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「書きたい」を優先した作品が報われた日 ―カクヨム公式評価が一変させた世界

以前noteで、こんな話を書きました。

「書きたい」を優先して書いた15話。
「戦略」を優先して書いた1話。

前者が15話かけてコツコツ積み上げたPVを、
後者はたった1話で抜き去ったという話です。

この経験から私は、

自分のテーマを一人でも多くの人に届けるためには
「書きたい」だけではなく、読者を物語に引き込む“技術”も必要なのだろう

そんな結論に至りました。

ところが昨日、
この考えに真っ向から異を唱えるような出来事が起きました。

「書きたい」を優先した作品が選ばれた

PVは低迷。
評価もほとんど付いていない。

正直、完全に埋もれていた拙作
「『ガクチカ』がないので、異世界で働いてきました」

それがなんと――
カクヨム公式の「金のたまご」に選出されたのです。

正直、かなり驚きました。

むしろ疑問だったのは
「どうやってこの作品を見つけたのか?」ということ。

ランキングの上位でもなく、話題になっているわけでもない。
そんな作品を公式が拾い上げた。
その事実だけでも、かなり衝撃的でした。

公式評価が変えた世界

では、選出後に何が起きたのか。
数字でいうと、こんな感じです。

  • PV:約100 → 選出後2日で1000PV

  • 作品フォロワー:一桁 → 100件以上

  • 週間ランキング(現代ドラマ):820位 → 56位

完全に止まっていた作品が、一気に動き始めました。
これほどまでに世界が変わるのかと、自分でも驚いています。

実は、かなり悩んでいました

この作品、先述の通りかなり伸び悩んでいました。
そのため、いろいろとできる範囲で対策もしてきたつもりです。

  • あまりにも伸びないため一旦休載

  • 休載中に掴みを強化する導入エピソードを追加

  • 読者導線を作るため自主企画を立ち上げ

できる範囲で、できることはやったつもりです。
それでも状況は変わらず
「カクヨムではこれ以上は難しいのかもしれない…」
そんなふうに半ば諦めかけていたのも事実でした。

「いい作品はいつか見つかる」は本当なのか

よく言われる言葉があります。

「いい作品は、いつか誰かが見つけてくれる」

正直、私はこの言葉を半分は綺麗事だと思っていました。

自身の拙作が「いい作品」なのかどうか、未だに自信はありませんが、
でも今回、「それを体現してもらった」そんな感覚がありるのも事実です。

書きたいものと、読まれるもの

今回の出来事で思ったのは、
「書きたい」と「戦略」は
どちらか一方ではないということです。

  • 読者を引き込む技術は確かに必要

  • でも、書きたいものを貫く価値も確かにある

そして時々、
思いがけないタイミングで誰かがそれを見つけてくれることもある。

今回の出来事は、
そんなことを改めて考えさせてくれました。


最後になりますが、
作品を見つけてくださったカクヨム公式レビュワーの愛咲優詩さん、
そして新しく読みに来てくださった読者の皆さまに、
心から感謝を申し上げます。

この作品、実は間もなく完結するのですが、
せっかくの機会なので、スピンオフという形で、もう少しこの物語を書き続けてみようと思います。


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