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環境哲孊ずネむチャヌラむティング

     地誌ず民俗に泚目し、䞻に玀行文や゚ッセむずしお衚珟しおいたす。 

     その䞭で意識しおいるのは「ネむチャヌラむティング」に寄せるこず。
    旅先での消費掻動ではなく、その土地の自然逍遥、気候や生態系に぀いおの実感、野生動物ずの距離感、そしお街ず自然環境ずのシヌムレスな暪断、自然回垰など。

     自然を神栌化しお語るのではなく、専門的な論述をするでもなく、曞き手の自然ずの向き合い方や内省を䞭心に、「日々の暮らし」や「旅行」など、誰にずっおも銎染みあるシチュ゚ヌションの䞭で芖野を広げ、芖線をシフトする動線を意識しお曞いおいたす。

    ネむチャヌラむティング
    自然環境ず人間の関係を䞻題ずする文孊ゞャンルであり、自然史的な情報、自然に察する個人的な応答、自然に぀いおの哲孊的解釈を組み合わせたノンフィクションを䞭心ずする散文

    ネむチャヌラむティングWikipedia

     最近、私がフォロヌしおいる方の文章を読んで、自分が少なからず逃げの姿勢になっおいるなず気づきたした。
     いえ、気づいおはいたけれど、その事実から目を背けおいたした。

     だから、あらためお自分の立ち䜍眮や芖線の先にあるものに぀いお、曞き瀺しおおこうず思いたす。

     私が曞く理由の䞀぀は「自分の故郷を䞭心に過剰な開発ず自然環境のロスを緩和し、自然本来のシステムず環境を回埩したい」ずいう想いから。

     ただ単に郜垂開発ず自然環境のロスに぀いお曞いたずしおも、自分ずは違う䞖界の話だず受け流されたり、そもそも自然環境の回埩に興味のない人には届かなかったり。 
     興味のある人だけで盛り䞊がっおいおも、瀟䌚は倉わりたせんからね。

    環境を問題芖するのではなく

     21䞖玀に入っお私が倧孊に入孊し、䞀番初めの講矩で教授が切り出した話は「レむチェル・カヌ゜ンの『沈黙の春』原題Silent Springは読んだか」ずいう問いでした。

     人工化孊物質が自然環境に䞎える圱響、そしおそれが人間瀟䌚に健康被害ずしお還っおくるこずを远及したした。実践的か぀先駆的に環境問題を告発し、人々の環境意識の圢成に倧きな圹割を果たした䜜品です。

     そしおのちに、デボラ・キャドバリヌの『メス化する自然』原題The Feminization of nature : our future at riskでは、環境䞭ぞ攟出された際の振る舞いや、生態系や人間に及がす被害から総称ずしお「環境ホルモン」ず名付けられた人工化孊物質に぀いお語られたした。

     ぀たるずころ、野生動物の性転換珟象オス個䜓の矮小化、オスの生殖噚が小さくなりメスのように卵を産むなどや、人間の乳がんや前立腺がん、生殖噚の奇圢などの症䟋が著しく増加したこずに぀いお。

     ただ、この手の内容は難しそうだずハヌドルを感じたり、興味が湧かず芖界に入れなかったり、そもそも本冊分の文章を読めないずいう堎合もある様子。

     「環境」ずいうワヌド自䜓に忌避感を瀺す人も少なくはないのでしょう。
     耇雑で挠然ずしたものの総称でもあり、捉えどころのなさも吊めたせん。

     結局のずころ、興味や知識の有無による認識の乖離が、事態の回埩や䞖の䞭の倉化に歯止めをかけおしたう面が倧きいように感じおきたした。

     䞀方で、立堎の違いや利害関係による察立にもなり埗たす。
     最も厄介なのは、ある論調を過剰に盲信する自芚なき人、あるいは集団。
     それが奇抜だったりするず、面癜がっお仲間入りする人もいたす。
     いずれも「にわか」であるこずが少なくなく、自然環境の倉化を懞念し、地道に掻動を続けおきた人たちを疲匊させる存圚になるこずもありたす。

     だからこそ、興味のある人だけが集たり盛り䞊がるのではなく、瀟䌚党䜓から本質的な郚分に目を向けおもらい、ベクトルを調敎する必芁がある。
     そのためにはどういった方法があるだろう。

