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Courage x S.V.D (Mashup)

作成日:2026年1月24日

今回の曲は「Courage x S.V.D (Mashup)」

ハッピーバレンタイン!(笑)

Sunoに新機能として Mashup が搭載されたので、初挑戦してみました。

Mashupは、自分のライブラリにある既存の2曲を素材として指定し、その要素を掛け合わせて新しい楽曲を生成する機能です。
2曲のメロディ、ボーカル、雰囲気、構成、スタイル感などが、どのように混ざるのかを試せる、かなり実験的な機能だと思います。

今回は、去年作った二つのバレンタインソングを Mashup してみました。

個人的に期待していたのは、かなり違う印象を持つ二曲が、どのように融合するのかという部分でした。

一曲は、今回の歌詞にもあるような、甘酸っぱくて少し不器用なバレンタインの想いを描いた曲。
もう一曲は、EDM寄りの曲調で作ったバレンタインソング。

この二つを掛け合わせたら、歌詞の可愛らしさと、EDMの高揚感がうまく混ざって、かなり面白いものになるのではないか。
そんな期待がありました。

……結果、効果はよくわかりませんでした(笑)

実際に生成されたものを聴いてみると、もう一方のEDM曲の要素がほとんど感じられず、かなり一曲目に寄った仕上がりになりました。

正直な印象としては、Mashupというより、一曲目の Cover に近い感覚です。

もちろん、これは機能そのものが悪いというより、私のパラメータ設定がまだ甘かったのだと思います。
Mashupは、どちらの曲を主軸にするのか、歌詞をどう扱うのか、Styleをどう指定するのか、Audio Influence をどの程度にするのかで、かなり結果が変わりそうです。

今回の結果だけを見ると、もう一方のEDM成分をうまく引き出せなかった。
そこが反省点です。

Sunoの機能として考えると、Cover、Remaster、Mashup の使い分けはまだ少し難しいところがあります。

Cover は、元曲を別のスタイルで歌い直すような感覚。
Remaster は、元曲の構造を保ちながら、音質やミックスを整えるような感覚。
そして Mashup は、本来であれば二つの曲を掛け合わせて、新しい何かを探す機能。

そう考えると、今回の「Courage x S.V.D (Mashup)」は、理想としては Mashup らしい“融合”を狙ったはずでした。
しかし実際には、片方の曲の印象が強く残り、もう片方の個性がうまく前に出てこなかった。

これはこれで、かなり面白い検証結果だったと思います。

AI音楽の面白いところは、こちらが意図した通りにいかない時にも、そこから発見があることです。

今回で言えば、二つの曲をただ選べば自然に半分ずつ混ざるわけではない、ということがわかりました。
特に、片方の曲に強い歌詞やメロディの軸がある場合、そちらに引っ張られやすいのかもしれません。

もし次に試すなら、もう少し明確にEDM側へ寄せる設定にしてみたいです。

StyleにEDMやダンス系の要素をはっきり書く。
Audio Influence のバランスを変える。
必要なら、歌詞もMashup任せにせず、どのパートにどちらの曲の要素を出したいのか、もう少し手動で整理する。
あるいは、素材にする二曲の長さや構成をあらかじめ整えてから試す。

そういった工夫をすれば、今回よりも「二曲が混ざった」と感じられる結果に近づけるのかもしれません。

一方で、今回のように期待通りにいかなかったからこそ、Mashupという機能の性格も少し見えた気がします。

これは、完成度の高い結果を一発で出すための安定した機能というより、過去曲同士をぶつけて、何が起きるかわからない変化を楽しむための実験機能なのかもしれません。

曲と曲を混ぜる。
でも、どこが混ざるのかは完全には読めない。
歌詞が残るのか、メロディが残るのか、リズムが残るのか、声の質感が残るのか。
その偶然性も含めて、Mashupの面白さなのだと思います。

ただ、正直に言えば、今回の段階では常用する機能ではないかな、という印象もあります。

Sunoの加工系機能では時々感じることですが、加工後に音質が少し劣化したように感じる場合があります。
元曲の持っていた抜け感や音の鮮度が、処理後に少し曇ってしまうような印象です。

もちろん、これも設定や素材の選び方で変わると思います。
ただ今回に関しては、Mashupの効果以上に、音の劣化や一曲目への寄り方の方が気になってしまいました。

それでも、可能性はかなりある機能だと思います。

過去に作った曲が増えていくほど、曲同士を掛け合わせる楽しさも増えていくはずです。
完成した曲をただ並べておくだけではなく、次の創作の素材としてもう一度使える。
それは、AI音楽らしい面白さだと思います。

実際、その後に搭載された Inspo や Create Custom Model のような機能にも、どこか同じ方向性を感じます。

自分の過去曲や、自分の好み、自分のライブラリそのものを、次の創作へ反映していく。
一曲一曲を独立した作品として作るだけではなく、これまで作ってきた曲の蓄積が、次の曲の土台になっていく。

Mashupは、その入口のような機能だったのかもしれません。

今回の「Courage x S.V.D (Mashup)」は、バレンタインソング同士の融合を狙った実験でした。

狙い通りにいったかと言えば、正直まだ微妙です。
EDM側の要素をもっと感じたかったですし、二曲がぶつかって新しい化学反応を起こすところまでは、まだ届かなかったように思います。

でも、新機能を触ってみて、うまくいかなかった理由を考える。
次はどう設定すればいいのかを想像する。
その過程も含めて、Suno創作の面白さなのだと思います。

今回は、少し手探りの Mashup 初挑戦でした。

効果はよくわからない。
音質劣化も気になる。
想像していた融合には届かなかった。

でも、使い方のブレイクスルーが見つかった時には、かなり面白い機能になる可能性も感じました。

二つの曲が、ただ足し算されるのではなく、思いがけない形で新しい一曲に生まれ変わる。
そんな瞬間に出会えるなら、また挑戦してみたいと思います。

これまでに公開してきた他の曲も、Xのハイライトにまとめています。
今回のような実験曲も含めて、Sunoで作ってきた曲をまとめていますので、気になった方はそちらも覗いていただけたら嬉しいです。

思い描いた融合にはまだ届かなかったこの曲も、今はMashupという新しい扉の前で、次の可能性を探す小さな実験の音として鳴っている気がします。

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