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未来のあなたへ贈る手紙

    mado no kotoba

    いつもの窓辺に座り、ぼんやりと外を眺める。
    昨日まで肌を刺していた風が、今日は少しだけ柔らかく、微かに春の匂いを運んできた。
    季節はこうして、私が気づかないうちに少しずつ、けれど確実に色を変えていく。

    それは、私自身の心も同じなのだろう。
    昨日感じていたことが、今日には少し違った色に見えることもある。今のこの感情も、きっと十年後の私から見れば、遠い過去の風景のひとつになっているはずだ。

    だから今日は、窓から見えるこの穏やかな景色を添えて、未来の自分へ言葉を残しておきたい。

    「いま、あなたは笑っていますか」

    今の私は、少しの不安を抱えながらも、窓から差し込む光を「美しい」と思えるくらいの余白を持って生きています。
    これから先、立ち止まりそうになる日や、自分がわからなくなる夜が来るかもしれない。
    そんな時は、どうか思い出してほしい。
    かつてこの窓辺で、移ろう日々を愛おしく見つめ、未来のあなたを心から信じていた「いまの私」がいたことを。

    未来のあなたへ。
    この手紙が、いつかあなたを温める小さな光になりますように。

     
     
     
    迷ったとき、疲れたときに開く「やわらかな休憩所」。景色と言葉と写真を綴ります。 二十四節気の『窓辺の暦』と、暮らしに寄り添う『余白のそばにあるもの』をお届け中。 ☕️心とからだを休める「引き算の食事」別館👇 https://note.com/shizukana_diet

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