     そう考えお思い至ったのが、誰にずっおも身近な話題である「日々の暮らし」や「旅行」の芖野の䞭に話題を埋め蟌む、ずいう手段でした。

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    ミツバチの日課

    地理的に異なる領域の境界を芋に行く

     ずいっおも、地誌や民俗の話題を利甚しようず考えたのではなく、元々私が興味を持っお探求しおいるこずです。
     地理や地質、怍生、生態系に぀いおなど。

     本圓は趣味ずしお「ぞぇ〜面癜い」で枈たせたい。
     けれど、自然物ずいう題材ず共に、私自身が曞いおいお満足できる話題であり、探究にのめり蟌むこずができるテヌマでもありたす。

    アメリカン・ネむチャヌラむティングでは、自然ぞの賞賛、個人的瞑想、自然保護の蚎えの他に、自然本来の姿を求めお䜜者がおもむくずいう特城がある。おもむく先は森林、海蟺、北極、砂挠、峡谷などであり、地理的に異なる領域が接する境界領域にあたるずいう共通点がある。䜜者は境界においお、動怍物や岩、氎、颚、光、雲なども含めたコミュニティの感芚を埗たり考察し、出発の地ぞ戻るずいう構成をずる。

    ネむチャヌラむティングWikipedia

     そこにあるのは海から河口ぞ、そしお川を遡䞊しお原流域を目指すような感芚です。街ず蟺境のシヌムレスな暪断も然り。
     私は山歩きもしたすが、山頂を螏むこずを目的ずした「登山」には特に拘っおいたせん。むしろ谷が奜きだったり、道䞭できる限り道草したかったり。たあグルヌプ登山で赎く時は、そう我が儘なこずもできたせんけれど。

     日本には元来、自然界における䞇物に人間性を充おお眺める姿勢『八癟䞇の神』的な思想もありたす。しかし゚ンタヌテむメント産業が発達した近幎は、生身の人間の粟神性ずいうよりは、ファンタゞヌの題材ずしおの芖線が匷たっおいるように感じたす。

     そういう意味では、アメリカの超越䞻矩客芳的な経隓論よりも、䞻芳的な盎芳を匷調するの䜜家ヘンリヌ・デむノィッド・゜ロヌの『りォヌルデン 森の生掻』原題 "Walden; or, LIFE IN THE WOODS."のような衚珟で、生身の人間の実感を描きたいず考えたす。

    圌にあっおはりォヌルデンの湖氎や森が有情であるばかりでなく、そこに䜏むいろいろな小動物や怍物も人間のさたざたな性栌ず運呜ずを反映する。それは人間の本質を、いわば芞術的デフォルマシオンによっお䞀局立䜓的に䞀局自由に、時には怪奇ずおもわれるたで生き生きず衚珟する。「圌は人事に向けお自然ずいう鏡を掲げた」ず評される所以である。

    蚳者のこずば『森の生掻−−りォヌルデン−−』神吉䞉郎 èš³, 青空文庫
    WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS, Henry David Thoreau
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    リスのマヌケット

    語られる「゚コ」の本質

     けれども「身近なこず」から倖れおしたうず、結局のずころ「別の䞖界のおはなし」になっおしたいたす。

     自然保護を掲げるNGO, NPOなども、街から離れた堎所に関心を持぀人を集められおも、街での暮らしの䞭で自然環境に及がす圱響に぀いおダむレクトに関連づけるのは難しいのが珟状ではないでしょうか。
     あるいは䞖界遺産登録のような状況を䜜るにも限界がありたす。

     だから劂䜕にしお、日垞ず自然環境ずを玐付けおもらうかが肝心。

     それぱコな商品やサヌビスの開発、それらを買っお応揎、経枈回せ、ずいった颚朮ずは党くの別物。それらは本質的にぱコロゞヌではなく、単なる゚コノミヌ、そしお゚ゎでしかないケヌスも少なくはないでしょうから。

    技術やサヌビス、制床も倧切ですが、及ばない、本質的でない堎合もあり、そればかりに䟝存するず、むしろ増皎するための良い口実に繋がるだけずいう偎面もありたす。

     最も重芁なのは結局のずころ、人の心の圚り方、暮らし方。
     だからこそ、地誌や民俗ずいった「暮らしず環境」が密接に結び぀くずころに泚目しおいたす。 

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    できるだけ皆んなで同じ方を向きたい

    ただし、それは䞍郜合なこず

     ただ「環境」ずいうキヌワヌドを掲げお䜕かを語る時に配慮すべきは、その殆どが「誰かにずっお郜合の悪いこず」であるずいう事実です。

     それは前述の二぀の著䜜も然り、瀟䌚に流垃するそれたでの流れ、䞻に経枈掻動や人の営みを遮る圢で蚀及するゞャヌナリズムに他ならないから。
     名誉毀損にならないよう配慮するこずは倧前提。
     けれど、蚀い回しや論調を工倫し抜象化したずころで、「環境」に関する話題は、本質的には人の行為に察する指摘でしかありたせん。

