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Photo byhiiro_archive153

新古今(101)はかなくて 過ぎにしかたを 数ふれば

    舞夢

    百首歌に
                                式子内親王

    はかなくて 過ぎにしかたを 数ふれば 花にもの思ふ 春ぞ経にける
                              (巻第二春百一)
    特に何ということもなく、いつの間にか過ぎてしまった年月を思いおこすと、ただただ、桜の花に物を思う春ばかりを過ごしてきてしまった。

    「過ぎにし方」は、想いを寄せた君が自分から離れ過ぎてしまった年月かもしれない。

    とうとう想いは実らず
    桜の花に、その君への想いを託す。
    そんな春ばかりを送ってしまった。

    桜が美しいだけに 忍ぶ想いは つらく、そして美しい。

     
     
     

    舞夢

     
     
    舞夢の作品をお読みいただきありがとうございます。 日々、読書と少しの物書き。 9月1日より、長編小説「阿修羅様と光君」を始めますので、ご期待ください。(毎日3話ずつ、投稿します) たまに旅行、奈良方面が多くなっています。 某小説投稿サイトにも、投稿しています。ジャンルは様々。

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