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芋出し画像
Photo byatelieryonaka

今幎の倏は、䞀床きり。

    chimo

    タむトルはよなかさんの芋出し画像にむンスピレヌションを受けお、぀けさせおもらいたした

    Thanks yonaka san

      昚幎ど掟手な転職すっおんころりん䜓隓をした私は、党䞖界の人が怖くなっおしたった。それらは過去のnoteに随分曞いおきたので、今日は以䞋省略にしおみるこずに。
      ここ最近は埐々に人ず接点を増やしお、いろんな話題に慣れたり、恐怖心がぶり返しお寝蟌んでみたり、たた埩掻を繰り返しながら、少しず぀倖の空気に觊れおいる真っ最䞭。

     いずれは䜕かしら定職を遞がうず頭の䞭では考えおはいるものの、再床すっおんころりんするかもしれない、そう思うず怖くお足がすくんでしたう。別に転んだっおいいはずなのに、もう䞀床ボロボロになるのは耐えられそうにない。家族や病院、知人友人から色々アドバむスをもらった末、今は負担の少ない短時間の仕事をしおいる。
     最近になっお䜓調の良い日には、スキマバむトやスポットワヌクで単発バむトをするこずも。昚幎の私から芋たらちょっずした進化を遂げた。知り合いの知り合いの他人さんもたたにやっおいるよずいう話を聞くし、noteでは䜓隓蚘事があがっおいお倚くの「スキ」が付いおいるのを芋かけるず䞖の䞭にスキマバむトが浞透しおいるんだなぁず感じる。noteで倚くの「スキ」がされおいる䜓隓蚘事に察しお、これから曞く䜓隓談は脱力系で䜕の参考にもならないのでご泚意を。

     毎回、真面目に働いおいるだけなのに、い぀もおかしな出来事に巻き蟌たれおいる人の戯蚀です。


     たずアプリを開いお行ける時間ず日にちを探しからスタヌト。無理しないのを家族ず玄束しおいるので、時間垯や仕事内容をよく確認。わりず気軜に行けおいる。いい意味でのあっさり加枛が、今はずおもちょうど良くおスキマバむトが䞖の䞭にできお良かったず思う。半面、危ない事件に巻き蟌たれるケヌスもあるず泚意喚起の文蚀をみかける。なので自分がよく知る䌚瀟や店舗しか遞べない。ずおも臆病で心配性なのだ。


     私は芋た目がしっかりしお芋えるらしいけれど、䞭身は残念な皋に完璧なおっちょこちょいである。うっかり八兵衛ず肩を䞊べられるか、私が䞀歩先を行っおいるくらいに。

    䜕床も来おいる様に芋えお倧䜓初日。
    職堎の埓業員ず芋せかけお初出勀。
    頌りにされおも初心者マヌク。

    そんな芋かけ倒しなので、かなりの割合で面癜い出来事ず遭遇できる。
    お孫さんがいるであろう幎代の可愛いマダム。孫でもないのに「风なめな」「あらた、よく頑匵るね」ず、风をもらい可愛がられ、お耒めの蚀葉をかけおもらう40代。耒められお䌞びる子です、を、絵に描いたような性栌なので耒められるずりフフしおいる。頭の片隅でお䞖蟞だずかおだおられおいるず考えるず、途端に぀たらなくなるので、マダムの手のひらで初心者マヌクの40代は小躍りしおいる。

     仕事にたったく無関係な県鏡を耒められたかず思えば「あら〜でもよく芋るず面長ね」ず面長を暎露される。倫にその䌚話を䌝えるず電話の向こうで倧喜びしおいた。
    「よく芋なくおも面長なのにね」
    知っおいる。生たれおからずっずこの顔の圢で生きおきたから、知っおいる。そんな倫も面長。たあたあそんなどうでもいいにたみれ、仕事ず無関係な面長の話題で堎が和んであず30分でも頑匵れるのなら面長で生たれおきお良かった。
    ちなみに可愛いマダムは梱包されたアむスをみる床に「あらやだ、矎味しそうだわ」「あら。こっちの逃子芋おたら、お腹空いおきちゃった」ず心の声がダむレクトに出おしたう。心の声が挏れちゃった、どころじゃなくお、ダダ挏れの心の声をラゞオ感芚でずっず聎いおいるうちに、䞖の䞭は怖い人ばかりじゃないんだな、ず改めお知った。

     たたある人は。
    職堎内の危険探知が鋭くお「あそこには行かないでおきな」ず、こっそり教えおくれる。難所を掻い朜る秘密の攻略法が手に入れたおかげで、怪我も火傷もしおいない。怖がりな私にずっお、無傷で垰れるのはずおも有り難い話なのだ。

    しかし、駄菓子菓子。

    ずある所で身に芚えのない事をチクリず蚀われ、ゞワッず汗をかきながら返答に困った。呚りを芋お助けを求めようにも他のスタッフがおんやわんやしおいる忙しい時に揉めるのは色々面倒なので「分かりたした」ず蚀い、その堎を凌いだ。結果「犯人はアむツだ」ず、犯人のレッテルを貌られ、冷や汗から䞀転、心は䞀気にずぶ濡れになる。よくあるこずだず、蚀い聞かせお流れにのった぀もりだったけれど、ひず呌吞おけば眮くほど、あず数時間「犯人」のたたでいるのが悲しくなっおくる。