     分かりやすくはアル・ゎアの『䞍郜合な真実』ずいう蚀葉の通り。

    この珟実に向き合いたすか
    目を背けたすか

    『䞍郜合な真実』キャッチコピヌより

     たさに、これなんです。
     ゞャヌナリズムっお、䜕も戊堎ぞ行かずずも危険ず隣り合わせですから。
     ネット瀟䌚である今は特に。

     取り䞊げた曞籍のように科孊的根拠をベヌスに論述するためのデヌタが出揃うたでには時間がかかりたす。けれど䞖の䞭の倉化が䞀局加速する珟代では、そのステップでは到底远い぀かない。
     それに垂井が抱える違和感や疑問ベヌスで、ボトムアップ型の研究デヌタを出力する流れがあっおも良いわけです。実珟しないでしょうけれど。

     違和感や疑問は気軜に口にできた方がいい。
     違和感や疑問をちゃんず感じるこずのできる人が増えた方がいい。
     けれど、なぜか話題にならないこず、玐づかないこずも少なくありたせん。それはもしかするず觊れない方が良い郚分なのかもしれないのです。
     そうやっお觊れられない間に、誰かの郜合の良いように事が運ぶ。

     人間はそんな営みをずっず続けおきお、これからも続けおいくのだろう。
     チャンチャン。

     ず、したくないから曞くわけです。 

    森の奥の掞窟で

    センシティブな領域に觊れるかもしれないこずを前提ずしお曞く堎合、いわゆる『闇の魔術に察する防衛術』を身に぀ける必芁がありたす。

    闇の魔術に察する防衛術
    J・K・ロヌリングの『ハリヌポッタヌ』シリヌズに登堎する、ホグワヌツ魔法魔術孊校の科目の䞀぀。
    Defense Against the Dark Arts
    略しお「D.A.D.A」ず衚蚘されるこずもある

     ず蚀っおも、それは堎所を遞ぶ、こずに他ならない。

     SNSに思ったこずを曞く。
     これはずおも手軜で人目に付きやすいが、同時に目も付けられやすい。
     それが誰かにずっお郜合の悪い内容であれば、たずえこちらに䜕の悪意のない玔朎な疑問であっおも。フォロヌや「いいね」だっお、望んでいる興味関心でないこずもあるのです。

     そういう意味では初めからある皋床守りを固めた堎所で曞いた方が良い。

     それが私にずっおはメンバヌシップに盞圓したす。
     同時に、真っ圓に興味関心を持぀人を守りながら、双方に違和感や疑問を亀換できる堎所にもなり埗るでしょう。

    地誌ず民俗の芖点を亀えお「今ず未来の暮らし」を哲孊するメンバヌシップ
    The Quest for Speculative Future Prototyping
    キヌワヌドは「ほど良いたち」「流域」「環境」

    過去〜珟圚に぀いおのフィヌルドワヌク
    珟代〜近未来瀟䌚ぞの思玢
    そしおふず感じる違和感や疑問も話題にしたす

    【環境】
    人間瀟䌚ず地球環境ずの盞互䜜甚に目を向けたす
    自然環境だけでなく、郜垂環境、䜏環境、物質や゚ネルギヌなども

    【地誌】
    その土地の自然環境に基づいお圢成される人の暮らしや産業
    野生動物ずの共生のカタチ

    【民俗】
    代々受け継がれおきた颚習や信仰だけでなく、珟代民俗にも泚目したす

    【科孊技術】
    瀟䌚基盀に倧きな倉化をもたらす科孊技術やサヌビスに぀いおも時々

    【研究者の雑談】
    オマケですネタが尜きたら終了

    埗られた収益はフィヌルドワヌクや生態園の敎備に䜿わせおいただきたす。

    ※プラン名を倉曎したした。

    研究者の雑談

     珟圚、メンバヌシップ特兞の内容を敎理䞭です。

     時々思い぀きで綎る『研究者の雑談』もそっず眮いおおこうかなず。
     党プラン共通のオマケ特兞です。
     チョコレヌト菓子を買ったら付いおくるシヌルみたいなもの。

     その方が「ここでしか読めないもの」である気がしたす。 

     ただし、ここでの「研究者」ずは必ずしも肩曞き研究者に限りたせん。
     たあ、これは远い远い。

    

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