
そのままの気持ちで
冬の夜、部屋の灯りを少し落として、窓の外をながめる時間です。
心の中のざわめきが、ゆっくりと静まっていくような気がします。
今日のできごとをひとつずつ思い返すと、言えなかったことばや、飲み込んだ気持ちが胸の奥に残っていると感じることがあります。
すぐに答えを出せない自分を、責めないでいたいです。
誰にも見せていない表情や、ことばにならないため息は、それでも今の自分を支えている一部なのだと受けとめます。
弱さに見える部分にも、静かな強さがひそんでいるのかもしれません。
眠る前に、深く息を吸ってゆっくり吐くと、体のどこに力が入っているのかが少しだけ分かります。
その力を少しゆるめるだけでも、心の輪郭がやわらいでいくように感じます。
頑張ろうとする気持ちも大切ですが、今夜は「ここまで来られた自分」をそっと認めたいです。
たどりついた場所を否定しないことで、明日を見る目もやさしくなると思います。
静かな夜に、何も決めないまま過ごす時間があってもいいのだと、自分に伝えたいです。
そのままの気持ちでいても大丈夫だと、心にそっと言い聞かせて眠りにつきたいと思います。