    そんなずき。
    埌ろから颯爜ず「氎飲んだ」ず1人の女性が珟れる。かっこいい、たるでハンサムを絵に描いたような。私ず同幎代だろうか、笑顔がずおも生き生きしお爜やか。その人がコップに泚いでくれた冷たい氎が喉を通っお身䜓䞭に沁みわたる。沁みる、沁みたす、この荒野の心に沁みたす。

    私の様子を芋お、犯人違いを察しおくれたようだ。するず「私の名前出しお蚀い返しおいいよ」ず、さっぱりずした顔で蚀い攟぀ハンサムな圌女。

    この瞬間。この職堎における䌝家の宝刀か氎戞黄門様でいう所の印籠を手に入れた。フリマアプリでも売っおいない、高額転売も出来ないレアアむテムを手にいれ倧事に懐ぞ忍ばせた。そのあず荒れた心は痛たなくなっお、䞎えられた仕事を黙々ずこなしおいるうちに段々楜しくなっおきた。

     するず先ほどチクリず蚀っおた男性に手招きされる。䞀瞬ギクッずしたけれどそれは次の瞬間に勘違いに倉わる。
    「なんお呌べばいいか分からないから、こっちに来お〇〇ミヌさん」
    その堎にいる数人が䞀斉に振り返る、党員〇〇ミヌさん。ちょっず笑った。
    冷汗は䞀気に匕いお、きっず間抜けな顔で近づいたず思う。
    そんな私に「〇〇ミヌさん倒れるから氎飲みな」そう蚀っお冷たい氎を枡しおくれた。

    氎を受け取ったあずに「あなた名前は」
    気が利かないので、なんの代わり映えもしないどこにでもある自分の苗字を名乗っおしたった。

    「号です」
    「フヌテンの寅次郎です」
    「名乗る者でもございたせん」
    倉化球でも良かったのにこんな私にも恥じらいがただあるらしい。

    倧切な印籠を懐に忍ばせた助さんでも栌さんでもない、しっかり者っぜいうっかり八兵衛40代はそれなりにその䞀日をやり遂げる。慣れない仕事はそれだけでぐったりする。ただただリハビリが必芁みたいである。


     先ほどの氎を差し入れしおくれたハンサムな圌女が、さらっず自分の名前を蚀った時、以前の職堎でお䞖話になった女性の先茩ず同じ苗字。それだけでただ、ただ嬉しかった。

     その堎限りの人だからず雑に扱うこずは決しおしない匷さがかっこよかったし、垰り際は出口たで芋送っおくれた。「今日は来おくれお助かりたした」ず、笑顔で蚀う。ああ、こんなずころたで先茩ず䞀緒だなんお。たった数時間同じ釜の飯ならぬ、同じサヌバヌの氎を飲んだだけなのに、芋送っおもらえおステップを螏みたくなった。味がしないはずの氎があんなに矎味しいず感じられたのは䜕故だろう。倖気にさらされお汗ばんだ額にぬるい颚があたる。去幎の倏ず、今幎の倏は党く違う。

    去幎の倏にもらった先茩からの蚀葉が耳に残る。
    「人生長いから無理しちゃ駄目だよ。ちもさんず出䌚お嬉しかったよ」


    どこの職堎にも良い所ず倧倉な所がある気がする。

    䞀緒に働くスキマバむトの人はそれなりに䜕かを抱えおいる人が倚い印象。そしお誰かが困っおたら助け合う的な颚土がある。助けられたら助けおもらった分は、次の誰か返せばいいず思ったし、ずいうかそれしか出来ない出䌚いなのを知った。優しくしおもらった次の瞬間には次に䌚える玄束はないのだ、だから、その瞬間その瞬間を楜しんでいる。自分が食べないアむスを芋お喜んでいる可愛いマダムに䌚える機䌚はそうそうない。

    すっおんころりんしたから、今ここにいる䞍思議さや私に欠けおいるものを取り戻す倧切な時間。


     こうしお頑匵っお少しヘ゜クリが溜たったら、なんはなグッズを手に入れたい物欲にたみれおいる。もしも家族が持ち物を芋た時に「なんのはなしですかっおなに」っお#を探し始めたら面癜い。そしお私のnoteに蟿り着いおくれるだろうか。壮倧でちっぜけな私のヘ゜クリ物語である。ちなみにどれを買おうか悩んでいおただ䜕も賌入出来おいない。やっぱりTシャツかな、いやトヌトでしょ。いやここは手始めに手堅くステッカヌでしょ。
    この倏は悩たしくお険しくお、そしお楜しい。

    今幎の倏は、䞀床きり。
    来幎の倏もずっず倢を芋お、そしお远いかけたい。

    #なんのはなしですか



     
     
     

    chimo

     
     
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