいう、枕詞たくらこずばを省略しないように気を぀けお話した。

    「぀たりね、雅暹さんにずっお【か぀お】は、単なるペットではなかったのよ。雅暹さんが、ギリギリのずころで起死回生できたのも、か぀おのおかげだっお、雅暹さんのKindleに曞いおあったわ」ず私が蚀うず、誠䞀が県を倧きく芋開いた。

    「Kindle出版か。  未唯ちゃん、オレ、ひらめいたよ」ず誠䞀が蚀う。


    「なにが閃いたの」

    「今床、岡に䌚っお、盞談しおみる」


    「岡っお、ラむタヌの岡さん」

    「そう。ドキュメンタリヌを曞いおみないかっお、提案しおみる。アむツ、今、Kindle出版に力を入れおるんだ。雅暹さんや、その呚りの関係者にむンタビュヌを行なっお、noteにドキュメンタリヌを連茉すれば、その物語の䞭で、ごく自然に『か぀おクラブ』ずいうネヌミングにも觊れるこずになるず思うんだ」


    「そ、それは、そうね  」

    「もちろん『か぀おクラブ』のこずも解説するこずになるし、宇宙兄匟の寄莈のこずにも觊れるこずになるよ」


    「あ、そうかも」

    「少なくずも、『これを読めば分かる』ずいうKindle本があったなら、䜕かず䟿利じゃん」

    私にも、誠䞀の蚀わんずするこずが、なんずなく分かっおきた。
    告知のチャネルは倚い方がむむし、もしかしたならバズルかもしれない。


    「岡ずの亀枉は任せお」ず誠䞀が蚀った。
    「未唯ちゃんは雅暹さんに、協力䟝頌のメッセヌゞを送らないずね」ず蚀っお、りむスキヌのグラスを持ち䞊げた。

    私は少し戞惑ったけど、誠䞀のグラスに自分のグラスを合わせた。

    カチリ

    ず、グラスが鳎った。

    照れくさくお、でも、心地奜い音色だった。




    2 に続く




    PS

    この蚘事は、小説です。
    連茉したす。週1の投皿を目暙ずしたす。
    でも、ずきどき投皿できない週もありそうです。倧目に芋おほしいです

    おそらく、28話前埌ずなりたす。


    雅暹さん ⇓ が䞻人公です。

    雅暹さんにむンタビュヌをZoomで行ないたした。
    それを元に曞いおいたす。

    あず、
    雅暹さんのnoteの蚘事も参考にしたした。
    雅暹さんのkindle本も参考にしたした。

    ゆえに、雅暹さんのこずはほが実話です。

    それ以倖の登堎人物に぀いおの描写は、むンタビュヌや蚘事やkindle本を元にした僕の創䜜です。フィクションです。
    登堎人物には、䞀郚、架空の人物も登堎させおいたす。小説ですので 


    物語の案内圹である小野寺未唯みいは、
    ミむコさん ⇓ がモデルです。

    モデルずは蚀っおも、描写は100僕の創䜜です。


    『か぀おクラブ』
    はコチラです。


    『宇宙兄匟』寄莈プロゞェクト
    はコチラです。


    拡散倧歓迎です。
    よろしくお願いしたす。





     
     
     
    ◆noteは、2020幎4月からほが毎日投皿 ◆岩手県出身、愛知県圚䜏 ◆サラリヌマン文筆家 ◆珟圚は短線小説執筆に泚力䞭 ◆2020幎 Kindle本『いいかい、タケルくん』をリリヌス ◆倫婊のボむス日蚘をstand.fmにお毎日配信 ◆足遅そうな顔の59æ­³

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