
たいらうみかの それでもエッセイ
育児、仕事、家事、、あなたは
こどもを家で育てるか、働きに出るか。母親としてどちらを選びますか?
大昔、保育園というのは、家で食べ物に困っている家庭が子供をやむなく預ける孤児院のような場所だったようです。そもそも仕事をしている母親自体が珍しく、近所の人に「こどもは保育園に預けているの」と話すと、「あーあ、あんなところに入れられて、あなたの子供はかわいそうに」とあからさまに責められたそうです。これは、私の好きな絵本作家 松谷みよ子さんが働きながら子供を育てたことを述べられていたエッセイからです。
私の一人目の娘は、2歳のころに入園、二人目の娘は1歳で入園しました。共働きが普及してきた現代でも、子供が小さいうちは(小さいって何歳までのことなのでしょう?)母親と過ごしたほうが子供には良いという考えが完全には消えてないような気がします。しかしながら、働きながら子育てしていることに全く後悔はありません。「幼い子供を保育園に預けて、私はなんてひどい母親なんだ」と思ったことも一度もありません。むしろ、社会に微力ながら貢献できる仕事、かつ、自分の好きな仕事を全力でできている自分が誇らしいです。育児のせいで自分の好きなことができなかったと自らを犠牲にしてしまうほうが、将来、子供はあなたを見て悲しむでしょう。
働こうか、それとももう少し育児に専念しようか、、そう悩んでいる人がいたら考えてみてください。母親としてではなく、個のあなたとして本当は何がしてみたいですか?どんなあなたの姿をこどもに見せていきたいですか?両立のために、やりたくもない近所のパートタイムに時間を割きたいですか?それとも、たとえ電車通勤になったとしても、未知の世界だったとしても、本当にやりたいことに時間を注ぎたいですか?
共働きは大変です。限られた時間の中で、家事をこなさなければなりません。私は食事の仕込みや家事がたまっているときは朝の四時に起きることもあります。パパの協力も欠かせません。そのためには、何年もかけて(それは子供が生まれる前から!)パパの家事力と育児力を育むのもママの仕事です。(ママって忙しいです!子供だけでなく旦那さんを育てる責任もありますから。うちのダディは、料理も家事も育児も本当に成長しました。私が明日死んでも子供を安心して任せられると自信があります。)子供が病気になれば、欠勤が続き同僚には申し訳ない気持ちになりますが、「よし、普段たっぷり一緒に過ごせないから、病気のときは愛するわが子とずーっと一緒に過ごせる!」という切り替えも必要です。
一方、子供はというと、、保育園に行こうが、家庭保育だろうが、関係なく、すくすく育っていきます。こどもは意外と頑丈です。ママと一緒にいればその瞬間を楽しむし、お友達と過ごすときは、そこでいろいろ学んでいます。
あなた自身に尋ねてみてください。これは、人生についてです。育児とか母親とかもうしれは関係なく、あなたの人生についてです。どんな風に人生を歩みたいですか?その姿、絶対になれます、あなたなら。